米田
われわれのような古くから業界に携わる人間の責務としてやるべきことは、安全面などの知識を次世代の経営者に正しく伝えることだと思っています。その意味では公益社団法人日本サウナ・スパ協会が重要な役割を果たしていくでしょう。
たとえばサウナのもつメリット(効能など)、デメリット(危険性など)をしっかり知ってもらうことです。それを担う「サウナ・スパ健康アドバイザー」も、すでに2万5,000人までふえてきてその役割を果たしています。さらにこれを事業として行なう「プロフェッショナル」も含め、この4、5年で3万人規模にまで拡大しています。
次は実践的な部分も含めた資格制度をつくり、安全基準を定義していくなど、営利法人ではなく公益法人である協会が正しくこのカルチャーを広げていく役割を担っていくことが重要になると考えます。