収益力を高める［葬儀周辺事業］実践手法研究
本業との高い相乗効果で自社経営をより強固に！
［樹木葬］［ ペットセレモニー］［ 飲食］［シニアサポート］［ウエルビーイング］［不動産］など、
葬儀社の新たな収益軸として注目される事業の効果・成功ノウハウを先行事業者が開示
「綾川葬祭」…地域ニーズを捉えた事業選択により町内施行シェア72％を達成
「ファイン」…葬儀周辺の福祉的アプローチに価値を見出し、新規参入15年で累計施行1万件超
◆［葬儀周辺事業］参入による収益性の実際、本業への波及効果
◆サービス提供時における実務・留意点
◆自社に最適な周辺事業をスタート・成功させるポイント
会葬規模の縮小とともに葬儀施行単価が低下するなか、単価アップ策や付加サービスの展開に留まらず、葬儀外の収益軸を確保することは、自社の存続、拡大にとってきわめて重要な課題です。
実際、葬祭事業者ならではの情報やノウハウを活かしつつ、参入・収益化が期待できる［葬儀周辺事業］に取り組む企業が増えています。しかし、新規事業を展開するには、その事業特性・ランニングコストを勘案するのみならず、自社が置かれている状況を踏まえ、適切な事業へ参画することが成功への鍵となります。
本セミナーでは、葬儀周辺事業を事業軸に捉え、既存顧客とは異なるマーケット（新規顧客・これから客）を獲得し、本業との高い相乗効果を得ている先行事業者に登壇いただき、そこに至るまでのプロセスならびに実際の効果など、実体験に基づくノウハウを交えながら事業成功への実践手法を開示いただきます。
本業との高い相乗効果を図る葬儀周辺事業を、具体的に検討される葬祭事業者の方々のご参加をお勧めいたします。
セミナープログラム
13:00～14:30
Ⅰ. 【CASE.1】 ㈱綾川葬祭
──地域ニーズを捉えた事業選択により町内施行シェア72％を達成
1. 綾川葬祭（香川県綾川町）の概要
・ 営業エリアとマーケット状況
・ 綾川葬祭の年間施行件数、事業規模
2. 綾川葬祭が手掛ける［葬儀周辺事業］
⑴ 樹木葬事業
参入経緯／参入の検討事項（寺院連携・墓地埋葬法のハードルの乗り越え方）／
事業収支計画／開発・運営の実際と手法 ほか
⑵ ペットセレモニー事業
参入経緯／事業モデル／運営手法／樹木葬のペット対応による相乗効果 ほか
⑶ 飲食事業――カフェ「オレンジハウス」・和食料理店「御料理綾瀬」
経営着手の経緯／事業内容／運営戦略／新会員カードの導入効果 ほか
3. ［葬儀周辺事業］がもたらした成果と本業への波及効果
4. 今後の展開
［講師］ 伊藤雄介 株式会社綾川葬祭 代表取締役
14:40～16:10
Ⅱ. 【CASE.2】 ㈱ファイン
──葬儀周辺の福祉的アプローチに価値を見出し、新規参入15年で累計施行1万件超
1. ファイン（大分県大分市・別府市・豊後大野市）の概要
・ 営業エリアとマーケット状況
・ ファインの年間施行件数、事業規模
2. ファインが手掛ける［葬儀周辺事業］
⑴ シニアサポート事業
市場の現状／シニアサポートの選択肢／参入経緯・検討事項／
事業開始に必要な準備・体制づくり／サービス提供の際の留意点と実務ポイント ほか
⑵ ウエルビーイング事業――ライフエンディングサポート、ソーシャルアクション、ファンドレイジング
事業モデル／事業の収益性と社会性／参入経緯／イベントの実施状況と
企画の考え方・打ち方／地域社会のウエルビーイングを増進させるメリット ほか
⑶ 不動産事業
事業概要／葬儀社が活かせる強み／参入経緯／組織体制づくり／
実務のポイント／事業への取組み方 ほか
3. ［葬儀周辺事業］がもたらした成果と本業への波及効果
4. 今後の展開
［講師］ 茶屋元崇行 株式会社ファイン 統括本部長
16:20～17:00
Ⅲ. パネルディスカッション
最適な［葬儀周辺事業］をスタート・成功させるポイントとは
● 葬祭事業者が参入しやすい（すべき）事業領域とは何か？
● 葬儀周辺事業を進めるうえでの苦労、難しかったポイント
● 展開は自社単独、それともパートナーシップ？ その線引きとは？
● 地域を巻き込むのはわかるけど、どう進めればよいのか？
※事前アンケートならびに当日参加者からの質問も交えながら進めてまいります
［ファシリテーター］
『月刊フューネラルビジネス』編集部
［パネリスト］
伊藤雄介 株式会社綾川葬祭 代表取締役
茶屋元崇行 株式会社ファイン 統括本部長
| 開催日時 | 2025年3月11日（火） 13:00～17:00 |
|---|---|
| 会場 | 都市センターホテル |
| 参加費 | 55,000円（１名様／消費税および地方消費税を含む） |
講師プロフィール
【CASE.1】
伊藤 雄介 （いとう ゆうすけ）
株式会社綾川葬祭
代表取締役
1983年生まれ。日本体育大学卒業後、地元香川県にUターンし香川県警察勤務を経て、2012年より家業である葬祭業に携わる。18年地元和食料理店を、20年には地元喫茶店をM＆A。その間、綾川町を拠点とした近隣エリアへの葬祭会館ドミナント戦略を展開している。和食料理店にて葬儀料理（仕出し、法要）のみならず、地域の宴会、結婚式など慶事にも対応。喫茶店においては地域住民の新たな憩いの場としてコミュニティの創出を実現。21年ペット火葬事業開始。22年春、葬儀社が手掛ける県内初の大型樹木葬霊園をオープンし、現在3つの霊園を展開。オープンから2年半で累計販売数が500区画を超え、2日に1区画が売れる実績を誇る。25年には納骨堂をオープン予定。
【CASE.2】
茶屋元 崇行 （ちゃやもと たかゆき）
株式会社ファイン
統括本部長
1981年大分県生まれ。法政大学法学部卒業後、大分合同新聞社編集局を経て、㈱ファイン入社。2010年、邸宅型家族葬式場「判田台会館・備庵」の立ち上げに参画。現在、大分県内で8会館を運営、年間施行数は1,300件。ジェロントロジー（老年学）をベースにウエルビーイングを探求し、ライフ・エンディング領域に捉われず、より良く生きる、社会をより良くする活動を展開。「おひとりさま」が抱える生活課題の解決と自己実現の支援に注力している。社会福祉士／ 宅地建物取引士／ 浄土真宗本願寺派教師／身元保証相談士協会・身元保証相談士／NPO法人グリーンバード大分チームリーダー／ 日本ファンドレイジング協会・社会福祉ファンドレザー。
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