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| 月刊シニアビジネスマーケット 2009年11月号 | 定価：本体3,105円＋税 |
| ［特集］ 「小規模多機能」再発見！ 高齢者にやさしい複合住宅開発の試み 在宅を基本に、家族と高齢者本人の希望や心身状況によって、通い・泊まり・訪問・居住サービスを24時間365日提供する「小規模多機能」。単独施設としての採算性は厳しいとされるが、高専賃や有料老人ホームなど居住系を併設することで相乗効果を高めようとするケースが増えてきている。小規模多機能のメリットを活かしたビジネスモデル構築のヒントを各地に探った。 ［事業展望］ 小規模多機能型居宅介護サービスの役割と 事業構造からみた併設施設のあり方 山口健太郎 近畿大学理工学部建築学科 講師･博士（工学） ［事業性検証］ 住宅型有料老人ホームを併設した小規模多機能の事業収支の実際 井上博文 シンフォニーケア 常務取締役 ［ケーススタディ］ 1.特養併設 サテライト特養に小規模多機能を併設することで 在宅から施設へのスムーズな移行を実現 大畑の家（長野県上田市） 2.グループハウス併設 大震災後の「ケア付仮設住宅」のニーズを基に 家族会とともに築き上げた住宅＋小規模多機能 きらくえん倶楽部大枡町（兵庫県芦屋市） 3.グループホーム併設 重度の認知症高齢者にも「住み慣れた地域での生活」を提供 小山倶楽部（東京都品川区） 4.適合高専賃併設 オープン時の入居率89％の高専賃に併設された小規模多機能型居宅介護 ゆいま〜る伊川谷（神戸市西区） 5.有料老人ホーム併設 有料老人ホームとの戦略的な複合開発と自治体との 密接な連携が成功の鍵 舞浜倶楽部 新浦安フォーラム（千葉県浦安市） 6. 有料老人ホーム併設 家事援助のボランティから拡大、地域の要望受け、ケア付住宅を併設 風の丘（神奈川県伊勢原市） 7. 地域展開 柏･流山･松戸エリアを拠点に在宅･施設介護ネットワークを構築 マザアスホーム憩（千葉県柏市） ［緊急スポット］ 私はこうみる 民主党新政権 介護･医療政策への期待と注文 ［オピニオン］ 堤 修三氏（大阪大学大学院 教授） ■小泉内閣から続いた「無理な抑制策」を見直し、国民本位の制作遂行を 池田 省三氏（龍谷大学 教授） ■市町村との対話を通じた財政基盤と産業政策の確立が急務 中田 清氏（全国老人福祉施設協議会会長） ■マニフェストから伺える「現場視点」に期待 財源手当てに向け、建設的に提言していく 中辻 直行氏（社会福祉法人神戸福生会 理事長） ■日本の社会保障制度を確立したのは官僚、 「政治主導」の本質を見極めたい 橋本 俊明氏（メッセージ代表取締役会長･医学博士） ■国民生活を守る「社会民主主義」を前提に 企業間競争による市場活性化を 吉田 英二氏（前スギメディカル 取締役副社長） ■イコールフッティングに向けた規制緩和と 民間の「創意工夫」を活かす政策を ［今月の話題］ ■レビー小体型認知症への理解を深める講座プロジェクトが始動 ■ウェルネスサービスの提供拠点が都市ホテル内に誕生 ［CLOSE UP］ ■ネクサスコート青葉台 入居者の安全を守る看護･介護サービスと 居住性の高い快適空間が一元化したホームを構築 ランドネクサス ［連載］ ■社会保障改革をめぐって 堤教授の直言婉語 ■橋本会長の「ゆれるホンネ」 ──夢･経営･生きる価値── ■高齢者住宅の設備を検証する 「使える製品」「使えない製品」 ■同時進行ドキュメント 富家病院が挑む医療強化型高専賃 「メディカルホーム」ができるまで DATA FILE：有料老人ホーム／高専賃／介護保険3施設 News Navi |