キーワード検索

サイト内検索を閉じる

新規参入する企業のための
グランピング・キャンプ場事業の市場性分析と
開発・経営計画&事例研究


グランピングやキャンプのブームはこれからも続くのか?
この先グランピング・キャンプ利用者が求める宿泊環境や、先行事例との差別化要件とは?
土地や構想はあるものの、新規開発する場合に候補地をどのように評価・活用すれば良いのか?



グランピング黎明期からの施設開発プロデューサーに学ぶ
マーケット動向と今後の事業性

  • レジャー産業
  • アウトドア
  • グランピング
  • セミナー
1.グランピング・キャンプの市場性分析〜日本型グランピングの成熟度、集客力、収益性
2.グランピングの基本事業モデル〜候補地のポテンシャル評価のための項目と指標
3.タイプ別事業化の留意点とモデルプラン〜立地・宿泊棟タイプの選択と黒字化への事業収支計画
4.【事例研究】 潟tォレストアドベンチャーが直営キャンプ場の運営を開始
 グランピングやキャンプの人気と施設開発のブームはいつまで続くのでしょうか。グランピングは2015年頃からの流行以降、宿泊施設を新規で建築するよりも初期投資額が低くかつ高単価の料金設定も可能なことで注目を集め、また最近は事業再構築補助金活用の追い風もあり、今年以降も各地で開業が予定され、今後全国500か所以上に拡大する見込みです。しかしながら急激な施設の増加は、エリアやタイプの競合を生み、20年頃からは早くも施設の閉鎖や売却も顕在化しています。
 新規や再生計画によって施設のクオリティが上がるなか、これからのグランピング・キャンプ場事業には、コンセプトワークをはじめ、事業収支や集客活動など、緻密な経営が求められます。
 本セミナーでは、マーケットの最新状況と今後の見通しを踏まえながら、グランピング事業を中心に、これからの施設開発と事業モデルや運営の方向性を学ぶとともに、今まさにキャンプ場を開発中の事業者から、アウトドア型宿泊施設の開発の実際を知る機会として開催いたします。宿泊業や不動産事業に携わる皆様はもちろん、地域の活性化や新規参入を考えている方など、ぜひ本講座をご活用下さい。

セミナープログラム

13:00〜17:00 ※適宜休憩をとりながら進行いたします

1. 日本型グランピングとキャンプ場の現在地(成熟度、集客力、収益性)

●キャンプ・グランピングの国内市場の拡大はどこまで可能か?
 ・「アウトドアレジャー」のなかのグランピングとは
 ・キャンプとグランピングの違い〜利用者の視点から
●「宿泊業」におけるグランピングのポジショニング
 ・グランピング施設の参入形態の特徴と淘汰の傾向
 ・稼動期間の延長やリピート対応を可能にする、宿泊施設の最新タイプとは
●これからの施設開発のヒント、ピークアウト後に生き残る条件
 ・アンドキャンピング、アンドグランピングとは



2. グランピングの基本事業モデル(キャンプ場事業との共通点・相違点)
 〜候補地のポテンシャル評価のための項目と指標

●グランピング事業の特性
 ・すべての「商品」がフレキシブルに変更可能
 ・低投資・高稼動・高収益型ビジネスが可能
 ・事業リスク(法令・条例・申請関連、天候・災害、食品衛生、人事管理等)
●開発計画立案の基本とインフラ整備について
 ・事業コンセプトのまとめ方(立地や周辺環境の活かし方、リスク予測と回避策等)
 ・開発、営業に関連する法令・申請と制度活用(事業再構築補助金など)
 ・立地、施設規模に応じたゾーニング計画 ──宿泊棟・付帯施設ほか、ハードによる差別化トレンド、
  キャンプ場サイトの併用
●運営体制 ──業務の外注化と内製化
●安全管理 ──自然の影響を受けやすいグランピング
●集客戦略 ──Web集客施策、ターゲット別アプローチ策



3. グランピング施設のタイプ別事業化の留意点とモデルプラン
 〜立地・宿泊棟タイプの選択と黒字化への事業収支計画

●タイプ別モデルプランの共通前提条件、確認事項
 ・目的の確認と目標の設定
 ・初期投資、稼動率、売上内訳、費用、法人税など
 ・投資回収、収益性、損益分岐点など
 ・設定条件と収支、事業リスク
●【宿泊施設への併設型】【レジャー施設】【遊休地活用(特化型/テーマ型)】のモデルプラン
●キャンプ場の事業スケールとの比較とキャンプ場でも特徴を出せる「アンドキャンピング」


4. 【事例研究】
自然共生型アウトドアパーク「フォレストアドベンチャー」+「キャンプ場」
〜潟tォレストアドベンチャーが直営キャンプ場の展開を開始

●河口湖第1号施設の開発・運営計画
 ・開発の目的と経緯、開業へのスケジュール計画
 ・新設キャンプ場のコンセプト、施設概要・ゾーニングおよび開発計画
 ・「フォレストアドベンチャー・フジ」の隣接移転計画
●施設開発工事の最新状況
 ・運営体制、安全管理
●集客戦略〜「キャンプ」+「アクティビティ」で見込む相乗効果
 ・利用イメージと目標の設定、価格設定、販売戦略予定
●今後の展開予定(エリア開発・拠点数増など)





開催日時 2022年8月26日(金)13:00〜17:00
会場 明治記念館
東京都港区元赤坂2-2-23 TEL 03-3403-1171(代)
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費 55,000円(1名様/消費税等含む)
・同一申込書にて2名以上参加の場合は
 48,400円(1名様につき/消費税等含む)
※テキスト代を含む。

講師プロフィール

プログラム1〜3

加藤 文人(かとう ふみひと)

株式会社マザーネイチャー 代表
一般社団法人日本グランピング協会 顧問

1995年三井系企業の社内ベンチャーとしてアウトドアリゾート「PICA(ピカ)」を立ち上げる。その後リゾートのプロデュース、地域創生コンサルティング、新規事業コンサルティング、セミナー、講演多数。主な著書に『[タイプ別]グランピング施設の事業化計画資料集』(2018年2月)、『キャンプ場事業化計画とマーケティング戦略資料集』(21年2月)、『グランピング施設のタイプ別事業化計画とリニューアル戦略資料集』(22年4月。いずれも綜合ユニコム刊)などがある。



プログラム4

志村 辰也(しむら たつや)

株式会社フォレストアドベンチャー 代表取締役
■フォレストアドベンチャーについて
フランス・アルタス社が開発したフォレストアドベンチャーは、自然の立木の地上2〜15mの位置に設置されたプラットフォームと呼ばれる足場に登り、そこから別の木に空中散歩を楽しみながら移動していき、地上へはジップスライドで一気に滑り降りるという、子供から大人まで楽しめる新次元のアドベンチャースポーツ。1997 年に企業研修用の施設として生まれ、現在ではヨーロッパをはじめ世界で250か所以上に展開されている。日本では 2006 年に山梨県富士山麓でのオープンを皮切りに、22年6月現在全国38か所に展開中で、徹底した安全管理のもと、自然環境と共生できる施設づくり、レジャーとしての楽しさの追求、プロフェッショナルな運営に定評がある。21年3月、志村氏が代表取締役に就任、現在に至る。

内容に関するお問合せ

綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099