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月刊レジャー産業資料 2024年9月号

月刊レジャー産業資料 2024年9月号

【特集】 「道の駅」の活かし方

都市郊外商業開発と地方創生

 制度創設から30年を経て“道路利用者に向けたサービス提供の場”から“施設自体が目的地”へとその立ち位置が変化する「道の駅」。いまや全国1,221駅にまで拡大、供給過多、同質化、老朽化などの問題も潜在するが、上位施設は年間300万人超とその集客力は注目に値する。
 本特集では地元のデイリーユースを担う「都市郊外立地型」と、観光需要の創造に寄与する「地方創生型」の2つの観点から注目事例を取材。さらに「観光×商業」の相乗効果で存在感を示す複合型施設の動向もレポートする。

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コンテンツ

【特集】「道の駅」の活かし方 都市郊外商業開発と地方創生

【CASESTUDY|地方の注目事例】
道の駅山陽道やかげ宿

歴史ある宿場町の商店街に経済効果をもたらす「まちまるごと道の駅」という試み
あえて飲食機能や土産品などの物販機能を設けず
周辺商店街への回遊を促すゲートウェイに
開業後は予想以上の来館者、商店街の店舗数も倍増へ
そのコンセプトと実態をレポート

[INTERVIEW|「道の駅」の今後の方向性]
「第3ステージ」が描く、新たな道の駅の姿とは

落合直樹氏[(一社)全国道の駅連絡会 事務局次長]
まちぐるみの戦略的な取組みで地方創生・観光を加速する拠点へ

[VIEWS①|商業施設開発と道の駅]
拡大する道の駅の新たな可能性

三浦直子[文殊リサーチワークス]
今後の人口減少社会に向けてパラダイムシフトする郊外の商業施設開発の動向を踏まえ
道の駅が持つ可能性について考察する。

         資料:主要道の駅434施設の年間利用者数一覧

[CASESTUDY②|都市郊外の注目事例]
道の駅さかい

指定管理者の腕が光る
隈研吾建築+サンドイッチ+世界的有名店

 
道の駅しょうなん
高いデザイン性・高品質の商品構成
都市生活者に強く訴求するリニューアルで
100万人越が来場

道の駅いちかわ
充実した食のデイリーユースに加え
都市部ならではの多様な利用を創出

道の駅八王子滝山
東京都唯一の道の駅は
都市型農業とのつながりを背景に
目的性の高い郊外型商業施設へ

道の駅まえばし赤城
水上・赤城方面の観光客に加え
地元住民の普段使いニーズを満たし
道の駅トップクラスの440万人集客

[VIEWS②|地方創生と道の駅]
「フェアフィールド・バイ・マリオット 道の駅ホテル」に聞くプロジェクトの意義
「観光立国の確立」「オーバーツーリズムの解消」に道の駅を活かす

[CASESTUDY②|地方の注目事例]
道の駅なみえ
復興のシンボルとして多様な役割担う被災地の道の駅
ポケモン公園の整備後は広域からも集客

 
道の駅山陽道やかげ宿
歴史ある宿場町の商店街に経済効果をもたらす
「まちまるごと道の駅」という試み

道の駅土佐和紙工芸村
和紙づくり体験で伝統的工芸品の魅力を発信
宿泊のバリューアップにも注力

道の駅奄美大島住用
奄美大島唯一の道の駅
マングローブを活かした自然体験ができる観光拠点

道の駅のと千里浜
スピード感ある運営でオリジナル商品をつぎつぎ開発
被災地復興支援につながる外商販売でも成果

道の駅スプリングスひよし
目的地となる道の駅めざし
利用動機高め滞在をのばすコンテンツをつぎつぎと導入

道の駅うずしお
絶景、地域食材へのこだわり、独自の商品開発力の相乗効果で
淡路島南部の観光経済に貢献

[関連レポート]
観光地における複合商業施設に期待される役割

<旅の駅kawaguchiko base>
 「泊・食・買」分離の受け皿として滞在型観光への転換を推進
<甲州夢小路>
 かつての甲府の街並みをモチーフに2拠点化
 街の魅力を高め、地域への滞在時間を延ばす
<かわまちてらす閖上>
 被災事業者が中心となって復興のために立ち上げる
 コンセプトは「人と街を照らす」


