セミナープログラム



【A会場】
業界再編/混合介護&保険外ビジネス

A-1 【特別講演】 10:00~11:00
 
成長産業としての介護サービスに不可欠な「混合介護」の導入
高齢化社会における介護保険財政逼迫と介護労働者不足への対応の切り札

八代 尚宏
昭和女子大学 グローバルビジネス学部長 特命教授

やしろ・なおひろ●1970年東京大学経済学部卒業。メリーランド大学経済学博士。旧・経済企画庁、OECD、上智大学・国際基督教大学教授、日本経済研究センター理事長等を経て、2015年より現職。政府の規制改革会議や第1次安倍内閣での経済財政諮問会議議員。主要な著書に『シルバー民主主義』(中公新書)、『成長産業としての医療と介護』(日本経済新聞社)、『少子高齢化の経済学』(東洋経済新報社)等がある。

A-2 【M&A成功の法則】 11:10~12:00
 
どうすれば介護事業のM&Aは成功するか
激増の実態と成否を分けるポイントとは 

今市 遼佑
(株)日本M&Aセンター 医療介護支援部

いまいち・りょうすけ●大手証券会社を経て日本M&Aセンターに入社。入社以来一貫して医療介護支援室に所属し、ヘルスケア部門でのM&Aに従事し、数多くの病医院や介護事業者を担当。特に介護事業M&Aにおいては、地方での後継者不在案件や、上場企業同士のM&A案件を手掛ける。日々全国の介護事業者に直接訪問してコンサルティングサービスを親身に提供している。

A-3 【大手事業者のグループ戦略】 12:50~13:40
 
M&Aによるシナジーを最大化する長谷工グループのシニア事業戦略
在宅介護から介護付ホームまで、シニア事業再編成で担うそれぞれの役割


浦田 慶信
(株)長谷工シニアホールディングス 代表取締役社長

うらた・よしのぶ●1957年東京都出身。80年成城大学経済学部経営学科卒。02年1月(株)生活科学運営入社、同年4月より営業部部長。以降、開設準備部、「ライフ&シニアハウス港北2」ハウス長、取締役、常務取締役を経て、現在は(株)長谷工シニアホールディングス、(株)生活科学運営、(株)センチュリーライフ、(株)ふるさと4社の代表取締役社長。高齢者住宅経営者連絡協議会、もうひとつの住まい方推進協議会で幹事を務める。

A-4 【リレー講演・介護保険外ビジネス】 13:50~15:10
 
いま、介護事業者は新しいビジネスに取り組む時だ!
介護事業はソーシャルビジネスのインキュベーションセンターに

デイをベースにネット配信「健幸TV」、野菜直販で収益拡大

小瀧 歩
アグリマス(株) 代表取締役

こたき・あゆむ●監査法人にて税理士として勤務後、新興市場ヘラクレスの立上げに参画。その後独立して農業生産者支援のためのアグリマス(株)を創業。2013年1月「東京マルシェ池上」をオープン。「産直八百屋」「ヨガ」「デイサービス」に介護予防プログラムの配信事業『健幸TV』をスタート。調剤薬局大手ファーマホールディングの子会社に。「介護保険外サービス活用ガイドブック」(厚労省他)に掲載される。「日本一利益率の高いデイサービスモデル」の構築を目指す。


世界14カ国で展開。自費による多彩な役務サービス

大迫 恵一
(株)ダスキン ホームインステッド事業部


おおさこ・けいいち●ダスキン商品・サービスの教育ビデオ制作に従事。ホームインステッド加盟募集の事業説明会に参加したことがきっかけでホームインステッド事業部に。マーケティング、直営店マネジャーなどを経験したのち、フランチャイズセールスを担当。


「朝市」「カフェ」で地域密着度を高める焼津発のデイニューモデル

石原 孝之
コミュニティホーム長者の森 取締役

いしはら・たかゆき●介護福祉士、介護支援専門員。2005年4月にコミュニティホーム長者の森(【介護部門】デイサービス、グループホーム、ショートステイ、ケアプラン、【保育部門】保育所もりのくまさん、【介護保険外事業】カフェコラレ、森のこかげ)を開設。すべての事業所が同一建物内にあり『魚の街』静岡県焼津市で0歳~100歳の“ふじのくに型共生施設”を経営。『メディサポ』静岡編集長、焼津市キャラバンメイト会長、焼津市認知症対策連絡会委員。

