月刊プロパティマネジメント 2024年12月号
【特集】
地方不動産ファンド投資
ファンドの「進出先」から「発生源」へ
都心の不動産価格高止まりを背景に、東京のファンド事業者が地方に活路を見出す動きが広がっている。しかし、それは短期的な利回りの追求ではなく、中長期的な成長分野への期待も込められているようだ。
同時に、地方の事業者がファンドを組成、本拠のあるエリアに投資する動きも出てきた。これも中長期的な地元の成長への期待を込めたものと理解できよう。「地方進出」を試みるファンドと、「地方発」ファンドの成長ストーリーを特集する。
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コンテンツ
OVERVIEW 地方ファンド組成のポイント
活性化するご当地ファンド
地域の身の丈に合う商品設計を
価値総合研究所に聞く
INTERVIEW 地方投資のポテンシャル
“日本を元気にする”PEファンド
地域事業者を軸に街おこし創出
PROSPER
FOCUS 考察 地方の有望セクター
農地REITのポテンシャル
地方における投資実現性
芦谷典子［東洋大学］
地方「発」ファンドの要件
VIEWPOINT｜先駆者インタビュー
AM業で成立可能な地域特化
地元の「巻き込み」が問われる
玄海キャピタルマネジメント
CASESTUDY｜注目プレーヤー
事業の価値に着目
DCや観光資源に投資
北浜キャピタルパートナーズ
「持続可能性」にフォーカス
東北初の地域医療・介護ファンド
七十七銀行
地方「進出」ファンドの要件
VIEWPOINT｜先駆者インタビュー
参入が増える地方投資
「経験の厚み」が問われる
マリモ・アセットマネジメント
CASESTUDY｜注目プレーヤー
「点」と「面」でアプローチ
観光関連特化ファンドを展開
ペイシャンスキャピタルグループ
地域活性化「産業」を有望視
新規事業モデルを構築
LIFULL Investment
事業性＋社会性に着目
地方創生投資に着手
青山財産ネットワークス
REPORT 地方発マーケットの胎動
講演ダイジェスト
不動産ファンドフォーラム2024イン仙台にみる
地域特化型REITの可能性
HOT TOPICS
米国不動産デットファンド
大きな妙味と需要を見込む
クレイグ・オーラム氏［ラサール インベストメント マネージメント］インタビュー
DBJが都市型民泊ファンド組成
ホテル不足に柔軟対応、NOI向上に作用
グッドコムアセットが初の私募ファンド
自社ブランドマンション組入れREITも構想
コクヨがオフィスのリノベサービス開始
働く環境を“一棟まるごと”最適化
西鉄が不動産ファンド事業強化
私募REITをまちづくりの車輪に
仙台・東北圏の最新不動産市場動向
根強い首都圏プレーヤーの存在感
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ワールド・シリーズと大統領選
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――どの環境認証を取得するべきか？
尾熨斗啓介［環境・省エネルギー計算センター］ -
世界のサプライズ物件
――デザート・ケーブ・ホテル
篠田香子［ジャーナリスト］ -
南一弘の街を行く
――宇奈月｜先人と引き継ぐ人に感謝
南一弘［ジャパン・アセット・アドバイザーズ］ -
波動と循環で読み解く 不動産景気予測
――「またトラ」相場を読む
萩原淳［アッシュ インベストメント テクノロジー］ -
法令ニュース
――賃料債権の相殺と抵当権に基づく差押
野間敬和［TMI総合法律事務所］ -
「寝る前」に考える授業
――流行語大賞候補
岩内泡蓋 -
井出保夫の不動産金融レポート
――世界REIT、全面安
井出保夫［井出不動産金融研究所］ -
From ULI
――不動産の脱炭素化でカギを握るヒートポンプ
トランズパシフィックエンタープライズ -
J-REIT MONTHLY DATA FILE
藤浪容子［アイビー総研］ -
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BOOK REVIEW
