キーワード検索

サイト内検索を閉じる

[ヘルスケアアセット]の事業評価・投資判断とAM実務 連続セミナー
【第2部】
[病院アセット]の投資評価とAM実務


大好評につき、2部構成の連続セミナーにて追加開催!
ESG不動産投資の対象としても〔ヘルスケアアセット〕に注目!
難易度が高いオペレーショナルアセットの投資・AM手法を徹底解説。

M&Aや病院建替えに伴う資金調達ニーズで
病院不動産の流動化に向けた機運が高まってきた!
病院アセットの投資適格性の判断・評価手法を体系立てて解説する。

  • 病院
  • 投資
  • セミナー
第1部:[高齢者住宅・施設]の投資評価とAM実務
[開催日] 2022年11月17日(木)13:00〜17:00

第2部:[病院アセット]の投資評価とAM実務
[開催日] 2022年11月24日(木)13:00〜17:00
 わが国でヘルスケアリートが誕生して8年目を迎え、総合型や住宅型を含めてリートが保有するヘルスケアアセット(高齢者住宅・施設、病院等)の資産規模は3,000億円に迫ってきました。Jリートの資産総額21兆6,000億円からすれば微々たるものですが、私募リートや私募ファンドならびに大手不動産会社が保有している物件を含めると6,000億円規模になると推測されています。特に、機関投資家等からの要請が高まるESG不動産投資の対象として、「S(社会性)」の視点ではヘルスケアアセットが最適なこともあり、今後さらに投資が活発化してくると予想されます。
 しかしながら、オペレーショナルアセットのなかでも最も難易度が高いと言われるヘルスケアアセットであるだけに、投融資の目利きができる人材が決定的に足りないことが、投資が進まない最大の理由ともなっています。

 本セミナーでは、高齢者住宅・施設の施設長や病院の事務長を務め、かつ金融機関にて有料老人ホームへのノンリコースファイナンスをいち早く手掛け、さらにアドバイザリーファームにてヘルスケア分野のリスク分析やオペレーター評価にも精通し、現在はヘルスケア施設の開発・投資に携わる細見真司氏(霞ヶ関キャピタル)を講師にお迎えし、その投資判断やAM手法について解説いただきます。[高齢者住宅・施設]と[病院アセット]の2部構成に体系立てることで、より実務に即した内容となっています。

 ヘルスケアアセットへの投融資ならびに開発に関心を寄せる投資ファンド・金融機関・不動産会社の皆様をはじめ、施設流動化で新たな経営戦略・資金調達を目指される医療機関や高齢者住宅・施設事業者の皆様のご参加を強くお勧めいたします。  

セミナープログラム

13:00〜17:00 ※1時間ごとに休憩を挟み進行いたします

T. 医療ビジネスを取り巻く、Withコロナ時代の環境変化  

1. COVID-19によるヘルスケアセクターの動向とWithコロナの医療ビジネス
2. コロナ感染禍による医療機関の経営への影響



U. 病院アセット投資のマーケット環境

1. 国内上場リートによる病院不動産への取組み
2. 【投資家サイドの視点】 ファンド、私募リートによる証券化進捗状況とその課題
3. 【デベロッパーサイドの視点】 国内大手デベロッパーの病院不動産開発のトレンド
4. 【レンダーサイドの視点】 ヘルスケアアセットのレンディング状況


V. 医療法人の事業評価と投資判断

1. 医療法人の事業特性
  投資対象としての病院事業の特徴/病院の事業価値評価の留意点
2. 病院のマーケット調査の手順
3. 病院事業の収益構造とキャッシュフロー分析

  収益のツリー構造分析/診療科目別の生産性分析/ライフサイクルコストの分析


W. 医療法人の経営戦略と病院アセットの投資手法

1. 病院投資の課題とデューデリジェンスの実務
2. 医療法人の事業承継とM&Aの検討
  M&A・統合支援・事業承継における課題/医療法人と株式会社の意思決定機関・経営権/
  医療法人のM&A手法の類型/医療機関のM&Aに係る各種届出
3. 病院不動産の建替えと流動化による財務オフバランス
  老朽化した病院の新築移転のニーズ/病院建替えプロジェクトがむずかしい3つの理由/
  病院建替えプロジェクトの実務


X.「病院不動産」投資の評価と実務

1. 病院等を対象とするヘルスケアリートガイドラインの概要
2. 病院不動産を投資対象として取り扱う意義・目的
3. 投資対象としての病院不動産の分類と投資適格性の分析
4. 病院種別の収益性と投資適格性の判断
5. 病院不動産投資の機会とリスク
6. 病院不動産への投資手段
7. 病院不動産流動化の事例研究