A-5 【パネルディスカッション】 15:30~17:00
 
徹底討論! どうなる?どうする?【混合介護】
介護保険事業との相乗効果、顧客満足創造⇒高収益化の可能性探る

[コーディネーター]
原田 匡
(株)ケアビジネスパートナーズ 代表取締役

はらだ・ただし●京都大学法学部卒業。介護特化を目指す税理士・会計士の全国ネットワーク組織「介護事業経営研究会(C-MAS)」全国顧問、ならびに社会保険労務士の全国ネットワーク組織「介護経営総合研究所(CB-TAG)」代表。介護経営者向けセミナー回数は全国で年間150回(2013年実績)を超える。『介護元気化プロジェクト』(エル書房)、『介護事業所の経営の極意と労務管理・労基署対策・助成金活用』(日本法令)」等を執筆。

[パネリスト]
  小瀧 歩 アグリマス(株) 代表取締役
  大迫 恵一 (株)ダスキン ホームインステッド事業部 ホームインステッド運営室 出店担当
  石原 孝之 コミュニティホーム長者の森 取締役


【B会場】
介護保険制度改正/シニア住宅開発・運営

B-1 【基調講演】 10:00~11:00
 
次期介護保険制度改正の全容と重要ポイント
民間介護事業者のビジネスチャンスはどこにあるか

馬袋 秀男
一般社団法人「民間事業者の質を高める」全国介護事業者協議会(民介協) 特別理事

ばたい・ひでお●1979年(株)ダスキン入社。ホームヘルスケア事業部長を経て、96年社会医療法人河北医療財団入職、2004年同財団理事・老健施設長。06年(株)クロス・ロード代表取締役社長。08年(株)ジャパンケアサービス東日本代表取締役社長、(株)ジャパンケアサービスグループ・(株)ジャパンケアサービス代表取締役社長などを歴任。08年5月民介協理事長、14年5月特別理事(現任)。16年兵庫県立大学大学院経営研究科客員教授就任(現任)。社会保障審議会介護給付費分科会委員(12年度改定)、16年2月社会保障審議会介護保険部会委員(現任)。16年11月社会保障制度改革推進会議専門委員(現任)。

B-2 【在宅ケアの新事業モデル】 11:10~12:00
 
制度のリクエストに適う在宅介護のプロ化を目指せ
医療・看護・介護連携、地域包括ケア時代のプラットフォーム戦略

荒井 信雄
全国訪問介護協議会 会長/(株)さくらケア 代表取締役/(株)うめケア 代表取締役

あらい・のぶお●大学卒業後、大手アパレルメーカーを経て、介護会社(株)やさしい手に入社。2003年、(株)さくらケアを設立し、開設1年で高利益率確保に成功する。12年2月には業要拡大のため(株)うめケアを設立。「介護ビジネスにはやり方がある」「介護ビジネスは利益をとれる」をモットーに、現在、コンサルタントとしても活躍中。また、全国訪問介護協議会の会長として全国の訪問介護事業者の意見を集約し、厚生労働省や国会議員などに提言を行なうほか、出版・執筆活動やテレビ出演など、幅広く活動中。

B-3 【シニア住宅開発トレンド①】 12:50~13:40
 
2017年~2020年の高齢者住宅開発はこうなる!
空き家活用・好立地リノベ、問われる“住まいの質”

