[特集]葬祭会館リニューアル戦略
近年、葬儀の縮小化・簡素化が進み、旧来の大型会館では式場や駐車場の余剰スペースが生じるケースがふえている。一方で、遺体安置ニーズの増加や、家族葬・直葬需要が拡大するなか「施設のあり方」を見直す動きが加速している。本特集では、こうした変化に対応するために各社が講じた「会館リニューアルのポイント」に焦点を当てる。今後の施設開発の最適解はもちろん、敷地内の遊休スペースの有効活用策も含めた収益向上のアイデアをケーススタディから探る。
会館リニューアルの肝は
建物・敷地・サービス等の再構成
――編集部
COMMENT
リニューアルの判断基準と最適解
――インタージャンク 代表取締役/一級建築士 佐藤善彦氏
葬祭会館リニューアルに使える補助金の現状
――若杉公認会計事務所 若杉拓弥氏
築20年施設を家族葬会館に転換し
件数50%、単価25%アップを実現
――家族葬のファミリア西可児/濃飛葬祭[岐阜県美濃加茂市]
自宅葬風の葬送空間を目指し
ペット葬も可能な家族葬会館
――家族葬ホールかのん/東三葬具[愛知県豊橋市]
1棟貸切り型のビル型会館を
複数施行が可能な会館へ刷新
――ホール博善/オリハラ[東京都墨田区]
競合他社の進出に対抗すべく
遺族控室を一新しシェアを堅持
――月心会館 新川本館・港南本館/月心グループ[愛媛県伊予市]
駅近・旗艦2つの会館に
新式場ブランドを冠しリニューアル
――セレモール小田原、セレモール仙台 /あいあーる[仙台市青葉区]
年間30件に迫る失注を
増築効果で1ケタまで低減
――メモリーホール倖心、そう送館 倖心別邸 /倖心[宮城県加美町]
家族葬のメモリアルハウス Lian与謝野[京都府与謝野町]/おのえメモリアル
――丹後シルク仕様の装飾施し差別化
同社初の家族葬専用会館
武田善彦 お別れの会[ホテルブエナビスタ]
――社業と地域発展に尽くした故人を
地元ホテルで1,000人が惜別
ヌマザワ[山形県新庄市]
――新ブランドの出店を機に
オリジナルサービス・商品を新開発
コープ葬祭[山口県萩市]
――新連載「オクリメシ」®開始にあたって
▶前方後円墳型の樹木葬第1号を千葉・野田にオープン
▶大阪葬祭事業協同組合 「終活フェア」「イタコト展」を開催
高橋由樹氏[ブランディングボード取締役CMO]
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加藤敦宣氏[ブランディングボード常務執行役員COO]
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白石和也氏[LDT 代表取締役]
――「野立て看板」ブランディングの新たな可能性
part5 北陸・甲信越(新潟・富山・石川・福井・山梨・長野)
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時代変化に対応するための葬祭経営ワンポイントガイド
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