亀戸の歴史を引き継ぎ
新しい時を刻む生活創造拠点へ
JR総武線「亀戸」駅から徒歩約2分、東京都江東区亀戸6丁目の商業地域に4月28日、野村不動産グループが、同社グループのフラッグシップ商業施設と位置付ける「KAMEIDO CLOCK」(カメイドクロック)をグランドオープンさせた。同年1月に竣工した地下2階地上25階建て・全934戸の分譲マンション「プラウドタワー亀戸クロス」との住・商・学+広場で構成される大規模複合施設で、2016年3月に閉鎖された商業施設「サンストリート亀戸」の跡地となる敷地に完成させたもの。
同敷地は、1939〜93年まで、第二精工舎(現セイコーインスツル)の東京工場がモノづくりの拠点として存在。その後、工場閉鎖に伴い、商業施設「サンストリート亀戸」に生まれ変わったという経緯をもつ。
そうした歴史をネーミングに組み込んだ「カメイドクロック」は、前身の「サンストリート亀戸」のDNAを引き継ぐとともに、地域住民が刻んできた亀戸の歴史と新しい住民が手を取り、これからの時を刻む生活創造拠点と位置づける。