【特集】
商業施設
問われるリアル空間としての真価
商業施設・ショッピングセンターの利用動機は低下、かつてのようなテナントの顔ぶれやMD構成だけで人を集めることは困難となっている。いま、商業施設に求められるもの――それは、地域とのつながりや連続性、さらに広場、公園、通路などを効果的に配すことで「行きたくなる」「歩きたくなる」というリアル空間としての価値を最大化することだろう。昨今、新規開業する商業施設からも、こうした「空間消費」とでも呼ぶべき開発志向が読み取れる。
本特集では、今春開業した大型商業施設をビジュアルで紹介するとともに、リアル空間を巧みに活かした商業施設をレポート。さらにウォーカブル視点で地域の不動産価値の向上にも寄与する、アメリカの最新商業施設開発トレンドも紹介する。
重要なお知らせ
『月刊レジャー産業資料』では、在宅勤務等の拡大を鑑みて、年間定期購読契約者様向けに、誌面PDFデータのダウンロードサービスを実施中です。ご登録のメールアドレス宛に利用方法をご案内済みです。アドレスを未登録の方は leisure-08@sogo-uni.com 宛てに、メールタイトルを「誌面PDF希望」とし、必要事項(貴社名、所属部署・役職、担当者氏名、メールアドレス)をご連絡下さい。
■ニューノーマルに向けた
海外観光立国のリカバリー展望(24)
カリフォルニア州(米国)
篠田香子
■データで見る レジャー&サービス主要業種動向(8)
百貨店
帝国データバンク
■ホテルサービス喜怒哀楽(99)
鉄道とホテル
瀧澤信秋
■たんちてるの観光地再生奮闘記(126)
宿街再生への第一歩
たんち てる
■NEW OPEN
6月開業施設一覧
◎柏市の国立がん研究センター東病院敷地内にがん患者とその家族が利用できるホテル
◎京都にブティックホテルを改修した産後ケアホテルがオープン
◎サムティと刀が「ネスタリゾート神戸」の経営権を取得
◎バンヤンツリーが日本での出店を強化。世界5つ目の拠点としての確立を目指す
◎石川県の温泉旅館敷地内にHIS初のグランピング施設「GLAMHIDE WITH DOG KOMATSU」開業
◎和歌山の無人島にハイクラスなグランピング施設「An Eland 〜グランドーム和歌山白浜〜」オープン