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月刊シニアビジネスマーケット 2011年12月号 |
定価:本体3,105円+税 |
[特集]
登録開始!「サ高住」成功のすべて
──7人のトップランナーが明かす参入ポイント
10月20日、ついに、「サービス付き高齢者向け住宅」(サ高住)の登録がスタートした。登録業務を担う行政側の対応の遅れや、登録条件で自治体独自の“ローカルルール”が存在するなど、行政と事業者との調整・折衝は、しばらく予断を許さない状況だ。しかし、これはサ高住の事業化に向けたステップの一つにすぎない。本当の勝負は「登録」または「補助金交付」以降のステージだ。多様な事業者が参入し、競合が激しさを増すなかで、いかに、入居(検討)者や地域から信頼を勝ち得ていくかが問われることになる。本特集では、サ高住事業を「企画」「開発」「運営」の3つのステージから捉え、成功に導くためのポイントとして、企画面で(1)マーケティング、(2)ターゲティング、(3)入居者募集、開発面で(4)事業計画、(5)設計、そして運営面で(6)サービスの提供体制、(7)医療・介護連携、を設定。これまで高齢者専用賃貸住宅で開発・運営実績の豊富な7人の事業者およびコンサルタントから学ぶとともに、サ高住制度の活用策についても探っていく。
[企画編]
1. マーケティング
供給が依然手薄なボリュームゾーン 価格破壊後に勝ち抜ける商品を
2. ターゲティング
プライバシー確保と安心感を担保し
入居時の介護度にかかわらず重度化に備えよ
3. 入居者募集
地域に根ざした営業活動が基本 行政とのリレーションの活用も一考
[開発編]
4. 事業計画
計画立案から設計、現場監理まで トータルの力量をもつ建築士を
5. 設計
設計スケジュールの策定は補助事業申請から交付決定までを勘案すべし
[運営編]
6. サービス提供のあり方
セグメント別の収支管理で制度リスクの抑止へ
入居者に選択を保障し、なお「選ばれるサービス」を
7. 医療・介護連携
24時間切れ目のないサービス体制の構築と
介護保険適用率の管理がポイント
[調査レポート]
■「サ高住」づくりの基礎資料を読む
──高齢者住宅財団「改正高齢者住まい法施行後の高専賃における
サービス付帯・情報提供のあり方に関する調査研究報告書」
特別企画
アクティブシニア【新】業態研究
[ケーススタディ]
「DAM倶楽部」第一興商
「コミュニケーションクリエイト健遊空間太田の森」ランシステム
「ともいき倶楽部」都市綜研インベストバンク
[イベントレポート]
■世界の第一線研究者が報告するアクアメタルの新たな可能性
第3回アクアメタル研究会シンポジウム
[今月の話題]
■介護・医療向けが存在感増した「2011国際ロボット展」
■東京都が拡大を図る療養病床、厚労省の削減より都内の高齢者急増をにらむ
[CLOSE UP]
■サンシティ吉祥寺
(東京都三鷹市、ハーフ・センチュリー・モア)
旧コムスンの物件を取得・改修
新たな時代のニーズを捉えた住宅型有料老人ホームへ再生
[連載]
■高齢者の行動から考える環境・技術・ひと・数字
利久さんが語る特養「安定経営」のヒント
■介護保険の「虚」と「実」
制度をめぐる言説への一撃
■M&A仕掛け人が明かす
有料老人ホーム事業のウラ・オモテ
──事業収支のチェックポイント
■経営者が意外に知らない、でも知っておきたい
思わぬアクシデント
■シニアマーケットへの挑戦――異業種からの参入企業に訊く
第3回 ヤマダ電機 取締役兼執行役員専務 栗原正明氏
DATA FILE:有料老人ホーム/高専賃/介護保険3施設
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