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【開催延期】

次世代に勝ち残る
SCリニューアルの戦略的手法

コロナショックにより日本のSCを取り巻く環境が大きく変化する。
さらにアメリカのデッドモール(廃業SC)化現象が、日本にも波及してくる。
SC業態研究の第一人者【六車秀之氏】が今後の勝ちパターンを示す。

  • 商業・SC
  • セミナー
次世代の最有望SC業態「スマート・コミュニティ・センター」への転換を!
コロナショック後のライフスタイルの変化や「モノ離れ」が進み、「ネット通販が旺盛な時代」へと移行するなかで、百貨店や総合スーパーをキーテナントに多彩な専門店で構成する従来型SCが「飽和状態」を迎え、業態転換を余儀なくされています。実際、流通先進国であるアメリカでは、時代対応できずに消費者に飽きられたSCが廃業(デッドモール化)する事態が生じており、近い将来にはわが国でも同様の現象が生じてくると懸念されています。
しかし、その一方でアメリカでは、SC業態を転換してリニューアルに成功した事例も登場してきました。次世代型SCともいえる「スマート・コミュニティ・センター(SC2)」が誕生しているのです。はたして、どのような業態に転換して成功を収めているのでしょうか?

セミナープログラム&タイムスケジュール

13:00〜17:00 ※15時前後に15分間のコーヒーブレイクを挟みます

T. 次世代(近未来)にSC業界で確実に起こることは何か

1. コロナショックによる日本人の6つのライフスタイルの変化
(1) ネイバーコミュニティ・ライフスタイル
(2) オンライン・ライフスタイル
(3) サスティナブル・ライフスタイル
(4) スマート消費・ライフスタイル
(5) タイム&コストパフォーマンス・ライフスタイル
(6) レストレーション・ライフスタイル

2. アメリカのデッドモール(廃業SC)化は2021年以降に日本でも確実に起こる
・わが国でも2019年に初めてSC数が減少した
・日米とも従来型SC(日本では3分の2)はデッドモール化の潜在的可能性がある

3. 日米ともにSCの寡占化と棲み分けが同時に起こり、ゼロサム競争が一般化する
・一方の売上増が一方の売上減となるゼロサム競争により、勝ち残るために「存在感のあるSC」と「棲み分け型SC」へと二極化する

4. 日米ともにSCへ出掛ける頻度(出向頻度)は確実に低下する
・アメリカでは20〜30%のSCで出向頻度が低下しており、わが国もこのままではSCへの出向頻度は低下する

U.次世代型SC(SC2)の集客・売上増のメカニズムと具体化手法

1. 次世代型SCの第1次的には「集客」、第2次的には「客単価」システムの確立を
・SCへ“行きたい場”から、SCで“買いたい場”の融合システム化
・もてあそばれ型SC(人は集まるが、売上げが今一歩)からの脱皮手法(新・もてあそばれ型SC)
2. 集客増はカスタマージャーニー理論の応用
・ネットとリアルの融合時代におけるSCへの来館誘導手法
・集客のための出向動機(“行きたくなる場”の機能)をいかにすべきか
3.客単価はショッピングトリップ理論の応用
・SC内でもう1店利用、および一石二鳥買いの方法(目的買い→関連買い→衝動買い)
・SC内でのラスト買い、およびファースト買い手法

V.次世代型SC(SC2)のマーケティングと 戦略的リニューアル手法
―― 誰に、何を、どのような生活シーンを通じて、どのような環境で売るのか!

1. 次世代型SCのターゲティング戦略
・次世代志向SCの客層は、どのように変えなければならないのか?
・ファミリーターゲットの希薄化に伴う、新しいターゲットの創造
2. 次世代型SCのMDing戦略
・次世代志向SCの商品・サービスは、どのように変えなければならないのか?
・SCが対応する新たな生活ニーズへのライン・ロビング化(お金のコスパ)
3. 次世代型SCの生活シーン戦略
・次世代志向SCの対応する生活シーン(SCの利用シーン)は、どのように変えなければならないのか?
・自由裁量時間の増大とSCでの利用シーンの多様化(時間のコスパ)
4. 次世代型SCの商業空間演出
・次世代志向SCの受け皿としての商業空間演出は、どのように変えなければならないのか?
・コト(体験)、トキ(体感)、イマ(ライブ感)、ココ(異次元)の環境演出
開催日時 【開催延期】2020年7月27日(月) 13:00〜17:00
会場 東京ガーデンパレス
東京都文京区湯島1-7-5 TEL.03-3813-6211
※詳しい会場案内図は参加証にてお知らせいたします。
参加費 46,200円(1名様/消費税等含む)
・同一申込書にて2名以上参加の場合は
 41,800円(1名様につき/消費税等含む)
※テキスト・コーヒー代を含む。

講師プロフィール

六車 秀之(むぐるま ひでゆき)

潟_イナミックマーケティング社 代表
明治大学大学院商業研究科修了。SC経営士。
SCおよび流通の理論に基づく実践手法のコンサルタントとして、SCの開発・リニューアルに関するコンサルティングを専門に実施する。1つの固有マーケットのなかで競合SCと棲み分けをする「消費者がもう1つほしいSCづくり」「もう1つ成立するSCづくり」を、マーケットデザイン理論から解明することをミッションとしている。
同社のホームページでは流通・SCの情報発信を積極的に行なっており、年間60万アクセスがあるなど好評を博している。
URL http://www.dynamic-m.co.jp

<六車講師セミナー(2019年7月開催)参加者の主な声>

● アメリカの最新SC事情について知ることができ、刺激になりました (商業開発)
● SCに関して事業者目線でのお話が聞けて、とても勉強になりました (不動産調査)
● SC業態に関する豊富で深い知見が大変参考になった (総合不動産)
● 次世代有望SC業態である「SC2」の説明をさらに詳しく聞きたい (マーケティング)
● リニューアルの方向性がとても勉強になりました (商業PM)
● アメリカにおけるSC勝ちパターンの解説が興味深かった (不動産開発)

<本セミナーの受講をお勧めしたい対象者>

● 近未来型SCを開発あるいはリニューアルで対応したいデベロッパー
● 今後出店するSCを選択したいテナント企業
● 保有するSCの価値を向上したい不動産ファンド・AM会社、商業PM会社
● SCの今後を見通したい流通関係・シンクタンク・金融機関、等

内容に関するお問合せ

綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099

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