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不動産特定共同事業(FTK)講座<第1回>
ESG/SDGs時代の不動産ファンド事業開発とスキーム解説[基礎講座]

ファンド規制の全体像から脱炭素に向けた
再エネ・森林ファンド等の諸論点までを徹底解説

  • 不動産
  • セミナー
〈参加対象〉
・ESG/SDGsを踏まえ不動産ファンド事業への参入を検討する事業者の方
・不動産ファンドに係る正確な法規制の基礎知識を学び、理解を深めたい方
・不動産ファンドの具体的なビジネスモデルを学びたい方
 脱炭素を始めとするESG/SDGsがますます重視される今、地球環境の保全や地域社会への貢献をテーマとする不動産ファンド事業の展開が新たなビジネストレンドとなりつつあります。
 環境・社会・経済の持続可能性(サステナビリティ)に配慮した不動産ファンド事業への参入にあたっては、法規制全般を理解したうえで、貴社が目指すビジネスモデルに最も適したファンドスキームやランセンスを選択することが重要です。
 本セミナーは、金融商品取引法と不動産特定共同事業法の全体像とこれらの法律に基づく各種スキームに加え、国で議論されるESG投資を不動産分野に呼び込むための環境整備の最新論点を解説します。

セミナープログラム

13:30〜17:00 ※途中休憩を挟み進行いたします。

I. 不動産ファンド法規制の全体像

1. 不動産ファンド法規制の全体像と規制緩和
 ・金融商品取引法(金商法)と不動産特定共同事業法(不特法)


II. ESG/SDGs時代のファンド事業開発

1. 企業パーパス(存在意義)を具現化するファンド事業戦略
2. 国交省「ESG 投資促進検討会」中間とりまとめの概要とビジネス機会
3. 実例から学ぶインパクト投資の最前線
 ・脱炭素への取組み@:再生エネルギーファンドと不特法の適用関係
 ・脱炭素への取組みA:森林ファンドとカーボン・オフセッティング
 ・地域づくりへの取組み:山の水田ヴィラ『The Villa』プロジェクト
4. 国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)気候変動開示基準が不動産事業に与える影響



III. 不動産ファンドのビジネスモデル

1. デベロッパーモデルと大家モデル
2. 不動産ファンド活用の3類型(出口、開発、大家)
3. 業界ベストプラクティスの研究
 ・A社:ホテル開発ファンド
 ・B社:築古レジ・リノベーションファンド
 ・C社:都心オフィス相続対策ファンド
 ・D社:無期限型ファンド
4. 「デベロッパー× 大家」モデルのメリットと可能性



IV. ビジネスモデルに適したスキーム選択

1. 出口型ファンドスキーム
 ・J-REITと私募REIT
 ・オープンエンド型LPSスキーム
 ・不特法・特例事業スキーム(倒産隔離商品)
 ・不特法・1号事業任意組合スキーム(相続対策商品)
2. 開発型ファンドスキーム
 ・ソーシャルレンディング(貸付型クラウドファンディング)
 ・TMK(特定目的会社)
 ・GK-TK(合同会社+匿名組合)
3. 大家型ファンドスキーム
 ・不特法・1号事業匿名組合スキーム
4. 各スキームのメリット・デメリットの比較



開催日時 2022年7月29日(金) 13:30〜17:00
会場 明治記念館
東京都港区元赤坂2-2-23 TEL 03-3403-1171(代)
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費 55,000円(1名様/消費税および地方消費税を含む)
・同一申込書にて2名以上参加の場合は
 48,400円(1名様につき/消費税および地方消費税を含む)
※テキスト代を含む。
※ご同業の方のご参加はお断りすることがございますので、予め了承ください。

講師プロフィール

石井くるみ (いしい くるみ)

日本橋くるみ行政書士事務所 代表
行政書士/宅地建物取引士
不動産特定共同事業(FTK)の多様な活用手法検討会(総括会)委員
一般社団法人不動産特定共同事業事業者協議会 アドバイザー


早稲田大学政治経済学部卒業。公益財団法人消費者教育支援センター研究員を経て、日本橋くるみ行政書士事務所を開業。民泊・旅館業、不動産特定共同事業、クラウドファンディング等の不動産・金融ビジネス領域の法務コンサルティングを専門とする。2020年6月より国土交通省設置『不動産特定共同事業(FTK)の多様な活用手法検討会総括会』委員に、21年7月より一般社団法人不動産特定共同事業事業者協議会アドバイザーに就任。
主著書に『民泊のすべて―旅館業・特区民泊・住宅宿泊事業の制度と合法化実務』(大成出版社、2017年度不動産学会著作賞)があるほか、共著に『不動産活用ビジネスモデルプラン集』(綜合ユニコム)、『行政書士の業務展開』(成文堂)、論説に『既存住宅の民泊活用に関する法制度―規制緩和と課題』(都市住宅学108号収録)がある。
その他、「不動産特定共同事業(FTK)のすべて」(月刊不動産フォーラム21連載)、「不動産クラウドファンディング事業化のポイント」(全国賃貸住宅新聞連載)、「分散投資に役立つ不動産小口化商品」(家主と地主連載)、「達人が伝授――広がる民泊」(日経ヴェリタス連載)、「賃貸経営に役立つ民泊知識」(全国賃貸住宅新聞連載)、「自治体別・民泊許可取得のポイント」(全国賃貸住宅新聞連載)、「オフィスビルやマンションを宿泊施設にコンバージョン!」(週刊ビル経営)、「構造要件のクリアには運用体制の担保も不可欠」(月刊レジャー産業資料8月号)等での連載多数。



内容に関するお問合せ

綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

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