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| 月刊シニアビジネスマーケット 2009年8月号 | 定価：本体3,105円＋税 |
| [特集] 医療法人がつくるシニア住宅 「専門特化」で安心の創造へ 医療法人のシニア住宅事業参入は、いまだ大きな流れにはなっていない。一方、医療機能を強化したシニア住宅で、好調な入居率を維持している例がみられる。母体である病院や診療所がバックアップし、在宅療養支援診療所や訪問看護事業所との連携を図るなど、商品価値の高い医療強化型のシニア住宅構築に挑戦。医療法人の専門性を活かし、人工透析、末期がん、認知症、リハビリなど、医療的処置を必要とする高齢者を明確に入居ターゲットとして位置づけ、入居者や家族のニーズをつかんでいるからだ。いまや、医療だけでなく、介護、生活支援、住宅事業までをカバーするほどに、医療法人の事業領域は拡大している。こうした追い風に乗りつつ、医療法人だからこそ提供できるシニア住宅を生み出したとき、競合事業者にとって本当の脅威となり、このマーケットを大きく変える存在となるだろう。 ［トップインタビュー］ 1.医療法人の立場から ■医療、介護、安心サポートサービスを装備した新たな高専賃を開発 富家隆樹氏 医療法人社団富家会 富家病院 理事長／医学博士 2.経営コンサルの視点から ■高専賃で儲けるな、医療と介護のマネジメントで収益化を図れ 清原 晃氏 エヌ・ビー・ラボ 代表取締役 ［ケーススタディ］ 1.透析対応 ■透析に注力する医療法人がシニア住宅においても安心を支える いきいき倶楽部館 大浜／緑陽館 2.リハビリ対応 ■「健康で長生き」願望のニーズを捉えるシニア住宅併設型のリハビリ施設 舎利寺リハビリテーションセンター ポシブル／アンリ茅ヶ崎 3.重度対応 ■病院に依存しない環境を構築し、入居者と医療法人相互にメリット シニアハウスみどりの丘／あんしんかん／ナーシングホームJAPAN 4.在療診付帯住宅 ■医療法人を創設し、高齢者住宅事業に参入 ナーシングホーム青山館／湘南真田メディケアセンター ［関連レポート／地域ネットワークの中での高齢者住宅］ ■在宅療養支援診療所を中核としたコンソーシアムを組み、団塊世代に対応 医療法人社団黎明会「リリーフホーム那須つつじ荘」 ［関連レポート／大手医療法人グループの高齢者住宅戦略］ ■安心の住まいの提供通じ、退院後の受け皿づくりを積極推進 医療法人徳洲会グループの取組み ［関連資料］ ■「在宅」診療報酬の基礎知識 ［サポート企業レポート］ 1. プラスPM ■医療法人の参入メリットを最大限活かす開設支援に注力 2. ゆう建築設計事務所 ■透析医療機関に求められるサービスとは── 継続的な治療に向けた安心の「住まい」の提案 ［今月の話題］ ■スプリンクラー、火災警報器など介護施設の防災対策が続々 ■改正薬事法でみえてきたドラッグストア生き残りの処方箋 ［CLOSE UP］ ■コンフォートヒルズ六甲 日本初、急性期病院との一体開発・運営による シニアレジデンスが神戸・六甲に開設 セコムフォートウエスト ［連載］ ■社会保障改革をめぐって 堤教授の直言婉語 ■橋本会長の「ゆれるホンネ」 ──夢・経営・生きる価値── ■高齢者住宅の設備を検証する 「使える製品」「使えない製品」 ■逆風下に攻める「元気」事業者に学べ 日本ヒューマンサポート DATA FILE：有料老人ホーム／高専賃／介護保険3施設 News Navi |