不動産テック企業のグラフェンユニファイが開発した「Armada(アルマダ)」は、オフィス、商業施設、物流施設などの管理運営効率を高めるだけでなく、テナント満足度を向上し、ビルの持続可能性を高めるクラウド型サービス である。
プロパティマネジャーの業務工程を統括管理し作業履歴をデータベース化する業務効率化システムは数多いが、Armadaはこれらに加え、テナント、ビルオーナー、ビルメンテナンスなど、ステークホルダーとの連携力(エンゲージメント)を高める機能を搭載していることが大きな特長だ。
具体的には、入居テナント企業の経営基本情報やPMとの商談内容、契約履歴をデータベース管理する「顧客・建物・実績管理(基本パッケージ)」、「契約・商談管理」に加え、テナント企業やその社員と繋がり、やり取りの効率化や付加サービスを提供する「テナントマネジメント」「メンバー サービス」機能を持っている。