2か月間の休業期間を含む前期(9月決算)の年間来場者数は40万人。その前年の開業以来最多となる50万人という実績からちょうど2割減となったものの、足元の2月は昨年同月比9割にまで上向き、通常1,200円強の客単価も同様に9割程度にまで戻しているという。もっとも、コロナ禍が落ち着きを取り戻しても、自粛生活の反動のような外出・レジャーニーズは同施設商圏外に向かい、従来の行楽シーズン同様、入浴客が急増するようなことはないというのが久下沼氏の見解だ。今期の来場者数は43万〜44万人を見込み、引き続きスタッフとともに愚直に来店頻度を高める施策などに取り組んでいく方針である。