［不動産ESG投資］の意義と社会的インパクト
機関投資家等から強く求められる「ESG（環境・社会・ガバナンス）投資」。
不動産分野でいかに取り組むのか、投資に見合う価値は生まれるのか？
不動産業界に特化して、ESG投資の戦略支援、開示支援などを行なう
堀江隆一氏（CSRデザイン環境投資顧問）が徹底解説！
SDGsを実現する「ポジティブ・インパクト投資」への発展を視野に！
環境などへの配慮は無駄なコストであり、投資のリターンが下がってしまうとの従来の考えが大転換し、「中長期的にはむしろリターンをしっかりと上げられる」としてESG投資が注目されています。特に不動産分野では、環境性能が高くて賃料も高い「グリーンプレミアム」のエビデンスが明らかにされ、逆に環境性能が低くて賃料が安い「ブラウンディスカウント」や、環境配慮がなされず投資対象から外れる「座礁資産化」が忌避されています。
ESGのなかで最も重要な「気候変動」「脱炭素」というテーマからすれば、CO2排出量が多大な不動産セクターが果たすべき役割は大きく、また「ウェルビーイング（人の健康・快適性）」の視点での建物づくりも重要です。これら気候・災害・健康以外に、地域活性化・少子高齢化・生物多様性といった社会的課題の解決に資するものとして、不動産ESG投資への期待が大いに高まっているのです。
本セミナーでは、不動産業界に特化してESG投資の戦略支援・開示支援などに豊富な実績をもつ、業界の第一人者である堀江隆一氏（CSRデザイン環境投資顧問）を講師にお迎えし、不動産ESG投資の概要から取組み手法、投資事例、そしてESG投資の発展形としての「ポジティブ・インパクト投資」も視野に入れ、4時間にわたりご講演いただきます。
ESGのなかで最も重要な「気候変動」「脱炭素」というテーマからすれば、CO2排出量が多大な不動産セクターが果たすべき役割は大きく、また「ウェルビーイング（人の健康・快適性）」の視点での建物づくりも重要です。これら気候・災害・健康以外に、地域活性化・少子高齢化・生物多様性といった社会的課題の解決に資するものとして、不動産ESG投資への期待が大いに高まっているのです。
本セミナーでは、不動産業界に特化してESG投資の戦略支援・開示支援などに豊富な実績をもつ、業界の第一人者である堀江隆一氏（CSRデザイン環境投資顧問）を講師にお迎えし、不動産ESG投資の概要から取組み手法、投資事例、そしてESG投資の発展形としての「ポジティブ・インパクト投資」も視野に入れ、4時間にわたりご講演いただきます。
セミナープログラム＆タイムスケジュール
13:00～17:00 ※適宜休憩を挟みます
Ⅰ.不動産ESG投資の概要と手法Ⅰ
――スクリーニングとグリーンビルディングの経済的価値
● ESG（環境・社会・ガバナンス）投資が、なぜ近年注目されるのか？
● PRI（責任投資原則）の普及
● 不動産ESG投資の基本的な考え方
● 不動産ESG投資とSDGsの関係
● 不動産におけるESG評価と各種認証システム
＜ESG評価＞＜グリーンビル認証＞
● 選別（スクリーニング）
ポジティブ・スクリーニングとネガティブ・スクリーニング／
グリーンプレミアムとブラウンディスカウント／日本におけるグリーンプレミアム
● グリーンビルディングの経済的価値
● 認証取得ビルの事例
● 健康・ウェルビーイングの経済的価値
● 認証取得によるハードルレートの引き下げ
● PRI（責任投資原則）の普及
● 不動産ESG投資の基本的な考え方
● 不動産ESG投資とSDGsの関係
● 不動産におけるESG評価と各種認証システム
＜ESG評価＞＜グリーンビル認証＞
● 選別（スクリーニング）
ポジティブ・スクリーニングとネガティブ・スクリーニング／
グリーンプレミアムとブラウンディスカウント／日本におけるグリーンプレミアム
● グリーンビルディングの経済的価値
● 認証取得ビルの事例
● 健康・ウェルビーイングの経済的価値
● 認証取得によるハードルレートの引き下げ
Ⅱ.不動産ESG投資の手法Ⅱ
――ESG投資からSDGsを実現するポジティブ・インパクト投資へ
● 関与（エンゲージメント）
省エネ改修投資／省エネ改修投資ファンド／
グリーンリース（設備改修、運用改善、国によるグリーンリース・ガイド）