Y.「病院不動産」投資のストラクチャーとAM実務

1. 病院不動産の投資フローと実務
 ヘルスケアアセットの投資フローと病院投資実務の特殊性の論点(病院不動産投資のバリュエーションと
 キャップレート、病院不動産投資のドキュメンテーション、ヘルスケアリートのガイドラインに準拠した
 ストラクチャー構築とリートの体制整備)
2. 病院不動産のAM(アセットマネジメント)実務
 医療法人へのガバナンス体制の考え方(ガバナンスの視点からみた医療法人の特徴、医療機関における
 発言権の確保、医療法人との賃貸借契約、病院専門家の関与のさせ方、モニタリング、コベナンツヒットによる
 オペレーターとの交渉方法、賃貸借契約書における契約上のコベナンツ設定)/医療法人を対象とした
 契約書のドキュメンテーション/病院投資後のモニタリング体制の整備(金融機関向け報告事項、
 投資家向け報告事項)/病院のキャッシュフローと賃料負担力分析


開催日時 【第1部】 [高齢者住宅・施設]の投資評価とAM実務
開催日:2022年11月17日(木)13:00〜17:00
【第2部】 [病院アセット]の投資評価とAM実務
開催日:2022年11月24日(木)13:00〜17:00
会場 明治記念館
東京都港区元赤坂2-2-23 TEL 03-3403-1171(代)
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費 ● 1日のみ参加の場合:
 55,000円(1名様、消費税及び地方消費税含む)
● 2日間とも参加の場合:
 96,800円(1名様、消費税及び地方消費税含む)
● 同一申込書にて2名様以上参加の場合:
 48,400円(1講座・ 1名様につき、消費税及び地方消費税含む)
※テキスト代を含む。

講師プロフィール

細見 真司(ほそみ・しんじ)

霞ヶ関キャピタル株式会社
ヘルスケア事業企画室長

医療法人のマネジメントを経て、2003年より国内独立系コンサルティング会社の医療事業部にて、医療法人・介護事業者向けの事業再編、全国事業展開等の支援等を行なう。06年新生銀行に入行し、不動産ファイナンス部にてヘルスケアアセットのストラクチャードファイナンス、バリュエーション、キャッシュフロー分析の手法をプロダクトする。日本の銀行として初の有料老人ホームの不動産流動化を行ない、その後約20件のSPCに対しノンリコースローンを提供。10年にはヘルスケアファイナンス部を創設し、J-REITでのヘルスケアリート立上げに参画する。14年よりデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社にて、国土交通省の「ヘルスケアリートガイドライン検討委員会」事務局受託、ヘルスケアアセットの証券化アドバイザリー、M&A支援、アジア進出支援として、上海にて中国の投資家向けセミナー、台湾での新規事業進出支援等を行なう。16年に厚生労働省「介護サービス事業者等の海外進出の促進に関する調査研究事業」の委員に就任。21年12月から霞ヶ関キャピタル鰍ノてヘルスケア事業推進部長、22年8月にヘルスケア事業企画室長に就任。
主な著書に『ヘルスケア施設の投資リスク・事業評価資料集』『病院アセットの投資判断・事業評価資料集』(共に綜合ユニコム刊)がある。
一般社団法人日本未病総合研究所 シニアアドバイザー、一般財団法人博慈会老人病研究所 客員研究員、公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会認定登録 医業経営コンサルタント

◆過去2回開催(2021年12月、22年7月)参加者の主な声◆

<第2部>病院アセット編
・建替えが増えてくるなかでAM視点を含めた病院づくりの参考になった (企画会社)
・病院不動産投資の分析について興味深く、理解度が高まりました (不動産仲介)
・詳細な資料をご用意いただき、大変わかりやすい講義でした (建設)
・内容が盛りだくさんであり、もっと長い時間で聴講してみたい (リース)
・体系的にまとめられた資料と実務的な講義で大変参考になった (金融機関)
・医療法人の基本から病院不動産投資まで幅広く理解できました (リース)
・病院アセット投資の検討項目が網羅されており、充実した内容であった (不動産AM)
・不動産流動化のための医療法人への提案方法が参考になりました (不動産AM)
・体系的かつ網羅的に分かりやすく解説いただけました (不動産開発)
・契約書ドラフトなどもご説明いただき、そのまま実務に活かせます (総合不動産)
・M&Aの対象として病院を検討しており、とても参考になりました (不動産開発)
・個別論点も深掘りしていただき、病院投資の方向感をつかめました (総合商社)
・病院のAM実務が興味深く、大変勉強になりました (総合建設)
・資料も充実しており、実務的にも大いに参考になります (金融機関)

内容に関するお問合せ

綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099