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月刊シニアビジネスマーケット 2012年6月号 |
定価:本体3,105円+税 |
[特集]
「サ高住」はいま・・・
──ケーススタディにみる現実的課題への対応策
2012年度のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)補助制度の公募が4月からスタートした。今年度は、サ高住としての登録後に補助金申請をする流れとなり事業着手までの手続きが簡略化された半面、100戸以上の大規模プロジェクトは需要予測の添付が必要になるなど、より堅実な事業計画の構築が求められている。一方、先行事業者の声を聞くと、事業を推進するうえで少なからず「カベ」があるようだ。登録窓口である自治体によってサ高住制度に対する理解不足や対応の温度差があるほか、新しい仕組みだけに事業計画の考え方や、サービスを形成する生活支援、介護、医療などの枠組みの建てつけなどに試行錯誤が続く。本特集では、制度2年めに入り、明らかになってきたサ高住開発に際しての現実的課題について、その対応策をケーススタディから学んでいく。
[問題提起]
■サービス付き高齢者向け住宅開発の現実的課題
──「住宅」か「施設」か、曖昧さが混迷の根源
奥村 孝行
サービス付き高齢者向け住宅協会 事務局長
[ケーススタディ]
■フォーリーフ金沢・藤江(石川県金沢市)
タカラ不動産/ふぉーりーふ
不動産業から参入、直営方式に切替えも 同一建物内への集中減算が悩み
■ふじがおか 和楽久 磐田合代島(静岡県磐田市)
富士ヶ丘サービス
建設費圧縮により、25u・月13万円台実現
レンタブル比高め採算性向上図る
■ケアネット徳洲会岸和田(大阪府岸和田市)
ケアネット徳洲会
サ高住ならではの価格設定の柔軟性で 退院後の受け皿需要を吸収
■ゆいま〜る那須(栃木県那須町)
コミュニティネット
住まい手の積極的な参画を通じて満足度アップと効率運営目指す
■ひだまりの家剣崎(群馬県高崎市)
こもれび
住所地特例を活かすべく 補助金を受けずに利用権方式で運営
[特集関連インタビュー]
■20年以上にわたるノウハウの蓄積をもとに
高齢者施設開発を多面的に支援します
今井 高浩氏
大和ハウス工業 建築事業推進部 シルバーエイジ研究所所長
特別企画
介護浴槽の最前線
[インタビュー]
■時代とニーズの変化を捉え 一歩先行く介護入浴環境の整備を
齋藤 芳徳氏
茨城大学 教育学部 教授
[注目企業レポート]
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[介護浴槽 システムガイド]
[誌上講義]
■2025年の医療・介護、そして施設と在宅はどうなる
武久 洋三
日本慢性期医療協会 会長
社会保障審議会 介護給付費分科会 委員
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DATA FILE:有料老人ホーム/サ高住/介護保険3施設
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