SBSは最寄りの東急田園都市線用賀駅直結で、渋谷駅まで10分強という交通利便性もさることながら、金銭(不動産価格)では測れない価値、いわば「おまけ要素」を持つ物件と考えている。
周辺にはほかに高層ビルが存在せず、高架の首都高速3号線からはSBSが非常によく目立って見える。そこで当社のロゴマークをビルに設置することにより、絶好の広告看板として機能すると期待される。加えて用賀駅には「GMOインターネットTOWER前」の副名称も付与した。こうすることにより、車内アナウンスを通じて耳からも当社名をインプットできるようになる。
こうしたおまけ要素は、当社グループに対するブランド認知をじわりじわりと高めてくれ、100年先も企業を存続させるうえで計り知れない効果があるはずだ。昨今ESG/SDGsへの注力が企業経営に求められるなか、それらに関わる非財務要素の重要性が増している。それと同じように、財務指標では表せないブランド力は、顧客や投資家に選ばれ続ける企業になるための根幹をなしているのだ。