向井 幸一
(株)シルバーライフネットワーク 代表取締役

むかい・こういち●1952年広島県生まれ。芝浦工業大学卒業後、警視庁入庁。92年(株)不動産中央情報センター入社。(株)ミーム取締役、日本エコネット(株)代表取締役を経て、2004年(株)シルバーライフネットワーク代表取締役に就任。サービス付き高齢者向け住宅、有料老人ホームの管理運営に携わるほか、高齢者住宅コンサルティングを主な業務としている。公益財団法人日本賃貸住宅管理協会高齢者住宅研究会副会長、住替え支援センター住替えアドバイザー、一般財団法人サービス付き高齢者向け住宅協会副会長ほか、高齢者住宅供給企業、医療・社会福祉法人の顧問も数社兼任。

B-4 【シニア住宅開発トレンド②】 14:00~14:50
 
高齢者住宅に求められる価値の創造へ
認知症予防など各種サービス開発で差別化を図る

中村 健太郎
(株)キャピタルメディカ 執行役員

なかむら・けんたろう●1989年(株)日本長期信用銀行入行。その後、アーサーアンダーセン、メリルリンチ日本証券を経て、2007年より現職。グループの経営企画業務を担当するとともに、「クラーチ」シリーズなど同社介護事業の統括にも従事している。

B-5 【パネルディスカッション】 15:15~16:45
 
シニアリビング・介護事業者に必要な3つの重要要素
「重度対応・専門特化」「ICT活用」「保険外サービス・混合介護」による実践的差別化戦略

[コーディネーター]
吉村 直子
(株)長谷工総合研究所 上席主任研究員

よしむら・なおこ●奈良女子大学大学院家政学研究科(住環境学専攻)修了。1992年(株)長谷工コーポレーション入社。94年(株)長谷工総合研究所に出向、2012年より現職。大学時代より高齢者の居住環境に関する研究に取り組む。有料老人ホーム入居者の生活実態に注目し、ハード・ソフトに対する満足度が生活環境や事業主体に対する評価にどうつながるのかなどについて全国各地のホームで調査を実施。現在は、高齢者住宅事業に関わる制度・政策や市場環境の評価・分析、事業計画立案のための調査・研究、コンサルティングに携わる。


[パネリスト]
森川 悦明
オリックス・リビング(株) 代表取締役社長

もりかわ・えつあき●1983年日本大学大学院 生産工学研究科 建築工学専攻 博士前期課程修了後、同年三井ホーム(株)入社、89年(株)西洋環境開発(株)入社、ビル事業部、関連事業推進部を経て、同社取締役関連事業本部副本部長に就任。2000年1月、オリックス(株)入社、オリックス・リアルエステート(株)(現オリックス不動産(株))に出向し、同社運営事業部副部長、不動産事業第一部長、プロジェクト開発第一部長、プロジェクト開発部長、専務執行役員を歴任。05年4月、オリックス・リビング(株)設立、同社代表取締役社長(現職)に就任。10年4月より高齢者住宅経営者の団体である高齢者住宅経営者連絡協議会の会長も務める。


高橋 正
日本ホスピス ホールディングス(株) 代表取締役

たかはし・ただし●設計事務所勤務後、ユーミーらいふグループ(神奈川)の取締役。2008年ユーミーケア代表取締役に就任し、湘南エリアで26棟の高齢者住宅を運営。12年ユーミーケアの学研ココファングループ編入を機に、カイロス・アンド・カンパニー(株)を起業、訪問看護とホスピス住宅事業に特化して事業展開。14年ファンド(J-STAR)の出資を得てナースコール(名古屋)を事業承継。17年1月に持株会社である日本ホスピスホールディングスを設立し、代表取締役に就任。


松田 淳
KPMGヘルスケアジャパン(株) 代表取締役 パートナー

まつだ・じゅん●早稲田大学政治経済学部卒業。医療関連企業、医療機関、介護事業者、シニアリビング事業者を含むヘルスケア産業に関連する事業体の戦略立案、投資・ファイナンス、事業再編、事業再生に関するアドバイザリーサービス、投資家・金融機関に対するヘルスケア関連の投融資に関するアドバイザリーサービスに従事。KPMGヘルスケアジャパンに参画以前は、日本長期信用銀行に6年間の米国駐在を含めて13年勤務。トレーディング、ストラクチャードファイナンス、コーポレートリストラクチャリング、M&Aなどの分野を担当。




 

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