居住系賃貸不動産は“安定資産”であり続けるのか?
投資対象としての「居住用不動産」 ── 今後の動向を読む
最も安定したコアアセットといわれる賃貸マンションへの投資は、これからも堅調なのでしょうか。
少子高齢化や都市部への人口集中、働き方の変化により、住宅需要の傾向が変化しています。また、金利上昇やインフレ、税制改正、環境規制の強化など、投資環境に影響を与える要因も多岐にわたります。居住系賃貸不動産への投資において、こうした影響要素や先行きを踏まえて市場を見通すことで、成長が期待できるエリアや適切な投資タイミングを見極め、戦略を立てることが可能になります。
本セミナーでは、住宅市場および不動産投資市場のリサーチャーとして各種のアンケート調査や分析、レポート発表を行なっている三菱UFJ信託銀行㈱の舩窪 芳和氏より、賃貸マンション市場の概況整理をはじめ、投資対象としてみた賃貸マンションの動向、成長性、リスク要因を、豊富なデータ分析や注目のトピックスなどを踏まえて解説いただき、レジデンシャル分野における今後のヒントを探るべく開催します。
13:00~17:00 ※適時休憩をとりながら進行いたします
●賃貸マンションのリーシング概況(東京、大阪を中心に)
・都市部と地方の状況、供給動向等
・賃料、稼働率、空室期間
・リーシングマーケットに影響を及ぼすと考えられる要素
●賃貸マンション市場と分譲マンション市場の関係
・新築物件、中古物件
・分譲マンション市場から需要シフトが生じる背景
・今後の新規供給の見込み
●賃貸マンションの賃料見通し(賃料成長はインフレに勝てるのか)
・物件に由来する条件、地理に由来する条件
●不動産投資市場における賃貸マンション
・投資市場拡大の動き/賃貸マンション投資に関する変化
●J-REIT市場からみた賃貸マンション
・物件の選択や施策に新しい動きはあるか
●投資家調査からみた居住用不動産
●金利上昇・インフレ基調のなかで賃貸マンションの位置づけは?
●中古分譲マンション市場が拡大し、空き家が増加するなかでの成長性は?
●これから投資対象として期待される賃貸マンションの特徴、バリューアップの方向性は?
・プレミアが付く立地、タイプ等
・環境配慮への取組み、居住環境と幸福度
開催日時 | 2025年6月17日(火) 13:00~17:00 |
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会場 | 都市センターホテル |
参加費 | 55,000円(1名様/消費税および地方消費税を含む) |
三菱UFJ信託銀行株式会社
不動産コンサルティング部
上級調査役 ジュニアフェロー
日本証券アナリスト協会認定アナリスト
不動産証券化協会認定マスター
2009年慶応義塾大学 経済学部卒業後、ニッセイアセットマネジメント㈱にて、クレジットアナリスト等を経験。15年1月よりSMBC日興証券㈱にて、株式アナリスト、投資銀行部門でのリサーチバンカー等を務める。当該知見を強みとして不動産会社等の資金調達・M&Aのオリジネーション業務も担当。20年3月より三菱UFJ信託銀行㈱不動産コンサルティング部に所属し、住宅市場および不動産投資市場に関わる調査・分析を担当。レポート執筆、アンケート調査、講演等、グループ内外への情報提供を通じ、MUFGグループ不動産事業のプレゼンスと顧客満足度の向上に力を注いでいる。
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099