金利上昇・インフレで世界のREIT市場はどのように変わるのか
多様化する米国REITにおけるプロパティセクターの分析から、
今後、新アセットの日本導入の可能性&ビジネスチャンスを探る
急激な金利上昇とインフレにより、米国REIT市場は大きな影響を受けているものの、引き続きプロパティセクターの多様化は進展しています。特に近年では、データセンターや通信基地局等のデジタル系アセットやエッセンシャルアセットの位置づけが増しつつあります。一方で、日本国内ではこれらのアセットへの投資は少なく、今後の不動産ファンドの資産規模拡大のためにも新たな投資対象の検討が重要になると予想されます。また、これらの検討にあたっては、アセットの特殊性だけではなく、どのような仕組みにより各事例が構築され、どのようなリース契約に基づいて収益やキャッシュフローが生まれているかを知ることが必要となります。
本セミナーでは、長年にわたりREITとファンドの実務に関与してきた四釡宏吏氏(グローバルREITリサーチ)から、世界のREIT市場とプロパティセクターの市場動向に加え、米国の具体的な先端事例を学ぶことで、日本での新たなアセットタイプ導入のヒントを探っていきます。国内外の不動産投資、運用等に関わる皆さまのご参加を強くお勧めいたします。
開催終了
13:00~17:00 ※途中休憩を挟みながら進行してまいります。
●世界のREIT市場の発展状況(全43か国)
●世界のREITの最新動向
…時価総額の推移とREIT指数の動向
●世界のREIT市場の今後の予測と展望
●米国REIT市場におけるプロパティセクター多様化の状況
●プロパティセクターの多様化が進んだ要因とリスク分析
●分野別セクターのビジネスモデル分析
…時価総額の推移/総合利回り/ビジネスモデル/各リース契約条項の内容/日本導入の課題と論点など
①デジタル系アセット
(通信基地局、データセンター、物流施設、セルフストレージなど)
②エッセンシャルアセット
(インフラ系、住宅系、ヘルスケア、スーパーマーケットなど)
③定番アセット
(オフィス、ホテル、ショッピングモールなど)
④その他アセット
(教育施設、政府関連施設など)
●米国REITでのデジタル化の進展と注目事例
●不動産の今後の方向性
①オペレーショナル化
②コインパーキング化
③サブスク化
●インフラ系アセットを主体とする中国REIT市場の現状と見通し
● ESGのなかで「S(社会)」の役割が重要となる
開催日時 | 2024年3月12日(火) 13:00~17:00 |
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会場 | 都市センターホテル |
参加費 | 55,000円(1名様につき/消費税および地方消費税を含む) |
株式会社グローバルREITリサーチ
代表取締役
30年以上にわたり米国および日本にて不動産、不動産証券化、REITのコンサルティングに従事。米国サンフランシスコでは12年間、米国不動産投資、パートナーシップ、LLC等不動産証券化の組成に関与。最後の3年間はシリコンバレーを兼任し、テクノロジーVCファンドの設立、スタートアップ企業の支援にも関与。2000年以降は日本で初期のノンリコースローンおよび不動産証券化の組成、J-REITの上場、そしてシンガポールREITの上場支援等を行なう。また不動産証券化協会(ARES)の委員として制度改正に関与し、不動産投資法人設立と上場の手引き(初版)、不動産証券化ハンドブック(世界のREIT市場の章)の作成を担当。19年6月末にEY新日本有限責任監査法人を退職後、世界のREIT市場の調査、研究、コンサルティングに特化した法人を設立。現在、『月刊プロパティマネジメント』にて「四釡宏吏の世界REIT紀行」を連載。
●実際のREIT事例が豊富で、大変理解しやすかった(不動産ファンド)
●各種アセットについてREIT以外のスキームの工夫で日本でも取り組める可能性を感じた(不動産業)
●充実した資料をいただき、想定していた以上の内容だった(不動産売買仲介)
●網羅性があったことに加え、将来に向けた展望、社会的意義と多岐にわたり、学びある時間だった(デベロッパー)
●事業に活かしたい新たな視点が多く見つかった(不動産開発)
●具体的で豊富な実例の解説が興味深かった(法律事務所)
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099