キーワード検索

サイト内検索を閉じる

月刊レジャー産業資料 2021年12月号

【特集】
[企業ミュージアム][ファクトリー][ショップ]
多様化する顧客接点の場づくり

企業ミュージアムや工場見学など、企業の歴史や自社商品の製造過程を一般向けに広く訴求する「企業PR施設」。最大の目的は、顧客接点機会の創出による、いわば“ファンづくり”にあるが、近年そのスタイルの多様化が著しい。
エンターテイメント性に富んだ体験価値を提供する施設はもとより、できたて・つくりたてが楽しめる直売ショップや飲食提供機能を充実させる動きも盛んで、その集客力には商業系デベロッパーも注目する。さらには、地域に不可欠な周遊スポットとして広域からの観光客の流入にも貢献を果たすなど、単なる一企業のPR機能の枠を超えた「集客施設事業」へと変貌しつつある。本特集では、企業PR施設の意義やニーズ、開発のメリット、魅力づくりの手法などを明らかにするとともに、注目事例を通じてそのさらなる可能性を探った。

 
重要なお知らせ

『月刊レジャー産業資料』では、在宅勤務等の拡大を鑑みて、年間定期購読契約者様向けに、誌面PDFデータのダウンロードサービスを実施中です。ご登録のメールアドレス宛に利用方法をご案内済みです。アドレスを未登録の方は leisure-08@sogo-uni.com 宛てに、メールタイトルを「誌面PDF希望」とし、必要事項(貴社名、所属部署・役職、担当者氏名、メールアドレス)をご連絡下さい。

月刊レジャー産業資料2021年12月号
定価:6,930円(本体6,300円)

年間定期購読料

最新号から
定価:93,500円(本体85,000円)[送料込]

コンテンツ

【特集1】[企業ミュージアム][ファクトリー][ショップ]――多様化する顧客接点の場づくり

「うなぎパイ」の春華堂は、なぜ集客施設事業に力を入れるのか
――山崎貴裕社長に聞く、狙いとこだわり、そして成果

浜松みやげの“定番”である「うなぎパイ」を製造・販売する居t華堂は、「うなぎパイファクトリー」「nicoe」「SWEETS BANK」を開発・運営するなど、集客施設事業にも力を入れている。地域活性までを視野に入れるその戦略を、牽引する山崎貴裕社長に聞いた。
[OVERVIEW]
拡張する企業ミュージアムの機能と役割
──開発・リニューアルの方向性
石川貴敏[樺O青研究所 文化空間情報部 部長 上席研究員]
[VIEWPOINT]
集客施設の視点から見た
企業ミュージアム・工場見学・直販施設・体験型店舗の動向
三浦直子[文殊リサーチワークス]
[INTERVIEW]
山崎貴裕氏[居t華堂/鰍、なぎパイ本舗 代表取締役社長]
お菓子メーカーが浜松市内に複数の集客施設を展開
商品開発との両輪で新たな客層にもリーチする
[CASESTUDY]
ダスキンミュージアム[ダスキン]
「清掃衛生」「ドーナツ」2つの基幹事業の認知拡大を通じ
企業としてのファンづくりへ
Mulabo![村田製作所]
自社の研究開発拠点に設けた
科学を学べる子ども向け体験
田辺三菱製薬史料館[田辺三菱製薬]
医療用医薬品の最老舗が展示空間を活かしつつ
地域の同業他社と連携し街の価値向上にも取り組む
キザクラカッパカントリー[黄桜]
クラフトビール解禁を機に既存の酒蔵を展示・飲食空間に
京都ならではの観光と地域需要を併せて吸収
OH!!! ∼発酵、健康、食の魔法!!!∼[ピックルスコーポレーション]
ハイクオリティな4つのコンテンツを複合し、
埼玉・飯能の地域観光活性にも貢献へ

