《開発・投資に活かす!実務知識習得講座》
クラウドサービスの普及・データ通信量の増大に伴い、注目されるデータセンター。
事業に伴うリスク管理、法規制、事業者との契約事項を詳しく解説!
クラウドサービスの普及、データ通信量・生成AIの利用の増大に伴って需要が高まる「データセンター」の開発・投資が注目を集めています。サーバーやネットワーク機器を収容する施設であることから、その開発・運営においては、独自の法規制や許認可が必要とされます。また、事業スキーム・投資ストラクチャーでは、データセンターの運営企業・カスタマーの関与形態により複雑な仕組み・契約構成となることが少なくなく、他の種類の不動産アセットとも異なる独自の法規制や許認可の他、関与当事者・データセンター事業の具体的な内容を踏まえた丁寧なストラクチャリングが不可欠になります。そのため今後、投資・開発を検討するにあたって、これらの事業スキームやリスクを把握した上で取り組むことが重要となります。
本セミナーでは、データセンター事業に取り組むうえで留意すべき許認可・規制法を学びながら、事業に関わる各種契約事項についても確認してまいります。
13:30~17:00 ※途中休憩を挟みながら進行してまいります。
●データセンターとは
●データセンターの主要な設備
●データセンターで提供されるサービスと事業スキーム
――コロケーション型/ホスティング型/クラウド型などの事業構造
●検討に際して押さえておくべき特徴・事業コンセプト
●データセンターを取り巻く最新動向
●データセンターに関わる許認可・規制法
●外為法
●その他の必要となる届出
●投資ストラクチャーの基本理解
●J-REITの留意点
●各ストラクチャーの特徴と留意点
・TMKスキーム
・GK‐TKスキーム
・特例事業(GK‐TK)
・適格特例投資家限定事業(GK‐TK)
●ストラクチャーの比較
●プロジェクト関連契約の概要
●主要なプロジェクト関連契約のポイント
・利用者(テナント)との契約
・設計・施工契約
・PM契約
・土地利用権設定契約
●ファイナンス調達の考え方
――プロジェクトファイナンスの概要と特徴
●ローン契約のポイント
●プロジェクト関連契約特有の規定
※法律事務所所属の方のご参加はご遠慮願います。
開催日時 | 2025年5月27日(火) 13:30~17:00 |
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会場 | 都市センターホテル |
参加費 | 55,000円(1名様/消費税および地方消費税を含む) |
森・濱田松本法律事務所
弁護士 パートナー
2007年慶應義塾大学法学部政治学科卒 業、08年弁護士登録、13年から14年まで大手証券会社に出向、15年ペンシルバニア大学ロースクール修了・Wharton Business Law Certificate取得、15年から16年までSlaughter and May法律事務所(ロンドン)に出向。Chambers Asia-Pacific、RealEstateLaw Experts、Asialaw Client Service Excellence、Best Lawyers®等各媒体において不動産分野を中心に受賞。主たる業務分野として国内外の不動産/プロジェクトファイナンス取引に多数関与。投資案件、取得案件、開発案件の他、M&AやCMBS等が絡む複雑なストラクチャリングを要する不動産取引についてもアドバイスしている。近時は、国内のデータセンター・ホテル等のオペレーショナルアセットの投資、米国不動産・豪州不動産の投資案件等を中心にしている。
主な論文に『ChambersGlobal Practice Guide Real Estate 2024 -Japan Chapter』、「今注目されるデータセンターに対する不動産投資の法的留意点」(The Finance 2020年10月27日)、『米国不動産投資におけるファイナンスの概説』(ARES不動産証券化ジャーナルVo.57、2020年)、「データセンターに関する不動産投資の概説 」(ARES不動産証券化ジャーナル Vol.52、2019年)等。
◆データセンター事業にあたり各方面・タイミングでの法務上の注意すべきポイントを把握でき、非常に勉強になった(デベロッパー)
◆データセンター事業における各種関連契約の論点が大変参考になった(総合不動産業)
◆わかりやすく、データセンター初心者でも勉強になった(不動産AM)
◆丁寧に説明いただき、また実際に案件も手掛けていらっしゃるので、大変参考になった(信託銀行)
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099