シリーズ 巻頭レポート|マクロ経済×レジャー産業


第4回|回復する世界経済を見通す

企業の景況感、トランプリスク、新たな円安要因は
石川智久[㈱日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト]

訪日観光客に多くを依存するわが国の観光業界においては、世界経済の趨勢の把握は不可欠だ。
日本総合研究所が発表する「世界経済見通し」の概要を紹介するとともに
トランプ米大統領再選の場合の世界経済への円安と日本経済、
そしてレジャー業界として何を考えるべきかについて論じる。


TREND EYES

〇三井ガーデンホテル 京都三条プレミア
 プレミアシリーズとして京都初出店
 プライベートバスも初導入
〇アニタッチ東京ドームシティ
 東京ドームシティに誕生した
 屋内型ふれあい動物園
〇イマーシブ・フォート東京「今際の国のアリス ~Immersive Death Game~」
 インバウンドの誘客にも期待
 電流が流される恐怖でより強い没入体験を提供

〇サンリオピューロランド「シナモロールの小さな大冒険」
 11年ぶりの体感型アトラクションはモーションシートが備わった
 シューティング付きシアターアトラクション
〇ao LAKESIDE CAFE
 白馬バレーエリア山麓に誕生した
 カフェ&アクティビティの地域活性化拠点

Front Lines

オリエンタルランド

――総投資額3,300億円!
船旅とディズニーならではの非日常体験を組み合わせた
クルーズ事業を28年度よりスタート

Shibuya Sakura Stage
――渋谷・桜丘エリアがまちびらき
回遊性を向上する
複合施設がオープン


連載・コラム

●ホテルの資産価値の最大化を導くアセットマネジメントの基礎と実務(5)
 効果的なアセットマネジメントプランの策定
 [監修](一社)日本ホスピタリティ・アセットマネージャー協会(HAMA Japan)

●「人が集まる」をクリエイトする 先行き不透明な時代の商空間考(13)
 チャレンジする商業施設開発
 澤田 充[㈱ケイオス 代表取締役]

●サステナブルツーリズム―未来につなぐ成長戦略-(15)
 パラオ共和国-小島嶼国家の切実なサステナビリティへのニーズ
 篠田香子

●たんちてるの観光地再生奮闘記(151)
 役員改選にまつわるこの地の本能
 たんちてる

●ホテルサービス喜怒哀楽(124)
 選択肢 
瀧澤信秋

●データで見る レジャー&サービス主要業種動向(31)
 娯楽サービスの景況感 
帝国データバンク

●NEW OPEN
 7月開業施設一覧

News&Topics

  • リロバケーションズ、6年ぶりの一棟所有直営となる会員制リゾート施設「ポイントバケーション蓼科高原」オープン
  • チームラボの光のアートと自然・温泉が一体化したグランピング施設「五浦 幽谷隠田跡温泉(いづら ゆうこくおんでんあとおんせん)」が2024年秋、茨城にオープン
  • ユナイテッド・アーバン投資法人が福岡・祇園ホテル開発にロイヤルホテルの新ブランドを誘致
  • 築150年の古民家と蔵をリノベーション。サウナ付き一棟貸し宿泊施設「JIKON SAUNA-TOKYO-」が東京・青梅に10月開業
  • 引退した路線バスを改造した移動型サウナバス「サバス」2号車の運行開始
  • 映画館を中心としたアミューズメントスタジアム「アミュスタ!KOBE」が六甲アイランドにオープン
  • 「渋谷横丁」を手がける浜倉的商店製作所が新橋に9フロアで展開する“縦横丁”「グランハマー」を11月開業へ
  • 伊藤忠都市開発とサンケイビルがシンガポールのNEONと新会社設立、体験型エンターテインメント事業に参入
  • 通天閣にコト体験を提供するアトラクション「Dive&Walk」が誕生。シティビューにとどまらない誘客力を獲得
  • 西武グループが「晴山ゴルフ場」を大規模リニューアル。軽井沢の“開かれた社交場”として段階的に整備
  • 三菱地所ら5社が開発を進める名古屋の複合ビルの名称が「ザ・ランドマーク名古屋栄」に決定
  • 茨木市の安威川ダム周辺の公園にアクティビティーパーク「GRAVITATE OSAKA」オープン。日本最長420mのつり橋「GODA BRIDGE」も

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