[緊急特集]
新型コロナウイルス
――その影響と対応策
葬祭業界は、「常に感染リスク」と向き合わなければならない。むろん、会葬者間の感染リスク対策もあるだろうが、それさえ「会葬後、発覚」というケースもあり、100%安全だと言い切れないのも事実である。
愛媛県松山市、新潟市における事案は、遺族・会葬者はもちろん葬祭事業者も被害者である。誰も責めることはできないが、恐れるべきことは「葬儀に行くのは危険だ」という流れが定着してしまうこと。
そうならないために、葬祭事業者はどのような対策を講じているのか?
実際に「COVID-19」でどのような影響が出ているのか?
今号では、本誌で行なった緊急アンケートの結果を速報するほか、各社の対応策を紹介する。
遺族・会葬者・スタッフの生命を守る
「3密」「ヒト・ヒト感染」への対応を
渇ヤ安 新発田斎場(新潟県新発田市)
各社の感染予防対策
京都・ライフアンドデザイン・グループ西日本
大阪に3会館を相次いでオープン
千葉・セレモ、船橋市内にS&Bによる会館開設
愛知・ティア、岡崎市内5か所目の会館オープン
福岡・天光社、大阪府八尾市に初出店
神埼市・吉野ヶ里町葬祭組合
20年度中に新火葬場を供用開始へ
静岡県の裾野市と長泉町
21年度中に新火葬場を共同整備へ
「相続の生前対策に関する意識調査」
日本の総人口推計、9年連続の減少
香川・坂出葬儀社
県内企業連携による終活支援始動
滋賀・野州市の合葬墓、4月に供用開始
仙台・清月記グループ、取得旅館のリノベ完了
DMM.com、終活ねっとを完全子会社化
ビューティ花壇、2代表制に移行
■葬儀考察―日本の葬送儀礼と葬儀産業の展開[3]
■メモリア流組織づくり〜松岡泰正の実体験に基づく組織づくり論[23]
■法律家から学ぶ葬祭業界の「労務問題」[7]