住宅ストックの資産価値･収益向上を図るための
最新ビジネスモデル研究
住宅ストックの価値を高める新サービス
地域活性化に活きる空き家対策･地域連携にも挑む2社の取組みを通じ、
住宅の事業機会創造と収益向上の施策を研究
入居者が外泊時に自分の部屋をホテルとして貸し出すことで、
外泊日数に応じて家賃が減額されるサービスアパートメント
◆入居者の外泊時に賃貸物件をホテルとして貸し出す新システム「Unito」
◆変革する需要に対応するホームシェアリングを日本国内で積極展開する「Airbnb」
◆2つの事例を通じて住宅ストックの収益化手法を学ぶ
このような状況で、住宅ストックの資産価値･収益向上を図るためのビジネスモデルとして、働く場や住む場所などを他者と共有する「スペースシェア」や新たな宿泊システムで、稼働率･収益の向上を図る事業者が増えています。
今後、より一層の人口減少･空き家の増加が予想されるなか、不動産事業者や不動産オーナーにとって、保有している物件の稼働率･収益をいかに向上していくかが大きな課題となっていきます。
本セミナーは、遊休不動産や稼働率が低下したホテル･宿泊施設を賃貸物件として活用する一方、入居者の外泊時に部屋をホテルとして貸し出すことで、稼働率･収益の最大化を図る「リレント」サービスを展開する（株）Unitoの近藤 佑太朗氏、全世界で変化する旅行需要を捉え、住宅ストックに収益を生むホームシェアリングの推進するAirbnb Japan（株）の森 厚雄氏をお招きし、2社の取り組みから、アフターコロナを見据えた最新のビジネスモデルと稼働･収益の向上施策を学んでまいります。
セミナープログラム
【施設見学】 「Re-rent Residence 渋谷」（希望者のみ）
I. 帰らない日は家賃がかからない家「unito」
賃貸とホテルの二毛作で収益最大化を図る
…「株式会社Unito」
2. 掲載数7,000室超、賃貸物件プラットフォーム「unito」のビジネスモデル
●サービス概要
●入居者の外泊日数に応じた家賃減額システム「リレント」とは
●ターゲット（法人･個人）と利用者の用途傾向
●利用者募集とサイト運営
●事業の収益モデル（売上･稼動率･単価･オーナーとの配分など）
3. 運営施設の事業計画の実際
●遊休不動産の活用事例
…「Re-rent Residence 渋谷」
●ビジネスホテルのリノベーション事例
…「unito SHIODOME」
●カプセルホテルのリフォーム事例
…「unito CHIYODA」
4. 今後の事業展開
5. 質疑応答
講師：近藤 佑太朗 株式会社Unito 代表取締役
II. 世界の旅行需要の変化に対応する
ホームシェアリング推進と日本国内の地域連携
…「Airbnb」
2. 世界のAirbnbの最新動向
3. 国内の状況と地域連携への取組み
●都市や都市近郊の最新状況
…都市で人気の部屋の状況
…都市近郊の盛り上がり
…企業（不動産企業や代行業者）などの事例
●地方都市におけるホームシェアリングの活用
…飯田市や辰野町（長野県）でのパートナーシップ事例
…各地の魅力を取り入れた部屋の事例紹介
4. 今後の展開
…ホームシェアリングを日常に取り込む新しいライフスタイルの提案
…空き家対策への取組み
5. 質疑応答
講師：森 厚雄 Airbnb Japan株式会社 ホームシェアリング事業統括本部 本部長
| 開催日時 | 2022年2月25日（金） ＜視察＞ 10：30〜12：00 ＜セミナー＞ 13：30〜16：45 |
|---|---|
| 会場 | ＜視察＞ Re-rent Residence 渋谷 （東京都渋谷区渋谷3-6-13） ＜セミナー＞ 明治記念館 （東京都港区元赤坂2-2-23 TEL.03-3403-1171） ※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。 |
| 参加費 | 50,600円（１名様につき／消費税および地方消費税を含む） ・同一申込書にて２名以上参加の場合は 46,200円（１名様につき／消費税および地方消費税を円含む） ※テキスト代を含む。 |
講師プロフィール
近藤 佑太朗 （こんどう ゆうたろう）
株式会社Unito 代表取締役
幼少期の3年間、東ヨーロッパのルーマニアで育つ。大学1年次、国際交流を軸に活動する“学生団体 NEIGHBOR”を設立。その後、クロアチア最高峰のビジネススクールZSEMで観光学を勉強。帰国後、国内スタートアップで修業し、起業。
創業1年半で、国内5拠点、海外1拠点でCARAVANシリーズの宿泊施設･Co-livingを展開。またその内5事業を2019年6月事業譲渡。20年2月総額1.2億円を調達し、「外泊するほど家賃が安くなるサブスク住居unito」を発表。
森 厚雄 （もり あつお）
Airbnb株式会社
ホームシェアリング事業統括本部 本部長
早稲田大学政治経済学部卒業。サセックス大学開発学修士。日本マイクロソフト株式会社、戦略系コンサルティング会社を経て2017年3月より現職。日本市場における同社のホームシェアリング事業の事業拡大に向け、主に企業向けの戦略立案･実施に責任を担う。
〔施設･サービス概要〕
「Re-rent Residence 渋谷」
東急が所有している遊休ビルの6部屋をリノベーションし、2021年6月に賃貸を開始した、多拠点生活者向けのサービスアートメント。「家具家電付き」「最短1か月から契約可能」「敷金･礼金･更新料が不要」といったフレキシブルな入退去の仕組みと、入居者が外泊時に自分の部屋をホテルとして貸し出すことで、外泊日数に応じて家賃が減額される料金システム「リレント」を特徴とする。
〈Re-rent Residence〉https://rerent-residence.com/
「Airbnb」
全世界に400万人以上のホスト会員を持ち、世界各地で住宅を活用したホームシェアリングを推進する世界最大級の旅行コミュニティプラットフォーム。2021年11月に、海外5か国7,500人を対象とした消費者調査を発表するなど、ホームシェアリングの活用の現状やアフターコロナを見据えた今後の需要などに深い知見を持つ。
〈Airbnb〉https://www.airbnb.jp/?from_belo_click
内容に関するお問合せ
TEL.03-3563-0099