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不動産事業者が知っておきたい
「建築の基本知識」と物件コンサル

大好評につき第5回目を開催!

建物についての知識は、不動産業界では必要不可欠となった!
不動産会社の営業マンが建築の知識を持つことは、
オーナーや家主など顧客の信頼を獲得する重要なポイントである。

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いかにして価値ある建物をつくるのか。
どうすれば建物の価値を存続させることができるのか。
不動産事業者にとって建物の基本知識が不可欠な時代になってきました。なぜならば、不動産価値とは「土地+建物」の総和であり、土地の価格が経済指標に連動する相対価値であるため、建物の価値を知ることこそが真の不動産価値を理解することにつながるからです。 これまでわが国では新築重視の傾向が強く、数十年を経過した建物の価値はゼロと見なされていました。しかし、2018年の宅建業法改正で中古建物の「インスペクション(建物状況調査)」が導入され、近年では中古物件の取引数が新築物件を上回ってきており、「いかに既存建物の価値を存続させるか」に関心が高まっています。特にオーナー・家主などを顧客に抱える不動産会社の営業マンにとって、建築に関する基本的知識を習得しておくとともに、「改修か建替えか」をアドバイスできるコンサルティング能力も身に付けておけば、顧客からの信頼が一層増すことでしょう。 本セミナーでは、一級建築士・不動産コンサルタントである秋山英樹氏(潟ニ総合計画 代表取締役)から、不動産事業者であればこそ知っておきたい建物の基本知識と、一歩先を行く物件コンサルへの道程を解説していただきます。

セミナープログラム

10:00〜17:00 ※12時過ぎの昼食休憩のほか、随時休憩を挟みます

T. 土地から建物の時代へ

● なぜ、不動産事業者に「建築の基本知識」が必要なのか
何もしなければ土地は負動産だ/収益物件の価値は、近隣相場や建物の築年数だけでは決まらない/
インスペクション・建物履歴が建物価格に大きく影響する時代に/エンジニアリングレポートとは/
ホームインスペクションとは/宅建業法改正でのインスペクション/造った建物は簡易に壊さないのが世界標準/
わが国が目指す住宅資産形成の将来像/なぜ日本の建物は耐用年数が短いのか


U. 知っておくべき建築の基礎知識。建物構造と耐震性の関係

● 建物の建築工法
 在来木造、ツーバイフォー、軽量鉄骨造、鉄筋コンクリート(RC)造(模型で解説)、
 鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造、鉄骨(S)造
● 建物の構造形式(模型で解説)
 壁式構造とラーメン構造。どちらが地震に強いのか?
● 年代で知る耐震設計の変遷
 建設時期で違う建物価値/新耐震設計の考え方/阪神・淡路大震災から学ぶ危険な建物と安心な建物の違い
● 建物の耐震工法(模型で解説)
 「耐震構造」「免震構造」「制震構造」とは?/古建築から知る日本建築の隠れた技
● 住宅(戸建て・マンション)の耐震性
 同じ建物でも地盤の違いで揺れ方は大きく異なる/地震に強い間取り・弱い間取り/地震に弱い建物形態とは


V. 建物の性能を考える

● 断熱と住環境
 断熱材とは/快適な住環境は熱容量の大きい材料/結露とカビ・天井からの水漏れの原因
● 防音:外部騒音をどう防ぐか
 音の考え方と防ぎ方/外部騒音の防ぎ方/道路の騒音・隣室や上階からの騒音


W. 建物平面図の見方

● 面積の読み方
 敷地・道路・配置図の確認事項/延べ面積・容積対象床面積・専有床面積・施工床面積/
 建設可能面積に関わる要素
● 平面図の記号と略語
 平面図・断面図の見方/建築意匠図・機械設備図の記号/電気設備図・消防設備図の記号/平面図の略語
● 間取り図から何を読み取れるのか
 間取り図の読み方と動線の捉え方/間取り図から読むライフスタイル(子供中心・DINKS・シングル・二世帯)/
 居室に重要な採光規定と室名の相違/天井高とロフトの注意点
● 知っておきたい中古住宅リフォームの注意点
 木造住宅はまず建物構造がどうなのか/中古マンションリフォーム時の注意点/収納量の計り方、
 簡単にできる収納の増加法


