■バックナンバー
■媒体概要
|
月刊シニアビジネスマーケット 2013年1月号 |
定価:本体3,105円+税 |
[特集]
シニアからのニッポン[復興]
──豊かな「2025年」に向けて
2013年の幕開けに際し、本誌では、シニアマーケットを基点とした「新しい暮らし方」「新しい産業」の創造を提案したい。
2012年、シニア・ヘルスケアの世界においては、11年秋に登録制度がスタートした「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)の整備が急拡大するとともに、4月には介護・医療報酬の同時改定が行なわれ、国が進める「地域包括ケアシステム」に向けた取組みが動き出した。そして、超高齢社会ニッポンの社会保障は、「消費税増税」によってひとまずながら道筋が描かれた。しかし、増大する一方の高齢者(要介護者)をどう支えるのか=超高齢社会を「負担」「コスト」と捉える思考だけでは、創造的で豊かな国づくりにはつながらない。
そこで発想を変え、本特集では介護・医療分野以外の事業者、有識者の意見を中心に、より広い視野からシニアマーケットをどのように捉え、どうアプローチを図り、その先の可能性をどう見るべきか、を探った。超高齢社会の諸課題に、立場を超えて総力戦で立ち向かうことが、停滞する日本経済と社会の真の[復興]へとつながるはず、と考えるからだ。団塊世代がすべて75歳以上となり、介護・医療ニーズがピークを迎えることが見込まれる「2025年」に向け、道筋をつけることこそ、21世紀に果たすべきわが国の大きな役割といえるのではないだろうか。
[特別インタビュー]
■日本の超高齢社会への取組みは
21世紀の世界のロールモデルに
小宮山 宏氏
三菱総合研究所 理事長
■地域の多様な人たちが混ざり合い
自ら役割を担う「日本一の福祉のまち」へ
吉田一平氏
愛知県 長久手市長
[「2025年」への道標/旅行]
■シニア世代に向け、テーマ性の強い
オリジナル旅行商品を開発・提案
藤浪 卓氏
クラブツーリズム 執行役員 営業企画部長
[「2025年」への道標/エンターテインメント]
■楽しく続けられる「介護予防・健康増進」、
カラオケの力を周知拡大へ
戸塚圭介氏
第一興商 営業統括本部 エルダー事業開発部 部長
[「2025年」への道標/コミュニティ]
■リタイア後の団塊世代が対象
郊外住宅地に新たな交流の場を展開
小宮山文男氏
銀座ルノアール 代表取締役社長
[シニアマーケットで成長目指す]
■競合激化のなかシニア層への
利便性訴求で活路見出す
コンビニエンスストア
■「かかりつけ薬局」から「小型物販」まで
多様な可能性を模索する
ドラッグストア
■「健康を自ら維持する」シニア世代を
柔軟なトレーニングメニューでサポート
健康・フィットネス
■自立マーケットは団塊世代向けが続々、
医療・介護と連携図り、サ高住整備も
ハウスメーカー
■拡大する「終活」ニーズを追い風に
地域密着ビジネスの特性を活かす
葬祭サービス
[CLOSE UP]
■東急ウェリナ旗の台(東京都品川区、東急ウェルネス)
都市型単身シニアの「安心・安全・快適」な
暮らしをサポートするアッパー層向けサ高住
[今月の話題]
■自民党圧勝で厚労省施策も大転換へ
あるか、思い切った介護報酬「前倒し」改定
■日豪間のシニア・ヘルスケア産業での経済協力を考えるフォーラムが開催
[新連載]
高齢者施設の環境を進化させる
デザインの時代へ
黒坂・関係デザイン研究室/1級建築士
黒坂章雄
劃ocokara・朗人環境デザイン研究室 代表取締役/作業療法士
杉本聡恵
[連載]
■シニアマーケットへの挑戦――異業種からの参入企業に訊く
第6回 損保ジャパン
■高齢者ビジネス 知っておきたい法律基礎講座
■現役金融マンが明かす
医療・介護ファイナンスの常識・非常識
■利久さんの特養の看取り援助から学ぶ
「高齢者ターミナル住宅」の提言
DATA FILE:有料老人ホーム/サ高住/介護保険3施設
News Navi |
|