■バックナンバー
■媒体概要
| 月刊プロパティマネジメント 2014年10月号 | 定価：本体3,200円＋税 |
＜特集＞
新規開発・リニューアル戦略成功のポイント
商業施設の開発／再生／活性化
最新プロジェクト＆成功事例
都心部でスタンダードな不動産が市場で枯渇するなか、投資資金は新規開発や地方都市のリテール、ヘルスケア、インフラなど、よりオペレーショナルな資産へ向かっている。
なかでも商業施設は比較的流動性と運営ノウハウの蓄積がある資産タイプ、老獪な「パートナー」との協調で好パフォーマンスを上げることが可能だ。
本特集では、最新プロジェクト＆成功事例を通して、商業施設の開発、再生、活性化を担う各種プレーヤーの顔ぶれを紹介する。
【OVERVIEW】
商業施設の開発・リニューアル、再生・活性化戦略
■商空間の価値再生、その本質から考える
――杉浦幸氏［CP Center］に聞く、
人が集まり愛される商業施設づくりのポイント
【VIEWPOINT】
地方商業施設という投資未開拓市場を掘り起こせ
■商業施設再生に向けた具体的シナリオを提示
投資妙味を付加し市場資金流入を促す
――東急リバブルが新サービスを開始
【INTERVIEW】
商業施設開発で最強のバリューチェーンを構築
■開発・運営から総合デベロッパーへ業態転換
商業・物流施設を中心に開発を積極化
――村田弘一 氏［三菱商事都市開発］に聞く、
投資商品として最適な商業施設づくり
【VIEWPOINT】
都心激戦区の陰に潜む飲食ビル開発のホットスポット
■都市型飲食ビルとNSCの二本柱で商業施設開発を積極化
――野村不動産が展開する都市型飲食ビル「GEMS」シリーズの勝算
商業施設投資運用「脱・デフレのレガシー」
■外資のアップサイド追求型投資にみる
インフレ環境下の商業施設運営の見方・考え方
――佐藤潔 氏［クリサス・リテール・トラスト］に聞く
【CASESTUDY】
■Kawaiiカルチャーの発信地・原宿の立地活かし
コアターゲットに特化した施設づくりで成功
CUTE CUBE HARAJUKU（東京）
三菱商事都市開発
■商業施設+公共施設でテナントにも一工夫
事業主は自治体、次世代の再生リニューアル案件
アミューあつぎ（神奈川）
東急不動産SCマネジメント
■尖ったテナント群の取り揃えが
地方の都市型消費に大きな活力もたらす
（仮称）熊本下通新天街NS共同ビル計画／VIORO
プライムプレイス
■佐世保駅前の新たな顔となる回遊型モール
周辺商店街と共生、エリア活性化図る
させぼ五番街（長崎）
丹青モールマネジメント
■さまざまな立地、期間、規模等の条件を読み解き、
バリューアップ（再生・活性化）を成功に導く
フォンテ秋田（秋田）／ニューポートひたちなかファッションクルーズ（茨城）
アステ川西（兵庫）／ビバシティ彦根（滋賀）
ジオ・アカマツ
【REPORT】
■総合型の私募REITは2015年1月に運用開始
機関・年金投資家の運用ニーズに的確に対応
住商リアルティ・マネジメント
■アジア向け不動産取引は大幅増
香港・台湾を中心に需要深耕を進める
野村不動産アーバンネット
■シンガポールの不動産大手に出資
アジアとのクロスボーダー取引拡大に力を入れる
東急リバブル
■投資家別売買動向から
REIT市場を考察する
山崎成人［REITアナリスト］
【HOT TOPICS】
◎ダイヤモンド・リアルティ・マンエジメントが
底地ファンドとメザニンファンドを新規組成
◎みずほ、地銀5行が医療・介護ファンドへ出資
地域経済活性化支援機構の「地域ヘルスケア産業支援ファンド」
◎オフィス賃料反転の目安となる空室率水準はエリアごとに異なる
三井住友トラスト基礎研究所の“自然空室率”調査
◎バンヤンツリーが新ブランド「カッシーア」を立ち上げ
ホテルレジデンス業態として日本進出を計画
◎世界のラグジュアリー住宅ランキング
――FROM N.Y.
【NEWS FOLDER】
・東京建物が高齢者向け住宅事業を拡大
介護サービス事業、有料老人ホーム事業にも参入
・地域経済活性化支援機構が、
第1号投資として知床グランドホテルへメザニンファイナンスを実施
・イデラが機関投資家と共同で
東京・天王洲の大型オフィスビルを取得
・アビリタス ホスピタリティが、
フォーシーズンズホテル京都の資産管理アドバイザリー業務を受託
・適格機関投資家限定の私募REIT情報
コミュニティサイト「JAPAN PRIVATE REIT.COM」がオープン
・トーセイが、上場REITへ再チャレンジ
「トーセイ・リート投資法人」を設立
・三幸エステートが、
HPの物件検索システムを全面リニューアル
・新日鉄興和不動産が、赤坂で大規模複合開発
竣工は2017年4月を予定
・三井住友トラスト基礎研が、
「不動産私募ファンドに関する実態調査」最新版を発表
・森トラストが、
ハドソンジャパンから目黒雅叙園などを取得
・ヒューリックが、
複合型住宅「豊洲シニアレジデンス」を取得
・大和ハウスグループが、
アクティブシニア層をターゲットとした新プロジェクトを開始
【連載】
■南一弘の街を行く
――美観地区の新たな展開（倉敷）
南一弘［ジャパン・アセット・アドバイザーズ］
■「寝る前に」考える授業
――要素すべてが変化していながら
全体として安定しているということ
岩内泡蓋
■チャイナ（上海）商業店舗賃料一覧
パシフィックスター・コンサルティング
■改めて考える商業店舗
中国市場参入の手引き
――中国の法人の形態と改正会社法
■商業施設リーシング・チャンス
――住宅地に接近する「Sebiro ＆ co.」
オンワード樫山が展開するスーツ路面店
小倉弘［クラウドプランニング］
■井出保夫の不動産金融レポート
――消費税増税後の景気に黄色信号点滅
実質GDP大幅減に
井出保夫［井出不動産金融研究所］
■法令ニュース
――美観地区の新たな展開
野間敬和［TMI総合法律事務所］
■J-REIT MONTHLY DATA FILE
藤浪容子［アイビー総研］
■From ULI
――移民投資家:新たな不動産資金源
トランズパシフィックエンタープライズ
■ブックレビュー