ホテルのオペレーター選定＆パートナーシップ締結実務研究

インバウンドの回復に伴うホテルの投資・開発が進むなか、大手デベロッパーによる外資系ホテルブランドの日本への誘致が加速しています。また、既存のホテルにおいても、稼働・収益向上を狙ったオペレーターチェンジやリブランド等によるバリューアップの事例が増えてきました。今後、インバウンド獲得がますます重要となるなかで、外資系オペレーターが持つ知名度やブランドイメージ、海外からの送客力は大きな魅力となるほか、大型の複合開発では施設自体の価値の底上げにも繋がります。

一方で、安定したホテル経営を実現するためには、各オペレーターの強みや特徴を把握したうえで、当該プロジェクトに合致するオペレーターを選定することが重要となります。特に実際の契約交渉では、契約形態から契約期間、フィー、競合状況、パフォーマンス条項、ブランドスタンダード、解約条項など、様々な検討・交渉事項があり、いかにオーナー・オペレータ―双方が納得する形で契約できるかが、ホテルの経営・収益を大きく左右します。

本セミナーでは、今後のホテル投資・開発にむけ、海外ホテル市場の最新動向からオペレーター選定における検討事項について解説いたします。あわせて、オペレーターとのパートナーシップ締結で用いられることの多いホテルＭＣ(運営受託契約)の実務上の留意点をはじめ、交渉にあたっての検討事項・ポイントについても学んでまいります。

13:30～17:00 ※途中休憩を挟みながら進行してまいります。

1.国内外のホテル市場の現状
2.宿泊稼働率の推移と今後の予測
3.国内外のホテル投資・開発動向
4.多様化する宿泊需要とホテルタイプ、業界トレンド
5.国内外の注目事例
6.今後、考えるべき事業戦略とは

1.国内での外資系ブランド拡大の背景
2.外資系オペレーターと国内計オペレーターの戦略と比較
3.外資系オペレーター誘致によるメリット／リスク
4.オペレーター選定における検討事項
5.ブランドスタンダードへの対応と交渉余地
6.ホテルリブランディングにおける留意事項

1.パートナーシップ締結までのワークフロー
2.ホテルMCにおける代表的事項
3.ホテルMCの実践と契約における留意点
4.パートナーシップ締結・交渉のポイント
5.ホテルの開発・開業における留意事項
6.契約後のトラブル回避のためのリスクマネジメント

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