事業用・投資用不動産の「権利関係」や「建物賃貸借関係」の調査時のポイント、
「ER(エンジニアリングレポート)」「CF(キャッシュフロー)」「鑑定評価書」の見方を整理したうえで、
これらを踏まえた「重説(重要事項説明書)」「物件概要書」の作成方法を実務担当者向けに解説!
事業用不動産の売買や投資において「デューデリジェンス」は欠かすことができません。 「重要事項説明書(重説)」や、不動産信託受益権に売買に関わる「物件概要書」の作成においては、物件毎に異なる「権利関係」「建物賃貸借関係」「ER(エンジニアリングレポート)」「CF(キャッシュフロー)」「鑑定評価書」などの各種デューデリジェンスの調査結果を踏まえて、後日トラブルにならないように記載する作成テクニックが求められています。
そのため実務担当者は、現地調査立会い時の留意点や、各種レポートのドラフトチェック時のポイント、レポート指摘事項への対応方法など、重説や物件概要書を取り扱うための実務知識の習得が求められております。
本セミナーは、不動産ファンドや不動産売買仲介に精通する中沢誠氏を講師にお迎えし、重説や物件概要書作成の観点で必要となる、対象不動産の「権利関係」や「建物賃貸借関係」の現地調査、「ER」「CF」「不動産鑑定書」等のドラフトをチェックする際の留意事項、それらを踏まえた取引相手への説明方法などを実務視点で解説いたします。
現物不動産売買や信託受益権取引に必須となる実務を学びたい実務担当者のご参加をお勧めいたします。
開催終了
13:00~17:00 ※講演途中に随時休憩を挟みます。
●完全所有権(境界等)
●建物区分所有
●建物共有
●土地賃貸借等
●マスターリース契約の有無
●賃貸借契約の種別
●保証会社・連帯保証人
●契約期間、更新、期間内解約
●賃料等、賃料改定条項
●転貸・同居
●原状回復義務、造作買取請求権の排除
●テナント資産区分
●敷金・保証金
●解約予告、賃料減額請求、新規入居申込み
●付随契約、付帯収入
●建物等遵法性
●法定点検等
●緊急修繕
●修繕・更新費用
●再調達価格
●地震リスク
●土壌環境リスク
●収入項目
●費用項目
●エンジニアリングレポート(ER)等の反映
●割引率(DR)・最終還元利回(TR)
●権利関係
●建物賃貸借
●遵法性
●土壌汚染・有害物質
●その他
開催日時 | 2024年5月28日(火) 13:00~17:00 |
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会場 | 東京ガーデンパレス |
参加費 | 55,000円(1名様につき/消費税および地方消費税を含む) |
不動産法務サポートオフィス行政書士事務所 代表行政書士
一般社団法人不動産ビジネス専門家協会 代表理事
1969年埼玉県生まれ。92年早稲田大学法学部卒業後、三井不動産販売㈱(現・三井不動産リアルティ㈱)にて、売買仲介営業、契約審査業務に従事。99年よりローンスターファンドのアセットマネジメント会社にて、不動産売却(ディスポジション)、購入(アクイジション)担当部門の統括責任者を歴任。2010年行政書士登録。
主に不動産関連契約書作成、物件調査・重要事項説明書作成、クロージング業務・デューデリジェンス業務サポート等を取り扱っている。
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099