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月刊シニアビジネスマーケット 2012年5月号 |
定価:本体3,105円+税 |
[特集]
木造×高齢者住宅
──2×4工法による設計のポイント
2004年の耐火建築物としての大臣認定の取得以来、3,000u超の大規模施設も含め、ツーバイフォー工法による建築件数がふえてきた。なかでも、高齢者施設・住宅の開発の占める割合が高くなっている。その理由は、入居者はもとより、そこで働くスタッフ(職員など)、経営を行なう事業者のそれぞれに多彩なメリットを生み出すためといってよい。さらに、大きくはCo2 の削減など地球環境に優しいことも見逃せない。
その意味では、高齢者施設・住宅にとって、木造・ツーバイフォー工法は1つの選択肢として大いに検討の価値があるものといえるだろう。本特集ではその魅力について、介護付および住宅型の有料老人ホーム、地域密着型特別養護老人ホームの最新実作をカラー写真で詳解、さらに同工法の特徴と最新動向、設計のポイント、運営を実際に行なう事業者の声などから多面的に明らかにする。
[Visual Report]
■医療法人の療養病床転換による100室の大規模ホームを木造で
介護付有料老人ホーム ときわ苑/医療法人社団ときわ会
■木造のメリットを追求し周辺環境との調和を図った住宅型有料老人ホーム
グランダ三鷹台/ベネッセスタイルケア
■国産材を活用し木の「温もり」と「安らぎ」を引き出した
介護付有料老人ホーム
グランダ多摩川・大田/ベネッセスタイルケア
■「老人ホーム」ではなく「家」を 木造・平屋建てにより住まいらしさを訴求
特別養護老人ホーム 結いの郷/社会福祉法人 悠
[工法の解説と設計のポイント]
■木造ツーバイフォー工法による高齢者福祉施設建設の留意点
中村 孝
日本ツーバイフォー建築協会
公共建築物技術委員会 委員長
[現場の声]
■事業者からみたツーバイフォー工法「3つのメリット」
特集2
介護市場獲得、加速のとき
M&Aと成長戦略
介護・高齢者住宅業界では、業界再編を予感させるM&Aが活発化している。2010年1月以降、12年4月までの間に、公表されただけでも10件超の買収や合併があり、水面下ではこれ以上の動きがあるとみてよいだろう。本特集では、こうしたM&Aの動きを、介護・高齢者住宅業界の特性を踏まえたうえでの、企業(法人)が成長への道筋を描く際の一つの有力な手法として着目した。その狙いによって「マーケット拡充型」「新規参入型」「事業創造型」「顧客満足型」などのようにタイプ分けし、事業者が備えるべき経営強化、事業拡充策の切り札としての、M&Aの意義を明らかにしてみたい。
[TOBの内幕]
■高齢者住宅と在宅介護大手による友好的M&A戦略が目指すもの
メッセージ/ジャパンケアサービスグループ
[ケーススタディ/マーケット拡充型]
■ボンセジュール吸収でドミナント戦略強化、浮揚力アップ図る
ベネッセスタイルケア
[ケーススタディ/新規参入型]
■事業承継した3つの大型物件を経営軌道に乗せた「分譲型」導入の威力
シティインデックスホスピタリティ
[ケーススタディ/事業創造型]
■医療法人との連携実績を活かし、総量規制下での介護付ホーム拡大に臨む
シップヘルスケアホールディングス
[ケーススタディ/顧客満足型]
■本業の会員ニーズを満たすべくM&Aで高齢者住宅の拠点拡大を推進
リゾートトラスト
[今月の話題]
■訪問入浴のアースサポートが有料老人ホーム事業に参入
■日本赤十字社総合福祉センター「レクロス広尾」がオープン
[連載]
■M&A仕掛け人が明かす
有料老人ホーム事業のウラ・オモテ
──事業収支のチェックポイント
■高齢者ビジネス 知っておきたい法律基礎講座
DATA FILE:有料老人ホーム/サ高住/介護保険3施設
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