[特集]地方葬儀社の現在(いま)
――慧眼的戦略の重要性
2年半に及ぶコロナ禍は、全国的に葬儀の小規模化に拍車をかけ、これまでの葬送スタイルを大きく様変わりさせた。そして、この影響はすでに小規模葬が主流となっている都市部よりも、地方都市のほうが大きかったといえる。
そこで地方都市で事業展開する葬祭事業者に着目。実は各社ともコロナ禍前から小規模化を想定した取組みに着手、あるいは準備をしていた。今回は地方葬祭事業者4社にスポットを当て、先見性を備えた深い洞察力と、それによる「慧眼的戦略」に迫る。
[ケーススタディ]
メモリー[秋田県大仙市]
――小規模特化など4つのミッションを先行展開
コロナ禍で再評価され躍進
松永総合企画[群馬県前橋市]
――足元営業と
会館ブランディングで件数拡大
アーバンゲート[静岡県富士市]
――ハードとソフトの両面で差別化
自社会館をベースに出張葬で広域展開
東海典礼[愛知県豊川市]
――盤石な資本力と柔軟な経営判断武器に
新ブランドを成長軌道に
竹内一普氏
――プリエッセ 代表取締役社長
イズモホール豊川インター[愛知県豊川市]/イズモ
――未出店エリアに進出し
シェアアップを図る
故 羽田雄一郎 お別れの会[上田市交流文化芸術センター サントミューゼ]
――20年師走に53歳で急逝した
現役議員を悼み1,500人がお別れ
日本ワイドクロス㈱・廣橋家合同葬[真宗大谷派難波別院 南御堂]
――歴史ある大型寺院を舞台に
芸術をこよなく愛した創業者を送る
永田屋[愛知県岡崎市]
Vol.14 新潟県長岡市
――互助会2社で6割の寡占
コロナ下で模索する打開策
《展開企業》
①アークベル
――2ブランド12会館を展開し
旧市内で5割に迫るシェア維持
②ビップ
――エンバーミングサービスを売りに
トップを追走する互助会
③セレモ長岡
――市内随一の和風邸宅型会館と
2つの会員組織で独自色
Vol.15 愛媛県葬祭事業協同組合
竹本泰志氏[クオーレ 代表取締役]
×
白石和也氏[ライフエンディングテクノロジーズ 代表取締役CEO]
――遺品整理・リユース、不動産は高需要
今後は空き家マーケットも有望
ライフエンディングテクノロジーズ[東京都港区]
全葬連「お葬式に関する意識調査」
燦ホールディングス 第3回「ライフエンディングに関する意識調査」
訃報・お別れ会情報(2022年8月21日~9月20日)
全国市区町村別の会館充足度指標(本誌算出)
Part6「東海」編
アルファクラブ武蔵野
「ソライエ上尾原市」で無人化対応を開始
アークコーポレーション
関連会社の家族葬会館ブランドを広島市で開設
大分・大の葬祭グループ
大分市のシェアアップ狙い家族葬会館開設
▶大分・ファイン、同社8か所目の会館オープン
▶きずなグループの備前屋、岡山市内3号店を開設
▶愛知・ティア、千葉県内初の会館オープン
▶日本人の平均寿命、男性81.47歳、女性87.57歳
▶全優石「お墓購入者アンケート調査」
▶石川・野々市市、新墓地公園が開園
▶全宗協、築地本願寺で全国研修会を開催
▶福岡・森の庵、ペットと入れる樹木葬開園
▶千葉・ヤマト佛商、6か所目の樹木葬墓地開園
■切り絵で見るお葬式のイマ・ムカシ(1)
■持論・葬論 公益と私益のはざまで①
■目からウロコの補助金等活用術(1)
■学び直し講座 葬儀がもつグリーフケアの役割(2)
◆ビジネスナビ
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