死亡人口のピークを迎えるといわれる2040年まであと15年。
今こそ、自社の将来像や目標を確認し、事業計画にまとめ上げる絶好のタイミングです。
営業面では市場の伸び率以上の施行件数の獲得と、1件ずつの収益性を高めること、
地域のなかで葬儀周辺での収益を上げる事業の展開などの課題が山積しています。
また将来に向けては、こうした事業を推進する人材の確保や育成、組織づくりを、
生産性や収益性とのバランスを取りながら、目標に近づけていく必要があります。
葬儀社経営における多くの課題のなかで、取り組むべきテーマをどう考えるか。
業界の専門家の分析や、取組み中の企業の考え・活動の実際からヒントを探ります。
葬祭業界の経営者・幹部スタッフ、関連事業者様のご参加をお待ちしております。
開催終了
10:30~10:35 主催者挨拶『月刊フューネラルビジネス』
── 今年チャレンジすべき5つのおすすめ経営指標
・2024年版「葬祭業界の売上方程式」と葬儀社経営の5大指標
1)施行(Web受注率)
2)単価(式の比率)
3)アフター(総収益における割合)
4)生前(種類と件数)
5)社内環境・従業員満足
・戦略的な経営を! 中堅葬儀社ができる 自社データの分析・掘り下げ方
㈱エンディング総研、㈱コンサルティングファーム
代表取締役/中小企業診断士
こいずみ・さとし●1969年生まれ。銀行勤務後、ベンチャー企業の取締役を数社経験。㈱エポックジャパン(現㈱家族葬のファミーユ)取締役を退任後、葬儀業界専門コンサルタントとして独立。施行件数のアップ、プランの見直しによる施行単価の改善などによる売上げ拡大を強みとする。近年は、葬儀社のM&A支援も多数手がける。
「フューネラルビジネスフェア」シンポジウム講座、フューネラルビジネスセミナー講師。
── 生産性から考える、永続する葬儀社への組織構築
・葬祭業界がこれからの時代に直面する人的課題
・ビジョンから始める組織デザイン、人材投資計画 の進め方
・生産性とは何か ~業界における指標・注意とその高め方
【講座内ワーク:自社の「労働生産性」確認】
つむぎ㈱ 代表取締役
まえだ・りょう●新卒で入社した㈱船井総合研究所では、エンディング部門を含めたライフスタイルビジネスの部長職としての3年間、約40名のマネジメントに従事。コミュニケーションを通じたマインドアップ、体制構築、各部門の戦略立案・サポートを随時実施し、勝てる組織へと変革。
コンサルティング領域においては、「強いチーム作り」を中心テーマとし、マーケティング活動のなかにチーム作りの要素を組み込み、業績の伸びる組織への変革サポートを行なう。2020年、「働くがやりがいに、そして人生を幸せに」をpurposeに掲げ、採用・教育・評価・組織創りなど人と組織の面から企業をサポートする「つむぎ株式会社」を設立。社員一人ひとりの付加価値を見える化する「パーソナルブランドブック」、理念浸透アプリなど、人と組織を強くするサービスを展開中。
『月刊フューネラルビジネス』23年4~12月号にて連載「人的資本経営のススメ」を執筆。フューネラルビジネスセミナー講師。
・低価格葬儀の比率減と平均施行単価向上の実際
・Web受注のプロセスの仕掛けとSNS活用~ターゲティング、ブランディングの取捨選択
・葬儀施行“満足度&単価アップ”のマネジメント
・年間2,400件から「命をむすぶお葬式」10,000件へ、将来への青写真
むすびす㈱ 代表取締役社長
なかがわ・たかゆき●1973年生まれ。98年ブライダルプロデュース会社の設立に参画し、2001年に株式上場を果たす。02年10月、㈱アーバンフューネスコーポレーションを設立。いち早く営業窓口としてのインターネット活用に取り組み、同社の年間施行のうち、85%が自社ホームページへの問合せからの受注である。07年ハイ・サービス日本300選第1回選定企業受賞。08年ドリームゲートアワード受賞。20年10月、会社名を「むすびす株式会社」に変更した。明海大学非常勤講師。
