――まず、貴社のこれまでの事業展開についてご紹介ください。
岩井 グランピングとの関わりは、2014年、当時まだ日本に上陸していなかったグランピングの魅力を、Webサイトで発信しはじめたのがきっかけです。世界各国のグランピングを視察するなかで商材としてのテントにも魅力を感じ、15年ごろから輸入販売とレンタルを開始しました。
そのころから日本でもグランピングというキーワードが認知されはじめ、シーンの拡大に伴ってわれわれも事業展開に注力してきました。代表的なベル型、ドーム型のほか、多様なテントを扱っていますし、湿気、台風、降雪など日本の気候にも耐えられるよう、輸入テントに独自のアップデートも重ねてきました。
グランピング施設は、ホテルとは運営が異なることから、施設のプロデュースや運営に関するご相談もふえています。われわれとしても、グランピングの本質を追求したいと考え、運営事業も開始しています。