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月刊シニアビジネスマーケット 2011年9月号 |
定価:本体3,105円+税 |
[特集]
低価格帯ホームへの「期待と不安」
いよいよ、有料老人ホーム大手事業者が低価格帯の商品開発に打って出はじめた。新シリーズの開発や既存の価格設定の見直しを通じて、潜在する中間層マーケット=ボリュームゾーンの開拓に挑みつつある。
本特集では、こうした低価格ホーム開発の動きと事業ポイントを明らかにするとともに、この流れを支える入居者ニーズや高齢者住宅マーケットの価格動向についてレポートする。
一方で、低価格帯ホームの登場が浮き彫りにする課題点・問題点についても検討する。低価格帯とはいえ、「安かろう、悪かろう」に陥らないために、価格と質のバランスをどう図っていくかは、今後、目の肥えた団塊世代が入居の主流となっていくなかで事業者がもっとも留意すべき点の一つと考えるからだ。いまこそ、「安心」して暮らせる「低価格」ホームの供給に向け、新たなビジネスモデルの構築が求められている。
[マーケット動向]
■これからのシニア住宅マーケットの価格動向をどう読むか
──低価格化とセレクトプラン設定で、さらなる多様化へ
[ケーススタディ]
■中間層向け低価格帯に着目する先行企業の事業ポイント
──立地選定から施設内動線まで
[誌上講義]
■「月額費用10万円」を実現する高齢者住宅の事業構造の秘訣
エヌ・ビー・ラボ 代表取締役 清原 晃
[オピニオン]
■入居一時金の全廃は、中小事業者を経営危機に追い込む
ジョイライフ 代表取締役 西村 亮二氏
特別企画
小規模多機能と高齢者住宅の相乗効果を考える
──複合開発の事例から
[ケーススタディ]
■利用者の視点・ニーズに即したサービス提供を実現
レリエフ
■退院後の受け皿目指し医療法人が事業化 小規模多機能併設で安心を訴求
小規模多機能ホーム あずさ
■本体特養の地域分散を図り ケア付コミュニティを具現化
サポートセンター千手、サポートセンター摂田屋
[今月の話題]
■柏の葉キャンパスシティにおける未来都市モデルプロジェクトが始動
■「茶話本舗」の日本介護福祉グループ、
サービス付き高齢者向け住宅を直営展開へ
[CLOSE UP]
■銀木犀<鎌ヶ谷>(千葉県鎌ヶ谷市、シルバーウッド)
初の自社開発、坪50万円台、
檜フローリングを基調にした
モダンな空間デザイン──
低価格・高品質住宅を実現
■センチュリーテラス船橋(千葉県船橋市、
ミサワホーム東関東/やさしい手)
24時間巡回型訪問介護など
在宅サービスでのスキル活かし
高齢者住宅の運営受託事業の
積極拡大を図る
[新連載]
■シニアマーケットへの挑戦――異業種からの参入企業に訊く
第1回
サンケイビルウェルケア
代表取締役社長 舘野登志郎氏
シニア事業を3本目の柱としてシナジーを創出、
グループ全体での売上向上を目指す
[著者と語る]
■松岡 洋子氏(東京家政大学 特任講師)
[連載]
■高齢者の行動から考える環境・技術・ひと・数字
利久さんが語る特養「安定経営」のヒント
■介護保険の「虚」と「実」
制度をめぐる言説への一撃
■M&A仕掛け人が明かす
有料老人ホーム事業のウラ・オモテ
──事業収支のチェックポイント
キノシタライフ 取締役 福元均
DATA FILE:有料老人ホーム/高専賃/介護保険3施設
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