“看取り難民”の受け入れ先として、ニーズが高まる
規制リスクの懸念も、必要不可欠な存在として成長が見込まれる
死亡人口の増加や社会保障費増大による病床機能の見直しにより、「死」を迎える場所のない人々の拡大リスクが高まっています。とりわけ、高度な終末期医療対応が必要とされるがん末期や難病患者は受入れ体制が十分とはいえず、2035年には約47万人の“看取り難民”が生じるともいわれています。その課題解決の一つとして期待されるのが、自宅のような自由度のある集合住宅で、質の高い緩和ケアサービスが受けられる「ホスピス住宅」です。成長事業として注目を集めていますが、収益性が高い反面、運営も難しくなります。
ニーズの背景とともに事業の仕組みや有料老人ホームとの違いなど、その事業モデルを解説いたします。
●A4判カラーPDF/16頁 ●定価33,000円(本体30,000円)●2022年10月31日発刊
(1)ホスピス住宅とは
(2)ニーズの背景
(1)コンセプト
(2)事業の概要と有料老人ホーム事業との違い
①立地
②施設規模と建設コスト
③人員配置
④看護師の重要性
(3)ハード、ソフトの特徴
(4)料金設定と入居者募集
①料金設定と活用する公費サービス
②入居者募集と経路
(5)開設準備から安定期へのプロセス
(1)看護師の定着
(2)施設の開発力
(3)制度改定のリスク
(4)今後の展開
高橋 正 日本ホスピスホールディングス㈱ 代表取締役社長
綜合ユニコム株式会社 企画情報部
TEL.03-3563-0120