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月刊シニアビジネスマーケット 2009年7月号 |
定価:本体3,105円+税 |
[特集]
社福よ、殻を打ち破れ!
──ニーズと向き合う「経営力」とは
社会福祉法人の「経営力」が問われている。特に、要介護高齢者を支援する社会福祉法人は「1法人1施設」という脆弱な経営基盤の法人が半数以上を占めるとされ、国・自治体の財政難による補助金削減・一般財源化、低賃金で常態化した人材確保の難航、民間企業など営利法人の参入、多様化する高齢者住宅による利用者の選択指向の拡大、06年医療法改正による医療法人の台頭、国の施策=施設から在宅への流れなど、多くの危機的要因を抱えている。
いまこそ、従来の社会福祉法人の殻を破り、「経営力」に目覚め、いつ優遇税制という「大既得権」に大ナタが振るわれようとも営利法人と対等に渡り合える事業基盤を構築しなければならない。それこそが現代の社会福祉法人経営者に求められるミッションだ。
[インタビュー]
■「社会福祉法人の経営改革」
その課題と施策の方向性
厚生労働省 社会・援護局 福祉基盤課 課長補佐
内山 徹氏
■特養に対する国民の期待は大きい
地域ニーズに応える法人経営目指せ
公益社団法人 全国老人福祉施設協議会 会長
中田 清氏
■医療・介護の垣根を超えて
介護保険施設一本化の方向を見据える
社会福祉法人 平成記念会 理事長
武久 洋三氏
[社会福祉法人改革への施策]
■経営支援と改革を見越した事業にも着手
──東京都の取組み
[ケーススタディ]
1.社福の枠を超えた挑戦
高齢者が求める多様な住まい方に応える事業をいち早く提案・実践
新生会
2.地域深耕
経営刷新を重ね、消費者の目線で利用者満足を追求
生活クラブ
3. 医療と介護の連携
亀田総合病院を基盤に南房総地域で医療・介護・福祉のまちづくり
太陽会
4.全室個室への異論
社福としての理念に基づき、2人部屋で入居者ニーズに応える
東京栄和会
5. 活発化する都内進出
実績蓄えた地方の社会福祉法人が介護ニーズ高まる都市部へ攻勢
[DATA]
データでみる社会福祉法人と特養経営の実態
[特別企画]
環境配慮とコスト削減──
医療・介護事業の「省エネ」研究
[最新動向]
■「省エネ法」改正とシニア・ヘルスケア事業への影響
[注目システム研究]
東京都市サービス/大和リース/東邦レオ
[この人に聞く 編集長インタビュー]
■ヘルスケア事業と教育事業が好調に推移
今期以降、業績は回復に向かいます
ニチイ学館 代表取締役社長 寺田大輔氏
[今月の話題]
■団塊世代のケアシステム、25年までにどう構築するか
■「先導性」の評価基準は? 100件超の提案から選定へ
[CLOSE UP]
■ラポール三ツ沢
「参加型福祉」を掲げる生協立の社福が
団塊世代を視野に特養を開設
社会福祉法人いきいき福祉会
[連載]
■社会保障改革をめぐって
堤教授の直言婉語
■橋本会長の「ゆれるホンネ」
──夢・経営・生きる価値──
■高齢者住宅の設備を検証する
「使える製品」「使えない製品」
■逆風下に攻める「元気」事業者に学べ
らいふ
DATA FILE:有料老人ホーム/高専賃/介護保険3施設
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