● 統合（インテグレーション）
GRESB（グローバル不動産サスティナビリティ・ベンチマーク）の評価項目／
GRESBとREITのリターンの相関
● 不動産取得時の評価にESGを組み込む
● 日本における不動産ESG投資の事例
J-REIT／私募REIT／不動産私募ファンド／不動産会社、等
● ESG投資からポジティブ・インパクト投資へ
● ポジティブ・インパクト投資の事例研究
● 国交省による「不動産分野の社会的課題に対応するESG投資促進検討会」の議論
● インパクト不動産投資の課題
省エネ改修投資／省エネ改修投資ファンド／
グリーンリース（設備改修、運用改善、国によるグリーンリース・ガイド）
● 統合（インテグレーション）
GRESB（グローバル不動産サスティナビリティ・ベンチマーク）の評価項目／
GRESBとREITのリターンの相関
● 不動産取得時の評価にESGを組み込む
● 日本における不動産ESG投資の事例
J-REIT／私募REIT／不動産私募ファンド／不動産会社、等
● ESG投資からポジティブ・インパクト投資へ
● ポジティブ・インパクト投資の事例研究
● 国交省による「不動産分野の社会的課題に対応するESG投資促進検討会」の議論
● インパクト不動産投資の課題
Ⅲ.不動産ESG投資の主要テーマ
――気候変動と健康・ウェルビーイングを中心に
● 投資家が考える不動産のESG重要課題
● 気候変動への対応とTCFD
● コロナでますます重要になった「人の健康とウェルビーイング」
● その他の重要課題
生物多様性、サーキュラーエコノミー、等
● 気候変動への対応とTCFD
● コロナでますます重要になった「人の健康とウェルビーイング」
● その他の重要課題
生物多様性、サーキュラーエコノミー、等
Ⅳ.まとめ
――わが国不動産へのESG投資の促進に向けて
● 不動産価値へのESGの反映
● 「座礁資産」「ブラウンディスカウント」「グリーンプレミアム」に選別
● 座礁資産は大きな財務リスクに
● 環境・社会にポジティブなインパクトをもたらし、グリーンプレミアムを生む資産の開発・投資を
※事前アンケートでのご質問のほか、インタラクティブな質疑の機会も設けます
● 「座礁資産」「ブラウンディスカウント」「グリーンプレミアム」に選別
● 座礁資産は大きな財務リスクに
● 環境・社会にポジティブなインパクトをもたらし、グリーンプレミアムを生む資産の開発・投資を
※事前アンケートでのご質問のほか、インタラクティブな質疑の機会も設けます
| 開催日時 | 2022年12月16日（金） 13:00～17:00 |
|---|---|
| 会場 | 明治記念館 東京都港区元赤坂2-2-23 TEL 03-3403-1171（代） ※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。 |
| 参加費 | 57,200円（１名様／消費税等含む） ・同一申込書にて２名以上参加の場合は 49,500円（１名様につき／消費税等含む） ※テキスト代を含む |
講師プロフィール
堀江 隆一（ほりえ・りゅういち）
CSRデザイン環境投資顧問株式会社
代表取締役社長
1964年東京都生まれ。87年東京大学法学部卒業、カリフォルニア大学バークレー校経営大学院修士 （MBA）。日本興業銀行、メリルリンチ証券、ドイツ証券に計22年間勤務。ドイツ証券ではマネージング・ディレクターとして排出権取引、再生可能エネルギーファンドなどを含むストラクチャード・ファイナンス業務を統括。2010年に環境不動産（グリーンビルディング）に関する投資助言を主業とするCSRデザイン環境投資顧問㈱を共同で設立、不動産投資・運用におけるESG組込みに関する助言業務や、サスティナビリティに係る国内外の制度・投資家動向についての調査研究業務を行なう。国土交通省や国連環境計画・金融イニシアティブなど国内外の不動産ESGに係る委員会の座長、委員を歴任。
内容に関するお問合せ
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099
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