高級シティホテルからビジネスホテル、カプセルホテル、そしてレジャーホテルと縦横無尽にホテルサービスを斬りまくる! 日本を代表する ホテル評論家 瀧澤信秋 が、いまイケてるレジャーホテルを自ら選び訪問。徹底リサーチし、ゲストに支持されるこれからのレジャーホテルを浮き彫りにしていきます。

第1回
HOTEL ASIAN (群馬県高崎市)

リゾートをテーマにしたレジャーホテルは多い。リゾートには「非日常」「癒し」「楽園」などさまざまなイメージが浮かぶ。「明」と「暗」でいえば明、「寒」と「暖」でいえば暖。共に進化型レジャーホテルが訴求するコンセプトと親和性が高い。

今回は、群馬県高崎市にある「HOTEL ASIAN」を訪れた。「Timeless Resort」を冠するリゾートがコンセプトのレジャーホテルだ。地元で圧倒的支持を受けている施設。こちらでとくに大人気を博している客室が、最上級グレードである「218号室」とのこと。

評判を聞き、早速HOTEL ASIAN 218号室へ訪れてみた。明るい日差しも感じられる開放的な客室が印象的。客室は「リビングスペース」と「ベッドスペース」が独立している。さらに奥には「岩盤浴」に明るい日差しが差し込む「ジャグジースペース」と、まさにリゾート感溢れるホテルステイが期待できそうだ。    

レジャーホテルを語るとき、アメニティの充実度はもはや常識で、敢えて触れる必要はないと感じているが、こちらが秀逸なのは「セルフスパトリートメント」など「女性の美」を意識したアメニティ戦略である。そんな女性目線は、タオルウォーマーに操作の説明が丁寧に貼られているところにもあらわれている。女性は機械類の操作が苦手だ。「24時間オーダーOKの無料スイーツ」といった食にも女性目線が。

これからのレジャーホテルは、高級シティホテルを凌駕するような「ホテルステイ」を意識した客室づくりが重要と常々考えているが、218号室はまさしく女性目線に秀でた「滞在型レジャーホテル」のお手本だと感じた。


HOTEL ASIAN
住所:群馬県高崎市緑町4-3-7
電話番号:027-363-2948

ホテル評論家 瀧澤 信秋
日本で数少ない宿泊者・利用者目線のホテル評論家として、テレビやラジオへの出演、雑誌・新聞連載など、多方面で活躍。著書に「365日365ホテル 上」(マガジンハウス)、「ホテルに騙されるな! プロが教える絶対失敗しない選び方」(光文社新書)など
http://www.takizawa-nobuaki.net/hotel/

「季刊レジャーホテル」通信

〈レジャーホテル通信⑥〉
第2弾緊急アンケート、8月前年比91.9%と堅調も「アフターコロナ」を見据えた新たな戦略が求められる

詳細はこちら

編集長が行く!
レジャーホテル視察ツアー


視聴はこちら


 業界のキーパーソン・企業を紹介する
 季刊レジャーホテルの連載企画

[第29回]
三富 俊和
エコテクソリューション㈱
代表取締役


全文はこちら

 


 業界のキーパーソン・企業を紹介する
 季刊レジャーホテルの連載企画

[第27回]
大越 昭宏
㈱サクシード 代表取締役

全文はこちら

New Open & Renewal

HOTEL BVLJUA 久留米
[千葉県船橋市]

LinkIcon詳しくはこちら

「季刊 レジャーホテル」最新号


▶︎詳細はこちら
「季刊レジャーホテル146号」


特設ページ(2024年度版)
こちらからお入りください