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月刊レジャー産業資料 2025年4月号

月刊レジャー産業資料 2025年4月号

     

【特集】酒造と観光

テロワールを活かす新しい酒蔵の形

 日本の「伝統的酒造り」が2024年12月、ユネスコ無形文化遺産に登録された。その土地ならではの歴史・文化、気候や地形、自然環境のなかで育まれた農産物や伝統技術を活かす「酒蔵」が「観光」という視点を併せもつことで、生産・販売拠点のみならず地方創生へのエンジンとなる好機だ。本特集では酒蔵の見学から酒造り体験、レストラン運営から宿泊機能の提供などまで、デスティネーションとしての魅力をもつ酒蔵づくりで人を呼ぶ地方酒造事業者の取組みを探った。

【特別企画】観光・レジャーにおけるインバウンド対策

 昨年過去最多数を更新したインバウンドについて、多言語対応や決済といった受入れに向けた体制づくりに先進システムを導入した集客施設の成功事例などを紹介する。

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月刊レジャー産業資料 2025年4月号

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コンテンツ

【特集】酒造と観光 テロワールを活かす新しい酒蔵の形

【INTERVIEW|世界の「常陸野テロワール」へ】
「地域の循環」から生まれる酒と食を
世界に通用する「ローカル」として育て上げる

木内 敏之氏[木内酒造㈱ 代表取締役社長]

200年の歴史を有する日本酒製造・木内酒造㈱は、海外代理店40か所以上、関連3社合計年間約30億円を売り上げる事業体に成長した。売上げの25%ほどを占める飲食事業ではテイスティングができるショップやレストラン、ビアバーなど飲食事業のほか、24年4月からバーカウンター付きバスを運行。酒×食で茨城の地へ人を呼び込むその施策を伺った。

[VIEWS|酒造りとまちづくり]
「クラフトサケ」を核に複数拠点を展開
地域に人を呼び、ビジネスを生む

稲とアガベ
 

[FOCUS|地方創生への視座]
「永平寺テロワール」を基軸に
観光需要創造と世界展開を目指す

吉田酒造
 

[CASESTUDY]
ウイスキー・ジン
Nozawa Onsen Distillery
「野沢温泉蒸留所」
(長野県野沢温泉村)
野沢温泉を通年観光地に
蒸留所を通じて地域の魅力を世界に発信


ウイスキー・日本酒

若鶴酒造
「三郎丸蒸留所」
(富山県砺波市)
北陸最古の蒸留所
ディープな体験を充実させ長く続くファンを獲得

ワイン
カーブドッチ
「カーブドッチワイナリー」
(新潟県新潟市)
醸成してきたブランドアイデンティティを根底に
施設拡充・リニューアルで滞在価値向上を進める

ワイン
エイティーンスコーポレーション
「SIX THREE ESTATE」
(福井県越前市)
伝統×ワインで越前の魅力を発信
地域産業の持続的成長を目指す

日本酒
小林醸造
「前日光醸造所」
(栃木県鹿沼市)
エンタメ感覚で楽しむ酒造りにオーダーメイドの魅力を導入
鉄道・神社との連携で首都圏から集客狙う

黒酢
坂元醸造
「黒酢ガーデン壺畑 SHOP&RESTAURANT」
(鹿児島県霧島市)
世界唯一の壺造り黒酢醸造が発信する
黒酢の無限の可能性と鹿児島・福山町のテロワール

白みりん
「流山市白みりんミュージアム」(千葉県流山市)
「白みりん」発祥の地ならではの学習・体験型観光施設
多様な観光資源とも結びつけエリア周遊の拠点に

ラム
美馬産業
「馬宿蒸溜所」
(香川県東かがわ市)
本物のテロワールの確立へ
200年余の歴史をもつ高級砂糖「和三盆」糖蜜を原料とする
ラム酒がもつ大きな可能性


【特別企画】観光・レジャーにおけるインバウンド対策

[INTERVIEW]
変化するインバウンド動向
DXを活用した受入環境整備が重要

[㈱JTB ツーリズム事業本部エリアソリューション事業部]
西尾 一輝氏[観光DXチーム マネージャー]
青柳 淳氏[観光DXチーム BOKUN事業運営センター長]
寺澤 浩一氏[観光DXチーム 開発推進担当部長]
 

[インバウンド対応の注目事例・企業]
[翻訳サービス]
観光施設:東京スカイツリー
「VUEVO Display」
 

 
[翻訳サービス]
温浴施設:東京豊洲 万葉倶楽部
「みえる通訳」 

[コンシェルジュサービス]
スキー場:エイブル白馬五竜
「QRSKI」 

[電子チケット]
ミュージアム:広島平和記念資料館
「ウラカタチケット」「ウラカタ予約」 

[AI自動応答]
宿泊施設:UNPLAN Fukuoka
「Hosport」 

[ナビゲーションサービス]
Japan Travel by NAVITIME 

[スマートチェックイン]
maneKEY 


TREND EYES

〇YOTEL東京銀座
ユニークなデザインとテクノロジーが融合した
イギリスのライフスタイルブランドが日本初進出
 [INTERVIEW]
  Rohan Thakkar(ローハン・タッカー)氏
  [YOTEL Chief Development Officer]