『月刊フューネラルビジネス』23年11月号より同社プロデュースの葬儀レポート「ヒトモノガタリ」を連載中。
── 「JA東京中央セレモニーセンター」のケース
・「地域共生」の経営方針とJA東京中央セレモニーセンターの現在
・事前相談員、終活セミナー講師ほか、全員が会社の顔になる必要性
・資格制度で明示。葬祭ディレクター以降に求めるスキルと学習機会の提供
~シニアプロデューサー、ゼネラルプロデューサー、終活相談担当者資格の活用状況
・今後の展開予定
㈱JA東京中央セレモニーセンター 監査役(前・代表取締役社長)
たんの・ひろあき●1996年、東京23区下南西部の6JAの広域合併により葬祭センター長。2000年10月、JA東京中央100%の出資を受け「㈱JA東京中央セレモニーセンター」が設立され初代代表取締役社長に就任。05年、全国JA葬祭で初のISO9001:2000を取得。06年より「世田谷区立区民斎場みどり会館」の指定管理者に認定される。07年全国JA葬祭研究会の初代会長に就任。モニターレディ制度や健康をテーマとした「輪っとふれあい健康フェスタ」など、地域共生を実践した各種イベントを推進。全国JA葬祭の先駆けとなり、研修先として受入れも行なう。10年よりJAグループ葬祭資格試験制度の導入に伴ない、試験委員のメンバーとして参画。17年、世田谷区に介護保険利用施設「半日型リハビリデイサービス」を開始。19年、大田区に介護保険外利用施設「JA健康長寿倶楽部」を開設。個人情報保護法による「Pマーク」を取得。ペット供養「ペットの天国」とメモリアルグッズ「ペットの空」のペット葬事業開始。同時に家屋の片づけ事業も開設する。21年11月に代表取締役社長を退任し常勤監査役で会長に就任。22年6月、18年に全農・農流研・研究会三者の合同組織となった「全国JA葬祭経営研究会」の初代会長職を退任(現理事)。「ペット火葬協会 東日本」顧問(2018年~)。
── 直営展開とM&Aによる今期総売上300億円実現への出店戦略とマーケティング
・金宝堂グループ事業における葬祭事業の位置づけ
・なぜ出店を積極的に行なうのか
・出店計画の進捗状況~スピード展開で押さえるべき点
(2023年11月現在107店舗。19年10月から80店舗増)
・多店舗展開で生じる課題と対策
・M&Aの傾向と実際例、今後の展開予定
㈱金宝堂 CMO 最高マーケティング責任者 経営管理本部長
㈱トワーズ 取締役副社長
すなだ・なおき●東京都出身。ジュエリー業界を経て葬祭業界に携わるようになり、現職。ジュエリー業界では、マーケティングやマーチャンダイジング、出店・新業態開発を担当。その経験を活かし、葬祭業界においてもマーケティング手法での業績改善を目的とする組織運営、戦略立案、新規事業開発を行なう。現在の実質的な業務としては、㈱トワーズの運営、金宝堂グループにおけるマーケティング活動(Web・広告、出店、施策立案)、M&Aの推進、葬儀社へのコンサルティング(戦略・マーケティング、経営全般)など。
●回答者
中川 貴之 むすびす㈱ 代表取締役社長
丹野 浩成 ㈱JA東京中央セレモニーセンター 監査役(前・代表取締役社長)
砂田 直樹 ㈱金宝堂 CMO 経営管理本部長、 ㈱トワーズ 取締役副社長
前田 亮 つむぎ㈱ 代表取締役
小泉 悟志 ㈱エンディング総研、㈱コンサルティングファーム 代表取締役
●進 行
吉岡 真一 『月刊フューネラルビジネス』編集部 部長
開催日時 | 2024年2月22日(木・友引前) 10:30~17:20 |
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会場 | 都市センターホテル |
参加費 | 66,000円(1名様につき)
●綜合ユニコムにて年間定期購読契約中のお客様 |
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099