キーワード検索

サイト内検索を閉じる

物流施設の価値評価・賃料形態&データセンター評価の現状

安定した収益と増大する需要から投資熱が高まる物流施設・データセンター
投資・開発が進み、今後の施設の供給過多・収益減少が懸念されるなか、
施設の[価値評価][投資判断][賃料策定]の考え方]を学ぶ

◆物流施設・データセンターの投資・開発市場の最新動向、需給状況
◆物流施設・データセンターの収益構造と鑑定評価において着目すべきポイント
◆収益の源泉となる賃料設定のメカニズム、利回り査定プロセスの考え方
◆今後の投資・開発市場における課題と留意すべきポイント、市場展望

中長期の安定した稼動・収益を確保できることから、投資アセットとして産業施設へ注目が集まっています。そのなかでも主要なアセットである物流施設やデータセンターは、今後さらなるEC拡大・データ通信量の増大に伴う施設需要の増加が見込まれていることから、開発案件が急増しています。
一方で、開発案件の急増による今後の施設の供給過多・収益減少が懸念されており、すでに物流施設では供給増による空室率の上昇・利回り低下が始まっています。そのため、今後の投資・開発においては、最新の市場動向・事業特性を把握した上で、より慎重な投資目線をもって事業に取り組むことが重要となります。
本セミナーは、今後の投資・開発に活かす知識として、物流施設・データセンターをめぐる最新動向から、価値・投資評価の考え方について学んでまいります。さらに価値評価において重要な賃料設定と考え方についても学んでまいります。

 

開催終了

セミナープログラム

13:00~17:00 ※途中休憩を挟みながら進行してまいります。

[第Ⅰ講座]13:00~15:30

Ⅰ. 物流施設の価値・投資評価

1. 物流施設のマーケット動向と開発動向・将来予測
(1)物流施設についての基礎知識
(2)マクロ指標によるマーケットの現状把握
(3)新規供給動向と需要について
(4)好調な不動産投資マーケットの今後の動向
(5)賃料水準の上昇はどこまで続くのか
2. 物流施設の鑑定評価において着目すべき要因
(1)物流施設の収益構造の基礎理解
(2)鑑定評価の考え方と物流施設の価値・投資評価の考え方
(3)鑑定評価において着目すべき要因
・立地による選好性と個別事由の把握
・借地等の土地の権原による個別事由の把握
・建物スペック上のポイント
・建物賃貸借契約におけるポイント
(4)建物タイプおよび付帯設備に関する特徴
――BTS型/マルチテナント型/冷凍冷蔵倉庫/中小規模/太陽光設備/他
3. 賃料形態の基本と、賃料と価格の決定メカニズム
(1)価格決定のメカニズム~運営収支の把握から価格決定まで~
(2)賃料決定までのプロセス
・運営形態によるリスク要因分析
(3)利回りの把握
・利回りの推移と事例紹介
・利回り査定のプロセス
4. 投資市場において注目すべきポイントとは
(1)賃料ボラティリティの顕在化
(2)利回りはどこまで下がるのか
(3)マーケットにおいてリスク要因として考えられる要因
――インフレ/2024年問題/人手不足/他
(4)今後も成長が見込まれる物流施設の特徴
5. 質疑応答

[第Ⅱ講座]15:45~17:00

Ⅱ. データセンターの評価の現状

1. データセンターのマーケット動向と開発動向・将来予測
(1)マーケットの最新動向
(2)新規供給動向と需要について
2. データセンターの鑑定評価における基礎知識と事業特性
(1)データセンターについての基礎知識
(2)データセンターの評価の基本
(3)鑑定評価において着目すべきポイント
3. 賃料形態の基本と、賃料と価格の決定メカニズム
(1)賃料を決定するうえで理解しておくべき基本
(2)価格決定のメカニズム
(3)利回りの把握
4. 投資市場におけるデータセンターの課題と今後注目すべきポイント
5. 質疑応答

開催日時

2024年10月22日(火) 13:00~17:00

会場

都市センターホテル
東京都千代田区平河町2-4-1 TEL. 03-3265-8211
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。

参加費

55,000円(1名様/消費税および地方消費税を含む)
・同一申込書にて2名以上参加の場合は
48,400円(1名様につき/消費税および地方消費税を含む)
※テキスト代を含む

講師プロフィール

[第Ⅰ講座]

植田 晃平 (うえだ あきひら)

株式会社谷澤総合鑑定所
東京本社 鑑定本部 鑑定1部
シニアマネージャー

2011年不動産鑑定士試験合格後、同年㈱谷澤総合鑑定所に入社、16年不動産鑑定士登録。前職の食品卸売業では、物流施設内での庫内作業業務に従事していた経験がある。現在は、証券化対象不動産に関する案件を中心に鑑定評価業務に従事している。また、鑑定評価業務のほか、同社にて発行している物流施設の賃貸市場動向に関するレポート作成にも携わっている。主な著書に共著『不動産鑑定評価の課題と展望』(住宅新報出版)、共著『事業用不動産等のマーケット分析と評価』(清文社)がある。

[第Ⅱ講座]

平山 大介(ひらやま だいすけ)

株式会社谷澤総合鑑定所
東京本社 鑑定本部 鑑定5部 部長
公益社団法人東京都不動産鑑定士協会
理事・業務推進委員長

ハウスメーカーでの営業職を経て、2000年より鑑定評価業務に従事。国内インベスターで不動産デューデリジェンス、ローン債権評価業務等に従事した後、04年に㈱谷澤総合鑑定所入社。近年は、証券化案件を中心に、オフィス、住宅等の主要アセットのほか、特にヘルスケア関連施設、データセンター等の事業用不動産を対象とした鑑定評価業務に従事している。主な著書に、共著『不動産鑑定評価の課題と展望』(住宅新報出版)、共著『事業用不動産のマーケット分析と評価』(清文社)、共著『ヘルスケア施設の事業・財務・不動産評価』(同文社出版)、『データセンター市場と鑑定評価』(住宅新報出版,『月刊不動産鑑定2022.8月号』掲載記事)がある。

内容に関するお問合せ

綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

ページトップ