月刊プロパティマネジメント 2021年9月号

【特集】
都市の「裏方」から「センター」へ
物流施設複合開発

物流施設にオフィス、商業施設、住宅、コミュニティパークなどを付帯・複合し、
付加価値を高める開発手法が大きなトレンドとなってきた。
物流施設本来の機能を増幅し“まちづくりの中心”に据える発想がこれからの常識となりそうだ。
特集は物流施設の付加価値、収益をさらに高める＋αの潮流を紹介していく。

コンテンツ

PICKUP　なぜ「物流施設複合開発」か？
まちづくり型物流施設開発、プロジェクトはこう作る

物流施設の開発競争が激化するなか、デベロッパー各社はテナント企業やワーカーを惹きつけるため、付帯施設の充実や用途複合を試行錯誤している。日本物流不動産学研究所の鈴木邦成氏に、市場の現状やプレーヤーの動きについて話を聞いた。

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物流の進化が都市に変化促す
苦瀨博仁氏［計量計画研究所］に聞く

まちづくり型物流施設開発
プロジェクトはこう作る
鈴木邦成氏［日本物流不動産学研究所］に聞く

商業施設側からみた
物流と融合する未来像
PM編集部

【＋レジャー施設】
地域社会・環境と共生
物流施設＋都市の進化型
三井不動産ロジスティクスパーク船橋

【＋商業・公園】
都市部でまちづくり型複合開発
物流施設に圧倒的付加価値を
GLP大阪市東住吉区まちづくりプロジェクト

【＋産官学拠点】
物流施設がまちづくりの核に
行政・地域からのイメージ刷新
プロロジス東海太田川プロジェクト

【＋オフィス】
オフィスビル＆物流施設の業態
成長企業の囲い込みに威力大
ヒューリックロジスティクス葛西

【＋公園・遺構】
開発地固有の資産を保全
イメージ向上とESG強化に
ESR横浜幸浦ディストリビューションセンター

【＋冷凍冷蔵倉庫】
収益安定、ESG配慮で
コアマネーの投資熱上昇
霞ヶ関キャピタル

【＋セルフストレージ】
都市部・専用施設を量産
用途複合化で投資妙味増す
パルマ

J-REITの借入金動向
山崎成人［REIT アナリスト］

独パトリシアが対日投資を本格化
3～4年で資産規模3,000億円到達へ

ニューノーマルの不動産ブランド「NEWNO」
SFMLみらいパートナーズが立ち上げ

中国・公募型不動産投資信託（C-REIT）の全容
将来的に60兆円超の巨大市場化目論む

スターツAMがコワーキングスペース運営
施設運営力向上、REIT物件での展開視野

日本商業不動産保証がPM事業参入
保証ノウハウがリーシング力に直結