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“人と人を結ぶ”FBF2021、2年ぶりの開催へ

  • フューネラルビジネスフェア2021
  • フューネラルビジネスシンポジウム2021
  今年で24回目を迎える「フューネラルビジネスフェア2021」を、6月24日(木)、25日(金・友引)の2日間にわたって開催する。今回は、国内の葬祭供養業界5団体のほか、国際葬儀連盟(FIAT-IFTA)という世界的な業界団体からもご後援をいただくなど、まさに“国際的な葬祭・供養業界の総合展示会”として開催する運びとなった。
  この1年余り、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、葬祭業界では会葬者を制限した近親者のみによる家族葬が増加。さらに、感染拡大を恐れるあまり一日葬や直葬の比率が高まった1年だった。加えて、通夜振舞いや精進落としなどを控えるようになったほか、宗教儀礼を簡略化・軽視する“本来の姿ではない”葬送スタイルが常態化しつつある。しかし葬祭事業者には、“葬儀の本質を、葬儀を行なう意義を伝えていく責務”があることに変わりはない。したがって、コロナ禍のいまこそ、それらを広く訴えかけていかなければ、今後、血縁・地縁・社縁がますます希薄化し、葬儀規模もこれまで以上に縮小することになってしまう。
  フューネラルビジネスフェア2021では、葬祭業界が一丸となりこの状況を乗り越えていくことを目指し、「2021年、葬祭業界Reスタート」をテーマに「withコロナ時代」「ニューノーマル時代」を見据えた葬祭サービスの総合展示会&シンポジウムとして、その存在意義を果たすべきだと考えている。また、多くの葬祭事業者からコロナ禍でこれまでできなかった情報交換の場として、また、葬祭業界の未来を創造する“人と人を結ぶ”フューネラルビジネスフェアの開催を望む多くの声に答えるのも弊社の責任であると自負している。
  そこで、今号では当日の見どころや出展企業の顔ぶれなど、現時点で確定している情報をお伝えする。

展示ブースの見どころ――感染対策に十分な配慮を施しながら対応

  死亡者数は2040年まで右肩上がりで推移していくとはいえ、その流れはエリアごとに異なっている。しかも、すでにピークアウトを迎えた都市もあるなど、葬祭事業者各社が今後、どのように対応するべきかは経営者の手腕にかかっている。加えて、今回のコロナ禍で葬儀そのもののスタイルが大きく変わってしまった。これにより、葬祭業界においてはさらなる葬儀規模の縮小化、低価格化が、仏壇業界においては仏壇の小型化、低価格化が、墓石業界においては霊園・墓地から納骨堂、合祀墓・永代供養墓、自然葬(樹木葬・海洋散骨等)への移行というように、供養業界全体がシュリンクかつ多様化している状況にある。
  フューネラルビジネスフェア2021では、かかる状況を踏まえ、業界の発展をともに支えようとする96社190小間(5月12日現在)の出展企業が一堂に会する。ニューノーマル時代に向けた新システム・新ソフトの出展・提案など、これからの葬送のあり方をサポートする各社の提案を、ぜひ、ご来場いただき、これまで叶わなかった対面での情報交換などに役立てていただきたい。
  なお、弊社では新型コロナウイルス感染拡大防止策について、出展者・来場者・主催者等搬入日から会場に訪れる全関係者の情報を事前登録することで万が一への対応を図るほか、会場内でのマスク着用、会場入口でのサーモカメラ・非接触体温計等にて体温チェックを行ない、発熱のある方の入場をお断りするなどを徹底する。さらに、来場者には政府や行政による接触確認用システムの登録を推奨するなどして感染拡大予防策に努めていく。
(シンポジウムとステージ企画の見どころは本誌で)
月刊フューネラルビジネス
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