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[ホスピス住宅]事業シンポジウム 

がん末期や難病等の“看取り難民”の受入れ先として需要が拡大するホスピス住宅。
診療報酬と介護報酬のダブルで収入が得られる収益性の高さで俄然注目!

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規制強化の可能性はあるものの、必要不可欠な住宅として存在感が高まる。
事業特性と収支構造の優位性/看護師の確保や入居者募集など運営面での課題とは?
多死社会にあって[ホスピス住宅]の存在感が高まっています。人生の最終段階では病院や介護施設で過ごしながらも、最期を迎える場所はやはり自宅を望む方が多いことから、「病院の安心感」と「自宅の快適さ」の両方の特性を合わせもつホスピス住宅へのニーズが増大しているのです。しかも、事業特性として入居賃料に加えて診療報酬と介護報酬のダブルで保険収入を得ることが可能なので、利益構造はきわめて高いことも特筆されます。
ただ、スキルの高い看護師を一定数確保することや終末期の入居者をいかに募集するかなど運営上の課題も少なくなく、さらにダブルでの保険収入に対して将来的に規制が入る可能性も否定できません。
とはいえ、今後増加する“看取り難民”の受け皿として社会的にも必要不可欠な住宅であり、高齢者住宅のなかで確かなポジションを占めてくることは間違いないでしょう。
本シンポジウムでは、収益性の高さゆえに俄然注目されるホスピス住宅について、その事業リスクや投資適格性、事業化にあたっての検討事項や運営上の留意点、さらに今後の課題や展望等を、パネルディスカッションを含む4部構成にて探ってまいります。高齢者住宅オペレーターや介護事業者、医療機関、不動産開発・建設ならびに不動産投資や融資に携わる皆さまのご参加を強くお勧めいたします。

シンポジウムプログラム&タイムスケジュール

13:00〜13:25 <基調スピーチ>

I. 高齢者施設・住宅における[ホスピス住宅]のポジショニング

● 需要拡大の背景とホスピス住宅のポジショニング
● ホスピス住宅をめぐる事業環境
● ホスピス住宅を展開する主な企業とその特徴

[講師]
 樺キ谷工総合研究所 取締役 主席研究員 吉村 直子

13:25〜14:20 <事業性研究>

II. ホスピス住宅の事業特性とリスク分析
 ──投資適格性の視点から

● ホスピス住宅のビジネスモデルと収益構造
 ・収入(ホテルコスト+介護保険サービス+医療保険サービス)
 ・費用(看護師・介護士等の人件費+地代・賃借料+その他)
● ホスピス住宅の賃料負担力の分析
● ホスピス住宅開発のメリットとリスク分析
● ホスピス住宅の投資適格性――投融資の対象として見た場合の判断

[講師]
 霞ヶ関キャピタル梶@ヘルスケア事業企画室長 細見 真司

14:25〜15:20 <企業展開事例>

III. ホスピス住宅参入の狙いと運営実態
 ──「自宅の快適さ」と「病院の安心感」を合わせもつホスピス住宅を積極展開中

● ホスピス住宅事業参入の経緯
● 事業概要(コンセプト、立地、施設規模と建設コスト、看護師等の人員配置)
● ハード・ソフトの特徴
● 料金設定と入居者募集
● 利用動向
● 運営上の課題と今後の展望

[講師]
 日本ホスピスホールディングス梶@顧問 三重野 真

15:30〜17:00 <パネルディスカッション>

IV. 事業成功の要件
 ──検討すべき課題と今後の展望

● 事業展開にあたっての留意点(展開地域、地主への説明、医療および訪問看護・訪問介護等との連携 等)
● がん末期・難病患者などの入居者募集の方法
● 看護師をいかに確保するか? 看護職・介護職の最適なオペレーションとは?
● 介護保険・医療保険のダブル収入に規制が入った場合の対応は?
● 今後の展望(市場成長性、参入事業者、医療・介護保険制度改革との関連 等)
● 質疑応答
※事前アンケートでの質問のほか、インタラクティブな質疑の機会も設けます

[コーディネーター]
 樺キ谷工総合研究所 取締役 主席研究員 吉村 直子
[パネリスト]
 霞ヶ関キャピタル梶@ヘルスケア事業企画室長 細見 真司
 日本ホスピスホールディングス梶@顧問 三重野 真



開催日時 2023年3月8日(水) 13:00〜17:00
会場 東京ガーデンパレス
東京都文京区湯島1-7-5 TEL.03-3813-6211
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費 57,200円(1名様/消費税等含む)
・同一申込書にて2名以上参加の場合は
 49,500円(1名様につき/消費税等含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。

講師プロフィール

吉村 直子(よしむら・なおこ)

樺キ谷工総合研究所
取締役 主席研究員


奈良女子大学大学院家政学研究科(住環境学専攻)修了。樺キ谷工コーポレーションに入社。樺キ谷工総合研究所に出向し、2017年より主席研究員、19年に取締役に就任。大学時代より高齢者の居住環境に関する研究に取り組む。有料老人ホーム入居者の生活実態に注目し、ハード・ソフト面の満足度と事業主体への評価の関係性等を調査。現在は、高齢者住宅事業に関わる制度・政策や市場環境の評価・分析、事業計画立案のための調査・研究、コンサルティングに携わる。

細見 真司(ほそみ・しんじ)

霞ヶ関キャピタル
ヘルスケア事業企画室長


2006年新生銀行に入行し、日本の銀行として初の有料老人ホームの不動産流動化を行なう。10年にヘルスケアファイナンス部を創設し、J-REITでのヘルスケアリート立上げに参画。14年よりデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社にて、国土交通省の「ヘルスケアリートガイドライン検討委員会」事務局受託、21年12月から霞ヶ関キャピタル鰍ノてヘルスケア事業推進部長、22年8月にヘルスケア事業企画室長に就任。主な著書に『ヘルスケア施設の投資リスク・事業評価資料集』『病院アセットの投資判断・事業評価資料集』(共に綜合ユニコム刊)がある。

三重野 真(みえの・まこと)

日本ホスピスホールディングス
顧問


玉川大学文学部卒業後、セコム鰍ノ入社。セコムアクア梶Aセコム損害保険鰍ナの勤務を経て、2003年にベジフルーツ鰍ノて代表取締役を務める。05年4月轄r井商店に入社し、同年6月に同社取締役に就任。また、同時に潟Zントラルメディカルサービス(現潟Aライブメディケア)の取締役にも就任。06年2月同社の専務取締役に就任。19年4月に日本ホスピスホールディングス且キ行役員、22年4月より同社顧問、ならびにメディカル・ケア・サービス且キ行役員にも就任。

<日本ホスピスホールディングスによるホスピス住宅展開の概要>
[参入時期]2014年8月
[第1号施設]「ファミリー・ホスピス鴨宮ハウス」
       神奈川県小田原市/
       住宅12室+デイサービス+訪問看護ステーション
[展開拠点数]30か所
[総居室数]934室(1施設あたり30〜40室)
[敷地面積(モデル)]660〜1,320u
[建築投資額(モデル)]2億〜4億円

内容に関するお問合せ

綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

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