演習:賃料負担力とFLコストの算出
商業施設・SCを取り巻く業界動向や賃料にまつわる課題を整理し、
業種別のテナント賃料負担力や賃料設定の際の留意点を詳解!
商業施設・SCのテナント賃料は、エリアや物件規模・周辺環境の状況はもちろん、業種業態・階層・位置・面積によっても価格が大きく変動します。
商業施設・SCのデベロッパー・運営者としては、テナントとなる代表的な業種別の粗利益率や商品回転率等といった指標を知るだけでなく、各種テナントの賃料負担力の考え方を学ぶことで、市場環境やテナントの特性を踏まえた適正なMD計画の立案やテナント誘致力を強化することができます。
本講座は、激変する商業施設・SCの最新トピックスや、賃料・共益費の最新動向、賃料にまるわる課題等を整理したうえで、テナント賃料設定プロセスを基礎から解説。さらに業種別の賃料負担力の算出手法を学ぶことで、テナント誘致や賃料交渉を優位に運ぶための実務知識の習得を目指します。
商業施設デベロッパー・運営者はもちろん、商業施設を投資対象とする不動産金融プレーヤーのご参加をお勧めいたします。
13:00~17:00 ※途中休憩を挟みながら進行してまいります。
1. SC減少時代=選ばれるSCと消えゆくSC
2. EC(Electronic Commerce)との共存
3. DX(Digital Transformation)を急ぐ背景
4. 食物販と飲食テナントが主流
5. ポップアップストア全盛時代
6. 賃料と共益費の動向
1. 固定賃料
2. 歩合賃料
・最低保証付歩合賃料
・歩合低減方式賃料
・完全歩合賃料
1. デベロッパー視点とテナント視点
2. 支払い可能賃料ということ
3. 不動産特有経費
1. 階層と位置
2. 業種業態
3. 面積
1. 総合賃料
2. 売上高対賃料比率
3. 不動産特有経費率=賃料負担力
4. 不動産特有経費とは
5. 不動産特有経費率とは
6. 支払い可能賃料の算出方法
7. 【演習】不動産特有経費率を活用した賃料負担力の算出
1. テナントの変化(EC化の進展、収益重視、売上至上主義からの脱皮)
2. ポップアップストアの常態化
3. 食テナントへの配慮
4. 飲食店における収益性判断基準
5. 【演習】FLコストとFLRコストの算出
1. 「ローカライズ」で地域のニーズに応える
2. 「サードプレイスマネジメント」で来館動機を刺激する
開催日時 | 2025年3月19日(水) 13:00~17:00 |
---|---|
会場 | 都市センターホテル |
持ち物 | 電子計算機(演習時に使用します) |
参加費 | 55,000円(1名様/消費税および地方消費税を含む) |
株式会社ワイ・キャップ コンサルティング 代表取締役
中小企業診断士/販売士1級/SC経営士
1976年千葉大学卒業。同年(株)ヤクルト本社入社。82年(社)日本ショッピングセンター協会に入職。92年(株)商業ソフトクリエイションへ出向。93年同社に転籍、営業部コンサルティング課課長。96年商業コンサルタントとして独立。97年(株)ワイ・キャップ コンサルティングを設立、現在に至る。2007年特定非営利活動法人一店逸品運動協会設立、理事長に就任。
綜合ユニコム株式会社 企画事業部
TEL.03-3563-0099