V. 設備の基礎知識

● 給水設備の基礎知識
 給水4方式の考え方
● 排水設備の基礎知識
 下水道の二つの方式/臭気対策のトラップと排水対策の通気管の役割
● 換気設備の基礎知識
 換気の基本原則/キッチンの換気/シックハウスと24時間換気/コロナ禍での換気の考え方
● 電気設備の基礎知識
 直流・交流の違い/単相・三相とは/オール電化とスマートハウス/照明の使い方/建築化照明の具体例



Y. 建替えか改修か? 選択のポイントと考え方

● 建替えを考える4つの理由と解決策
 @ 耐震不安
 A 建物の老朽化不安
 B 建物の陳腐化不安
 C 耐用年数が近いので不安
● 建替えの場合の注意点
 新築建物の工事費に解体工事費が加算される/リスクとリターンのバランス/
 性能表示制度で性能を向上させる/構造体は100年以上の耐久性とSDGs を考える/
 デザインのよさ・質のよさと工事費は比例しない/賃貸住宅のメリットを活かす/
 コンクリート工事の現実を知って実務に活かす/少しの気遣いで100年建築に早変わりさせる方法
● 改修の場合のデザイン手法
 リノベーションの基本手法/キッチンスペース・洗面所・トイレの工夫実例
● コンバージョン(用途変更)で建物の価値を増大させる
 必要不可欠の条件とは/用途地域制限/マンション・シェアハウスにコンバージョンするときの留意点/
 オフィス・店舗にコンバージョンするときの留意点


開催日時 2023年9月8日(金) 10:00〜17:00
会場 明治記念館
東京都港区元赤坂2-2-23 TEL 03-3403-1171(代)
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費 66,000円(1名様につき/消費税等含む)
・同一申込書にて2名以上参加の場合は
 58,300円(1名様につき/消費税等含む)
※テキスト、昼食、コーヒー代を含む



講師プロフィール

秋山 英樹 (あきやま ひでき)

株式会社ユニ総合計画 代表取締役/一級建築士
東京藝術大学大学院建築研究科修了。村田政真建築設計事務所を経て、一級建築士事務所潟ニ総合計画代表取締役。不動産コンサル21研究会代表や100人の女性インテリアコーディネーター「IC21」を組織化し、暮らしやすさをデザインに取り込んだリノベーションを提案している。100年建築と健康建物をモットーに、住宅設計をはじめ土地活用に絡む建築企画・不動産コンサルから建物の設計・監理までを行なう、事業コンサル型の建築家。通算74回・延べ2,000名超の受講者を数えるロングヒットセミナー「不動産事業収支計画の立て方と計算手法[基礎講座]」(綜合ユニコム主催)の講師を長年務める。
主な著書に、建築・不動産営業担当者のバイブルになっている『実践・建築の企画営業』(清文社)をはじめ、『実践賃貸住宅の企画と建設知識』(週刊住宅新聞社)、『実践・不動産事業の企画提案』(清文社)、『《建築のプロが教える知恵と工夫》【Q&A】建物の基礎知識』(プログレス)等のほか、『[新版]不動産事業収支の計算手法』(綜合ユニコム)がある。日本建築学会正会員。

【前回開催(2023年3月)参加者の主な声】

●「建物についての基本を学び直せたのと新たな学びもあり満足」(不動産業)
●「今まで学んでこなかった分野の基礎知識を模型や図形にてわかりやすく学べた」(不動産AM)
●「わかりやすい資料で、模型を使ったお話も良かったです。」(不動産売買仲介)
●「まとめて学ぶことの少ない事柄を幅広く取り上げていただき、非常に有意義だった」(物流・不動産業)
●「専門的な内容から身近な生活に影響するお話まで、興味深く拝聴しました。」(不動産コンサル)
●「ご経験の中からの情報がたくさんあり、勉強になった。」(不動産業)
●「非常に充実した内容だったと思います。」(不動産賃貸業)
●「建物に対する全般的なお話を伺い、非常に勉強になった。」(不動産AM)
●「体系的にレクチャーいただき、参考になった。」(不動産売買)

内容に関するお問合せ

綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

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