【特集2】
花火大会・海水浴・夏祭り――激変した環境下で模索する持続可能性

夏の定番レジャーを貴重な地域資産と捉え、持続可能なものへと発展させ地域活性化にどうつなげていくか。本特集では、こうした動向を花火大会からのアプローチで紐解き、あわせて花火、祭り、海水浴それぞれの2019年集客数上位30件について、過去5年分の集客実績と今年の実施状況などをレポートする。
[夏の定番レジャーを持続可能なまちづくりに活かすには]
地域資源としての花火の力
池原沙都実[鞄本経済研究所 地域本部地域産業部 副主任研究員]
[夏季イベントの集客状況2021/ 過去5年集客データ]
花火大会
逆風のなかで、新しい形での開催様式を探る動きが顕在化
<PICK UP>
地域企業・自治体の負担にならない持続可能な大会様式を追求
――三陸花火競技大会(岩手県陸前高田市)
夏祭り
新たな様式での開催も、本来のダイナミズムは遠く
<PICK UP>
県名目GDPの1.26%を占める青森県二大祭りは今年も中止に
――青森県「弘前さくらまつり」「青森ねぶた祭」
海水浴
開設率は昨年並み。緊急事態宣言による途中休場も全国で発生
<PICK UP>
コロナ禍でみえた、マリンスポーツとの“共存”という可能性
――由比ヶ浜・材木座・腰越海水浴場(神奈川県鎌倉市)

TREND EYES

イオンモール Nagoya Noritake Garden
オフィス複合型商業施設の第一号を名古屋駅徒歩圏に開業
京都 竹の郷温泉 万葉の湯
既存温浴施設を全面リニューアル
ホテルとの併設で京都観光の新たな形を提案
ロウリューランド
商業施設内にサブスク制の個室サウナがオープン
女性をターゲットに“サウナの美容習慣化”を訴求

Front Lines

東京タワーに国内最大級のeスポーツ施設が来春誕生
ライブエンタメと掛け合せ、コア層以外の裾野拡大目指す
――RED°TOKYO TOWER
岐阜の大丸開発が埼玉・川越に
日帰り温浴施設を開業
――小江戸温泉 KASHIBA

連載・コラム

    • ■【シリーズ】
       注目業種 市場調査レポート(1)
       オートキャンプ
       綜合ユニコム 企画調査部

    • ■【新連載】
       ゴルフマーケット持続的成長への道筋(1)
       ゴルフ人気をブームで終わらせない!
       山下 正

    • ■ifsインサイト マーケティング戦略アップデート(最終回)
       変化すること、しないこと
       山下徹也 伊藤忠ファッションシステム

    • ■ホテルのブランド研究(26)
       アロフト
       永宮和美

    • ■ニューノーマルに向けた
       海外観光立国のリカバリー展望(16)
       コロンビア
       篠田香子

    • ■集客力アップ! 現場で役立つ新販促アイデア(5)
       独自性が商品開発の要
       上妻英夫

    • ■ホテルサービス喜怒哀楽(91)
       ホテルでの備品盗難
       瀧澤信秋

    • ■たんちてるの観光地再生奮闘記(118)
       構想実現のための体制づくり
       たんちてる

    • ■NEW OPEN
       10月開業施設一覧

News&Topics

    • ◎和光市初の公民連携事業、温泉施設含む複合施設「わぴあ」が誕生

    • ◎「長崎市恐竜博物館」が開館。全身骨格レプリカや市で発見の化石を展示

    • ◎ホテルを国内初の完全個室型のサウナ&フィットネスクラブにコンバージョン

    • ◎『はらぺこあおむし』作者の世界観が体験できるインドアプレイグラウンド施設が開業

    • ◎ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツの新ブランドが年内に2施設開業へ

    • ◎横須賀の「さいか屋」が既存の大規模カラオケ施設を複合アミューズメント施設に転換開

月刊レジャー産業資料2021年12月号
定価:6,930円(本体6,300円)

年間定期購読料

最新号から
定価:93,500円(本体85,000円)[送料込]

関連商品

関連リンク

ページトップ