2019年10月からは、サテライト型シェアオフィスの「H1T(エイチワンティー)」を展開、拠点数を拡大中である。PMO、H1Oのテナント企業だけでなく、それ以外の幅広い利用者による、外出時の都度利用や郊外でのリモートワークを想定したもの。オープン席(ラウンジ)とボックス席、個人ブース席、会議室が基本構成だ。
利用料金は15分150円(オープン席の場合)から。登録会員は約8万8,000人におよぶ。38拠点を展開済みで、2027年度までに直営150拠点(提携含む300拠点)までの拡大をめざす。
「オフィスは、企業の成長や事業の目的に合わせ、複数の拠点を組み合わせて使う時代になってきた。BCPの観点でも分散化は有効と考える。3つのブランドで、企業ごとに異なる需要やその変化にも柔軟に対応できる」(諸田氏)。