デジタル技術が進展するなかで、投資アセットとして注目されるデータセンター。
著しい技術革新により、求められる施設の設備・条件が刻々と変化するなか、
今後の投資・開発に向け、データセンター独自の事業・収益構造について学ぶ!
IoTや5Gなどのデジタル通信技術の進展・データ通信量の増大が進むなかで、需要高まるデータセンターに注目が集まっています。総務省『令和5年度版 情報通信白書』によると、日本のデータセンターサービスの市場規模(売上高)は2025年には2兆8,000億円になることが見込まれており今後さらなる市場拡大が予想されています。
一方で、不動産開発事業としてみた場合の収益構造は、単なる施設賃貸だけではなく、インターネットサーバーのラック貸しやサービス提供など、データセンター特有の事業メカニズムの複雑さがあります。さらに、顧客となるハイパースケール企業(GAFA等)やエンタープライズ(事業会社・金融会社)などの通信事業者・施設のタイプによる事業スキームの違いへの理解も必要となります。
本セミナーでは今後の開発・投資に向け、データセンターの事業構造・収益構造について学んでまいります。特に昨今の主流であるハイパースケーラー向けデータセンターを開発するための用地選定、必要な面積・電力の考え方から収支構造について解説いたします。また今後、需要増が見込まれるエッジデータセンターの不動産事業としての可能性についても学んでまいります。
開催終了
13:00~17:00 ※途中休憩を挟みながら進行してまいります。
●最新の最新のデータセンター市場状況、海外の動向
●今後の日本国内での開発計画予定地、外資系企業の日本進出の動き
●データセンター事業関連各社の役割(デベロッパー、DC事業者、利用者など)
●様々なデータセンター ハイパースケーラーからエッジデータセンター
●省エネに向けての対策、業界での課題
●データセンター用地の検討、利用者が考慮する点
●デューデリジェンスの対象項目、進め方
●データセンター構築までの想定される期間
●老朽化データセンターの再利用の可能性と課題
●データセンターのIT容量および建設規模の把握
●初期建設費用、運用費用の項目、各種費用の検討
●想定賃料から見る収支予測
●設計から建設までの流れ、プロジェクト推進体制と各社の役割
●設計に求められる建築基準、JDCCティアレベル
●グローバルスタンダードと国内基準の違い
●最新の環境性能、データセンターの様々なKPI
●AIに向けたデータセンターとは
●エッジデータセンターの定義と種類
●コンテナデータセンターの可能性と導入事例
●地方分散の今後の可能性、新たなテクノロジーの活用
●既存ビルを改修してデータセンターへ
開催日時 | 2024年9月9日(月) 13:00~17:00 |
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会場 | 都市センターホテル |
参加費 | 55,000円(1名様/消費税および地方消費税を含む) |
株式会社RSI
代表取締役
1974年生まれ。カナダ・マギル大学MBA修了。2006年モルガン・スタンレー証券を退
社し、株式会社RSIを設立。モルガン・スタンレー証券在職時に日本国内の自社用データ
センターの設計を担当、20年以上のデータセンター業界の経験。国内外の様々なデー
タセンターの設計、構築に従事。
『改定版データセンター読本』(幻冬舎)を23年3月に出版。
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099