――グランピング事業の現状、動向はいかがでしょうか。
西垣 すべて前年対比で大幅に売上げが伸びています。宿泊部門はコロナ禍でも営業を続け、20年4月だけ前年比70%となったものの他の月は大幅増、11月までの平均で190%以上で推移しています。21年2月までの今期通年では200%超えと予測しています。
手がけた施設数がふえたのもありますが、既存施設の売上げもふえています。三密が避けられるアウトドアということでグランピングが非常に好調だったのでしょう。公共交通機関を避ける人も多いので、マイカーで来場でき、ほかのお客さまと動線が交差しないことで支持を受けているのでしょう。
Go Toキャンペーンをうまく活用したことも大きいと思います。10月の売上げは前年比340%超と大きく伸びました。また、海外旅行に行けなかった富裕層がペット同伴可能な施設に来られているということもあります。そうした施設はオフシーズンでも高稼動になっています。