【対象エリア】 東京/大阪/京都/福岡/札幌/沖縄/横浜/箱根/など
ホテルの価値を客観的に見定め、アップサイドのシナリオ策定に重要となる「バリュエーション」
市場環境、ホテルタイプ別の特性、フィー形態などから価値評価の考え方を学ぶ
インバウンド需要の増加によってホテルの開発・投資が加速するなか、中長期滞在型やラグジュアリータイプなど、施設タイプの多様化が進んでいます。また、昨今の建築費高騰によって、新規開発の投資回収リスクが高まっていることから、既存ホテルの売買・リブランドの動きも活発化しています。一方で、エリアによってインバウンド客数やADRの差が大きくなっており、多様化するホテルの施設タイプやグレードによっても、事業収益性やKPIも異なってくることから、エリア・施設タイプ・ホテルのクラスごとの市場環境を把握した上で事業に取り組むことが重要となります。
本セミナーでは、国内の主要なエリア別にみたホテルのマーケット動向(観光客数・宿泊者数の推移/客室稼働率/新規供給/ADR/RevPAR/グレード別のポジショニング/取引状況など)について解説してまいります。あわせて、ホテル取得にあたって、ホテルの価値を客観的に見定め、アップサイドシナリオを策定するために重要となるバリュエーションの考え方についても学んでまいります。
13:00~17:00 ※途中休憩を挟みながら進行してまいります。
●ホテルの最新市場動向
●為替とインバウンドの関係
●ホテルの売買動向
…売主・買主の属性と動向/投資家調査
●エリア別のホテルマーケット動向
…観光客数の推移/宿泊者数の推移/インバウンド比率/客室稼働率/客室数の推移
/新規供給/ADR/RevPAR/クラス別のホテル分布/ホテルの取引状況/ほか
●エリア別主要ホテルのポジショニング分析
●エリア別のホテル関連トピックス
●今後の注目エリア
●フォーキャスト
●ホテルのクラス・タイプによる違い
…各事業構造と特性/ホテル運営形態のメリット・デメリット/ほか
●ホテルの事業形態にみるリスク・リターン
…固定賃料/変動賃料/固定+変動賃料/運営委託方式/ほか
●ホテルの価格形成要因の分析
…部門別の収支分析(客室、料飲、宴会、その他)/KPI/GOP/フィー水準/ほか
●バリュエーションの考え方とポイント
開催日時 | 2024年12月6日(金) 13:00~17:00 |
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会場 | 都市センターホテル |
参加費 | 55,000円(1名様/消費税および地方消費税を含む) |
一般財団法人日本不動産研究所
専門プロジェクト室 室長 チーフアナリスト
都市銀行の不動産ファイナンス部門を経て、一般財団法人日本不動産研究所(JREI)に入所。2012年より専門プロジェクト室にて、主にホテル・旅館・ゴルフ場・テーマパークなどレジャーアセットのバリュエーション・マーケットリサーチ業務に従事。17年に金融機関へ出向の後、19年より現職。現在、全国のオペレーショナルアセットのバリュエーション業務と投資家・レンダー・事業者向けに全アセットのマーケットレポートサービスを提供する専門プロジェクト室の統括責任者として活躍。不動産鑑定士。
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099