[特集]
新たな開発形態としてなり得るか
……「コンパクト会館」の可能性
現在、葬祭会館建設の主流は家族葬特化の小規模会館が中心になりつつある。なかでも、延床面積60坪程度のコンビニエンスストアからの転用施設は全国各地で展開されるようになった。加えて、このコロナ禍で会葬規模は親族のみ(10人以下)のケースが多くなり、「会葬規模のシュリンク化」にも歯止めがかからない。
こうした状況が続くとすれば、葬祭会館のさらなるコンパクト化(=コンパクト会館)が進む可能性も否めないだろう。
本特集では、コンビニサイズ以下のコンパクト会館を展開する6社6事例に着目。コンパクト会館を展開するまでに至った経緯と利用動向等、さらにはコンパクト会館自体の可能性についてケーススタディから学ぶ。
メモリード、東京都三鷹市に会館オープン
長野・みつわ、長野市内に同社初となる会館出店
愛知・東海典礼、蒲郡市に新ブランド1号店を開設
広島・報恩舎、家族葬会館をリニューアルオープン
きずなグループ、熊本県内18か所目の会館開設
香川・綾川葬祭、ペット葬・樹木葬事業に参入
21年の死亡数、145万2,000人余
■永続する葬儀社になるための人材育成・採用戦略[10]
つむぎ 代表取締役 前田亮氏