  効率的な空間活用とオペレーションで、
  ホテル資産価値の最大化に貢献する

〇大江戸温泉物語Premium ホテルニュー塩原
ラウンジ新設やレストラン全面改装でアップグレード
3世代ファミリーを取り込む
〇MiiBA
ティップネスの新業態24時間ジム
カフェ、セルフエステなど備える


短期集中連載 第1回 ポスト五輪のアーバンスポーツ市場動向

まちづくり・地域活性化の一環としてのアーバンスポーツの課題と可能性
「アーバンスポーツ」――その定義に含まれる種目は、代表格のスケートボードやBMX以外に、インラインスケート、ブレイクダンス、パルクール、ボルダリングなど幅広く、流動的だ。近年は、日本人選手の活躍もあり、若い世代を中心に注目を集めるのは周知のとおり。本企画では、各所でパーク開発が進むなか、持続可能な運営のあり方や留意点などを探っていく。

[INTERVIEW]
原田 宗彦氏[(一社)日本スポーツツーリズム推進機構代表理事 前大阪体育大学学長]

地域スポーツコミッションを司令塔にインナー・アウター政策の両輪を回せるかがカギ


サウナ導入レポート

佐賀県のリゾート旅館とメトスがタッグ
「Wall IKI」を日本初導入した自然に溶け込むサウナ室が誕生

メトス×GOTENリゾート


特別寄稿

たんちてるの観光地再生奮闘記
ー低迷する観光地からの現地レポートー
13年の連載を終えて
たんちてる


シリーズ 巻頭レポート|マクロ経済×レジャー産業


第10回|グローバルサウスと日本経済

石川智久[㈱日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト]

近年、メディアで見かける機会がふえてきた「グローバルサウス」という言葉。明確な定義はないものの、トランプ政権の誕生で国際情勢が混とんとするなか、その存在感は増している。今号では、これに含まれる国々やその勢力の実際などを整理し、日本経済への影響と戦略的な関係性の構築について考える。


Front Lines

ハイパーミュージアム飯能
メッツァに現代美術館がオープン
森と湖を活かした展覧会を開催

志摩スペイン村
25年営業がスタート
アトラクションやショーが新登場し
オリジナルコンテンツの強化を図る

連載・コラム

●ホテルサービス喜怒哀楽(131)
 ホテルカレンダー
 瀧澤信秋

●サステナブルツーリズムー未来につなぐ成長戦略ー(21)
 リスボン──サステナブル対策最前線を先導するポルトガルの首都
 篠田香子

●「人が集まる」をクリエイトする
 先行き不透明な時代の商空間考(17)
 セレンディピティが生まれる
 澤田 充

●データで見る レジャー&サービス主要業種動向(39)
 結婚式場
 帝国データバンク

●NEW OPEN
 2月開業施設一覧

News&Topics

  • ◎NTT都市開発、広島市都心部の新生「パセーラ」にシェア型フードホールと都市型水族館を誘致
  • ◎JR西日本グループの中国SC開発、広島新駅ビルの商業施設「minamoa( ミナモア)」をオープン。広島初出店3割、ホテル「グランヴィア広島サウスゲート」、シネコン「ムービックス広島」も併設
  • ◎三井不動産の「三井アウトレットパーク 木更津」第4期増床が6月開業。全330店舗、instant skateboardsが運営するスケートボードパークも常設
  • ◎野村不動産マスターファンド投資法人と野村不動産コマース、大阪・道頓堀「中座くいだおれビル」を全館リニューアル。新たなフードエンターテインメントビルへと進化
  • ◎ベルギー発の空中レストランン企画「Dinner in the Sky(ディナーインザスカイ)」が日本上陸。DISJが東京・豊洲でサービス開始
  • ◎NNEX、東京・浅草に本物の土俵を設置したインバウンド向け相撲ショーレストラン「浅草相撲部屋 -ANNEX- (Asakusa Sumo Club ANNEX)」をオープン
  • ◎ディスクシティエンタテインメント、大阪・道頓堀に完全個室ネットカフェとアミューズメントの複合施設「ネットカフェ&カラオケ DiCE大阪道頓堀本店」をオープン
  • ◎タイトー、スポーツエンタメ施設「BOOTVERSE」の2号店「多摩センター新丘の上パティオ店」を東京都多摩にオープン
  • ◎ワイドレジャー、新ブランド「kininal ASOBLE」の1号店「そよら入曽駅前店」を開業。週替わりでコンテンツを提供する全天候型アミューズメント施設
  • ◎東京都江東区、若洲公園に都内最大の大型遊具を整備。2027年4月オープン予定
  • ◎エイドリアン・ゼッカとJR東日本グループが、小岩井農場にラグジュアリーファームステイホテル「AZUMI FARM KOIWAI」を開発。2026年春オープン予定
  • ◎三菱地所ホテルズ&リゾーツ、千葉県初、グループ最大規模のホテル「ザ ロイヤルパークホテル 舞浜リゾート 東京ベイ」を舞浜エリアに2026年1月開業予定

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